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創刊から既にもう第3号も発売間近、1/8 GT-R NISMO 情報。今更感のGGブログですが...

gtr-101 A
*************Some information on DeAGOSTINI's 1:8 GT-R NISMO


本日のお題は『週刊 NISSAN NISMO GT-R』...



NEW!(2018/09/19)
記事の終わりに追記の動画があります。...だからナニなんて言わずに読んで!!


モケイ音痴なデアゴ社が相も変わらず ”徹底再現” だとか ”組み立てることで理解が深まる” だとか殆ど営業会議の特産品のようなスットコドッコイなくらいに痺れる宣伝文句を連発してます本日のお題『週刊 NISSAN NISMO GT-R』...。なんですが実はそんなデアゴスティーニの営業マンも気にも留めないような造りのモケイでして。エンジンは上から見えることろだけを取り敢えずカタチにした”上げ底”、トランスミッションもひっくり返して見えるところだけパーツ化した上半分だけ存在のなんちゃって仕様です。でも、こんなモケイでも当時は日産から譲り受けた実車のCADデータを基にモデル化!なんてもてはやされていたもんなんです。『当時?』って...。つまりこのモケイは今から6年も前に製造・販売されたとある商品の焼き直し。既に日本市場から撤退したイーグルモスから創刊されてたパートワークモケイ『週刊 NISSAN R35 GT-R』を実車の日産GT-Rよろしくパーツのキャリーオーバーにて2017年版の最新NISMOバージョンへと昇華させたもの。

...てなことで出だし早々から今日は悪口になっちゃってますが、GGはこのイーグルモス版R35が好きでして。構成こそ実車同様なのに妙な形状のサス周りの部品だとかグラつくその組付け、閉まらないエンジンフードなんかの不備こそ存在してましたが(ってやっぱり悪口、アハハ)、設計者の「見えるところならきっちり造らせていただきます」って割り切った設計にとても好感が持てるんです。件の底上げエンジンも傍目でそれとは判からないばかりじゃなく、上げ底の”くせして” ホント、カッコイイ出来。コックピット内の設計は既出のインチキミッションパーツとは違い何処も彼処もが奇をてらわず真摯で真面目な良い造りに。設計者のセンスゆえ、6年経った今でも基本設計が通用出来るってのは実車のGT-R同様に素晴らしいこと、なんてGGは思ったりしますが。そんな設計思想が反映された今回 ”アップデート”されたNISMO仕様の各所パーツにも期待が持てる造りになってたりましす(てか、イーモス時代の不備具合ってちゃんと直してあるのでしょうか??)。

実は先日全国版になりましたコレをGGは「非公式」に製作してたりします(汗)。

そう言うことで出来の良いGT-R NISMOを非公式に製作するためGGが集めた動画とかあるんですが、折角ですしブログ更新のネタとしてそれらをご紹介しようかと思いまして。もっともホントのところはと言えば、ブラウザに『お気に入り』で保存するといつもあっちゃこっちゃのサブホルダーへ行方不明になるのがイヤで、いっそ自ブログ立てて関連情報をそこへひと纏めにしてみただけなんですが(爆)。

試験販売中の1/8 GT-R NISMOなら当ブログでも紹介してまして、それでよければどうぞ...。
 http://18modelblog.blog.fc2.com/blog-entry-140.html


先ずは、お決まりのデアゴスティーニのHP (https://deagostini.jp/gtr/)
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と、そこにリンクしてある「スタートアップDVD」の動画。

でもデアゴのムードたっぷりビデオなんかじゃモケイ製作の参考にはならんので

こんな動画を見つけました。...デアゴ 1/8 NISMOの現物完成品サンプルです。

これレジン試作品とかじゃなくて、恐らく実際に手にする商品と同様の仕様かと...

動画をアップして頂いた方ありがとうございます。デアゴHPの「さぁ買え! さぁ買え!」的な動画とは違って、こういうビデオからはありありとしたモケイの存在感や素材感が自然と伝わって来るので大好きです。それに試作品の思わせぶりな仕様じゃなくて、良きにつけ悪しきにつけ実際に手にすることになるモデルの出来栄えについてのヒントも分かりますし。で、GGが注目なのはクォーターウインドウ。通常自動車ってガラス内側から黒い縁の部分を塗装してますが、旧作イーグルモスのGT-Rの時はこのクォーターウインドウ、おもて側につや消し黒を塗装した仕上がりになってました。何故かと言うとこのモケイ、実はウインドウの透明パーツ裏側にネジ留め用のボスが設けてあるので裏塗装は面倒なんです。それでブラーゴ流に表面の平らな側へタンポ印刷でつや消し黒をベタ塗りという安直な手法でお茶を濁してあったワケですが、それが嫌いで。この完成品サンプルだとそこを手を掛け直してある! もしそうならばGG的には嬉しいかぎりですが果たして手元に届くパーツは如何ほどに、って、普通の人だと別にどうでも良かったりする内容の話ですが。ただし、本来ピカピカクリアコート仕上げなハズのリアウイングはこのサンプルではつや消しなんです何とかピカピカにしたい、ってこれも普通の人だと別にどうでも良かったりあるいは気付かないような内容なんでしょうけれど(汗)。

もっとも、そんなことより大抵の普通の人ならパートワークモケイのパーツの出来云々より、そもそもが今さらGT-Rなんぞを作くろう!とかって言われても、って感じですかね?(爆) 最強のNISMOなんて言われても、既にGT-Rのモケイなんてとっくの昔に作り飽きちゃったし、今さら作りたくなるような違いなんてあるの、てな意見もごもっともかと思われます。でコチラの動画を用意してみました。あの会社のお兄さん達がデアゴと正に同型のNISMOを例の調子で試乗レポートです。

ほらNISMO '17 ワォ、になって来ません? ディテールとか見たくないですか。

そんな方へはお勧めな下の動画。NISMOの内外装の材質感までバッチリです。

ドライカーボンのつや消し感や、それにアルカンターラ仕様のダッシュやルーフの室内。モケイ製作に凝ってみたくなりそう。どうです、リアウイングが素敵すぎ。

実はこのGT-R NISMOは動画のユーチューバー氏がレンタル(!)されたもの。それで、下記がそのGT-Rを貸してくれる会社。6時間で4マン8セン円ですって。
これなら1日中張り付いて、GT-R NISMO MY2017のディテールを隅々まで観察可能。パーフェクトな1/8 モケイを作りたいって方には是非ともお勧めです!!
...勿論、走行も出来ますけど(笑)。

”乗ってみたい”に出会えるカーシェアリングアプリAnyca(エニカ)
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https://anyca.net/car/22315、個人間カーシェアサービスってことですが。

いやいや、モケイ作るだけですから実車までは(笑)って方には創刊号のパーツ一式を組み立てたサンプル、要するにGT-R NISMOのフロントバンパー完成品をご覧いただくのが良いかも。今回デアゴスティーニはまるまる創刊号を組み立てた実商品サンプルを書店に展示する作戦に出てまして、都内でもそんな書店がいくつかあるんですね。なんたってNISMO、白・黒に赤いラインが入ったバンパーだけで存分な魅力を放ちます。百聞は一見に何とか、箱の中のばらばらな部品をああだこうだとブリスターパック越しに眺めていたっていつまで経っても埒が明かないでしょ(って埒って何よ)。取り敢えずGGが知ってるところだと東京メトロ赤坂駅の出口すぐ傍の文教堂赤坂店(03-5573-4321)さん。何故か奥のクルマ雑誌コーナーに紛れて該当のサンプルが展示してありましたが今回はいつものメインの場所には商品を置いてくれないの? いや、もしかしたらGGみたいなオタクがじっくりと手に取って現物を観察出来るように人目に付かない所に置いた書店のご配慮なのかも。そういう状況ですからカーボン柄の具合やボディ塗装のパール色なんかもよくよくチェック出来ますよ(汗)、まだ迷ってるようなら是非観るべし。


♪追記 (Sep 19th, 2018 ← 日本語で書けって)♪


実は... 日産グローバルギャラリーに今回のテーマ、デアゴスティーニの『週刊 NISSAN NISMO GT-R』の完成品がナント展示してあると言うじゃないですか! 横浜の日産本社ギャラリぃ~?そんなところへ今からGG工作員を忍び込ませる余裕なんて無いし。仕方ない、アレやるか? でGG自ら行って撮ってきました。



行ってくるのはワケないのですが、撮ってくる方が。てな具合のGG、YouTube 初投稿が上の動画。受付嬢からの熱い応援をズキズキ背中で感じる中、都合3テイクも撮り直し(笑)てたりしてますが、どうでしょう? ワタチもこれでユーチューバー、笑うなって! 誰でも初めてってあるんだから、とか言いながらオレの人生、あと幾つくらいこんな初モノを体験出来るチャンスが残っているのやら(汗)。

取り敢えず画像、じゃなくて完成品の出来はご覧の通り(ん?)。でも時折実車なの??って気しません。車の配色がモケイ映えし堂々としててイイ感じでした、と、

気、になるモノも見えて気ました。

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※実際の仕様と...、て!?

6連のデイライトは健在なのか? 今回も”輪”でなくやっぱりテールランプは”点”?
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ナンバー灯はしっかり形あるナ。窓開閉は良、でもキズは付くけど。(@A@)

パートワークマガジンって、平気でウソつくでしょ? スタートアップDVDで渋い声のお兄さんの紹介するギミックが実際の動作と違ってるなんてちょろいちょろい。ご自慢(していたでしょ?)のギミックがいざ該当号の配布が来るとしれ~っと跡形もなく消えてるのが一流パートワークマガジンの証。ア〇ットなんか始めようなら、今度はナニが来るのかなぁ~なんてワクワクしてる自分が楽しくて。だからパートワークは辞めることが出来ません(ウソ)。そもそもが旧イーグルモス 1/8 GT-Rのパーツ流用企画のこのNISMO、今回の展示は実際の完成品としてではありましたケド、流用次第で製作コストはいくらでもセーブ出来るワケですから、出来は流用と更新の狭間の設計者の良心次第、微妙な位置に立つモケイです。



と言うことで、今回の『週刊 NISSAN NISMO GT-R』関連の情報ネタは以上。ネットで探せば今ならデアゴ NISMOの製作動画なんかもいくつか出て来ますので、ご興味のある方はそちらもどうぞ。だってGGの1/8 NISMO製作は非公式ですから、このブログで製作記事を紹介する予定はありませんので。そうそう、イーグルモス時代のR35 GT-R製作記事や同動画もまだ巷に残ってますね。

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そうそう、リアウインドウ越しに覗くシート背面のカーボン模様もソソられます!!


そんな感じで、では、では。また。



関連記事

週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編 GG流 1/8 モデル、塗装とツヤ出しのあれこれ【多分永久保存版(笑)】...の朝の部

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****LaFerrari 1/8; GG's methods of paint and polish for large models

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*****************それを言うのなら 忘れ ”られた” 頃にでしょ(爆)

久々それも相当に(汗)、戻ってまいりましたアシェット 1/8のお話。GG製作中のラ フェラーリ、お色直し版リニューアル カラーバージョン、その名も...!!!
『アシェット 1/8 ラ フェラーリ・GG ブラックバージョン (まんまかいな!)』
...は、こんなのでした。(何、覚えてないって??)
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...が他に、こんな事や (イモリ調カラーリング Ver.↓ 爆)
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...こんな事して遊んでます (変身戦隊モノ劇中車 風カラーリング Ver.↓ 爆爆)。
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と申しますのも、今回は塗装方法の確立とコンパウンドの練習が主たる目的。一応それらは今回で達成と言うことで、ボディの塗装についてはここで一旦お休み。それで塗り事については今は特にやることもなくGGヒマを持て余してします(汗)。

本来はこんなチンドン屋さん仕様じゃなくて、全身に漆黒を纏いとことん磨き込まれたブラックビューティな1/8 ラ フェラーリをそろそろご紹介しないと皆さまから袋叩きに合いそうなGGですが(大汗)、喩えて言えは黒はデリケートなオヤジ心のようにいともた易くキズがついてしまうから、そんな色を今から全塗装なんてしてたら完成時には多分ギタギタ。そもそもは今回の塗装、GGの「自己流塗装」でもアシェット ラ フェラーリをリペイント出来るのか?の実証実験のつもりでしたので、余りものの予備パーツ(=不具合を買い直した際の残り)に塗装したフロントボディのチリ具合や平滑度はともかく、途中、ボディー色が黄色から黒へ変わる ”ちょっとした” アクシデントを始めとする多彩な失敗を重ねつつも(汗)、一応は塗装方法の確立は出来たもの、として、暫くの間ボディの塗装事からは離れる予定でおります。てか、中身も作らないといけないことを忘れてました(爆)。

で、次回の塗装再開はいつ? 相変わらずモデル制作とブログ更新が遅い、と言うかどちらも何もしてないんじゃねーの?疑惑が持たれてる昨今のGGのこと、こんな感じだと次回の塗装もいつになるのやら。今日より明日はまた一歩確実に老いてるハズの自分(の歳)、ヘタをすれば今さっき確立したばっかりの塗装法もいつの間にかに忘れかねない、そういうことなので自分自身へのメモも兼ねて(笑、笑えないか) 塗装と光沢出しについてのGGの知ってる事と言うかやってる事を一気にまとめてみようと思い立った次第です、前述のとおり失敗談はネタに事欠くこともないし(汗)。まぁそれでも 1/8スケール限定ですし、そうそう世の中に貢献出来そうにもない『自己流』な内容ですけれど。ただし責任編集の月刊プラモ雑誌に書かれている類の記事ならいざ知らず、GGの趣味ブログなどに載ってる”笑撃的” テクニックなんぞをついマネしたばかりに... なんてことになってしまっても誠に申し訳ない。そういうことで、ここはひとつ ”お笑いネタのつもり” としてお読みいただけますようお願い激しく申し上げます(汗)。

「興味がないこともないけど、1/8 ダイキャストモケイの塗装って大変そう...」
大抵の皆さんはそう思われてませんか? 大抵の皆さん!それって正解、大正解です(汗)。もうめちゃ大変。特に1/24 プラモに作り馴れて来られた方だといろいろと事情も異なってて困惑することも多いかと思います。興味はあるけど実際にやってみるのはどうかと?そういう方もいらっしゃると思いますので、GGからのとっておきのアドバイスですが... こんなことはムリにやらん方がいいです(爆)。そもそも週刊ものパートワークモケイってのは ”誰でもドライバー1本で簡単に” のコンセプト。モケイに手慣れた人でもうぅっと面倒に思える作業や場合によってはアホ臭く感じるかもしれない工程も既に配布前に済ませてあって、このように舞台のお膳立てが何もかも整えてあるから、後はドライバー1本で誰しもが大作・総額20万円の大型金属製モケイ製作の「主役」を演じることを楽しめるワケで、この大役を演じる満足感こそ従来のプラモデル屋で売っているモケイ製作との違いであり、この手の高額大型モケイ商売の根源を成すところだとも思います。それでも中には、ドライバー1本ってのも悪くはないけど、完成後に思い出せることってネジがきつかったとかネジ穴が見つけ難くてとか、毎週毎週ひたすらネジを締めていたことだけのような(汗)。出来れば今度はいつものプラモみたいに自分の好みで色々と手を染めてオリジナルのパートワークモケイを完成させてみたい、モデラーの心得があるとそんなことも思ったりと。ただし、これは金属モケイ、折角のお膳立てしてくれた舞台裏の作業まで今さらワザワザ自身で、やる、やり直す、となると普段のプラモデル作りの人生なら遭遇しなくても済んだのに、てなことにいっぱい直面いたします。これまたプラモデル屋で売っているプラモとパートワークものとの違いなのですが、その違いが実際にはあまり知られてないようで。同じくモケイ作りとは言っても、ダイキャストモケイでは塗装工程ひとつをとっても、なるほど手間いらずを優先に考えられた、よりホビー性に富む今日のプラモデル達と比べると、素材の違いから始まり、使用塗料、用具、作業環境、パーツの重さ(笑)と、異なることがいっぱいの混乱の極み。プラモ趣味の延長などと考えるよりはいっそ小バイクいじりくらいの心構えで居た方がいいような、そんな”モケイ世界”だったりいたします。確かに唯一無二、自分だけのオリジナルの1/8が手に出来うる機会でもありますが、ダイキャストモデルの再塗装はその第一歩と言うにはあまりにも危険な入り口(汗)、でもあったりもいたします。そんな入り口をGG流ではございますが、もしよろしければご案内いたします、けど、さて、...いかがなさいますか??


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朝の部

♪...それでははじまり、はじまり(汗)♪


そもそも塗装とは何なのか...? 塗装とはプラスチックやダイキャスト、あるいはレジンその他の素材から出来ているモケイに、実物と同じ素材感を附与するための”機会”、GGはそう考えます。折角のそういうチャンスであるからには、塗装の際には『質感』、これを何よりも最重要視して仕上げることを心掛けております。

あれれ、またまた、そうなの? 本当はツヤなんでしょ? 「GGは光沢オタク...」
巷ではそんなことも囁かれているようなのですが(この前、自分からそう言ってたろ!)、大切なのは質感の方。言ってしまえば光沢だって ”質感のバリエーション” のひとつに過ぎないんです。実物の光沢が如何なるものかを見て(あるいは考えて)同様の光沢感をモケイの塗装面に与える、それによってモケイの『らしさ』を高めるワケです。もし、ただ単に「光沢」が欲しいだけならば、ワックスなりボディコート剤の類でも塗ってあげればボディはピカピカですし、磨きキズもこの方が労せずして消せますから断然お手軽です。けれども、ボディ塗面の仕上がり具合はそれだと「光沢剤」調になっちゃって必ずしも質感を再現していると言い切れない。それでは折角のラージスケールモデルがあまりにももったいない! 1/8 スケールモデルの利点は、塗料や塗装方法に変化を付けるとそれが分かりやすくモデルに反映する、つまりよりリアルに仕上がる可能性を持っていることなんです。物体は大きい程、物理的な影響を受け易くなる。 ホント楽しくなるくらいに微妙な差が出るから、塗装の質感や光沢具合も色々と考えてみたらって、勧めたいほどです。かと言って周囲の状況などにも敏感で、ディスプレイ環境があまりに安っぽかったりすると狙った”色の質感”も出なかったりと。ここでも”物体は大きい程物理的な影響を受け易い” 悪しきにつけであってもということですが。こんな感じでラージスケールモデルならでは、楽しく頭を悩ますことも出来ます。なので1/24と同じ仕立てで作ってたらホントもったいない、そんな 1/8 スケールのボディ塗装です。

使う塗料は実車の市販タッチアップ用、ソフト99もしくはホルツのものです。
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後の説明もこれらの実車用やまたは工業用塗料を使うことが基本となってます。

で、そんな1/8塗装でGGが用いるのは一般のモケイ用ではなく、質感の再現のため仕上がりに”らしさ”が出せる実車用の自動車用塗料。これ、例えばソリッド色では塗膜の厚みとか磨き出した際の光沢の雰囲気だとかがとてもいい感じなんですって元々自動車塗料なんで仕上がりが自動車っぽいのも当たり前、なんですけれど。使う塗料は実車の市販タッチアップ用、ソフト99もしくはホルツ...先日の1/8 ラ フェラーリの色補修で紹介してたアレです。Amazonでの実売価格は\500円程度、大抵の日本車の色なら揃うと思いますが、但しフェラーリ色となると特注なのでソフト99のHPからの注文で通常定価の倍くらいの値段になります。もちろん 1本でモケイ全体が塗れるワケありません。うっ高額~、それでも幾らかかっても GGのフェラーリは ”この色”で、って心に決めた色があったんですが、あぁ残念

その残念な”この色” ...世界に1台の本物の『GIALLO MODENA』(但し日本製塗料ですけど-汗々)で塗装されたアシェット1/8 ラ フェラーリを製作する計画...
世の自動車の塗装色は皆、番号(カラーコード)で管理されてまして、のカラーコードは4305。実車をお持ちでないGGさんは、確認にネットで拾った番号を片っぱしからソフト99のHPへ入力しまくりましたので、S99の社員さんからはGGがさぞ多数のフェラーリを所有するオーナーだと思われたことでしょう。思えばあの頃がGGのモケイ人生の華...。特注色は3本購入いたしておりましたが既に最初の 1本でご存じのとおり塗装計画は破綻。今、手元には用途未定の残りのボトルが...。一体コレどうしましょう? 悩める似非フェラーリオーナーのGGでした。

1週間で届いた特注色セット。ただしエアタッチってモケイ用ではないですよ。
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この量でバンパーとFフェンダー片方くらいは塗れたかと思います(=忘れた-汗)。

ただ特注でもフェラーリ全ての色には対応してません。ざっとチェックしたら...
ROSSO CORSA (322)    
ROSSO FIORANO MICA (321)
GRIGIO TITANIO MET (3238)
BLU TOUR DE FRANCE MET (522)
...なんかは対応可能色でした。 ※(  )内はカラーコード

”ferrari color code”で画索↓こんな表も出てきます。2004年?ちょっと古いか
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ただしフェラーリには限らず、ですが実車と同じだからってその気でメタリック系を塗装しても金属粒子の大きさがスケール感に合わないと却ってカッコ悪くなりかねないので要注意。メタリックカラーの粒子は大きさ(と、あるいは形も?)が色によってまちまちですから、どんなスケールでも違和感が生じない色もあれば、1/1 以外では使用出来ない(とGG的に思う)ものもあります。それと、フェラーリに限っての話だと、ロッソコルサなんて憧れの色なんかで塗装しても、微妙な赤色って見分けが付き難いもの。注釈でも入れとかなきゃ普通に赤ですから傍からでは分かってもらえない。ヘタすると自分自身でさえそのことに自信が持てなくなる、そんな赤色。なので、自己マンの世界にすらなりません(悲)。そういうことならば半額で購入出来るRX-7の色(ちょい明るい発色が強めな赤)でも塗った方が演出的にはこっちの方がロッソコルサ”らしさ”が出せるからよっぽどよいかと思いますよ。

さぁS99社のHP↓からメーカー名と番号を入れて希望の色を作ってもらおうぜ!
もちろんフェラーリ以外の色だって出来ますヨ。
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スプレー缶も作ってくれますが”GG流”では筆塗りタイプを購入。それをシンナー(GGは、Mr.カラーうすめ液)で希釈してエアブラシにてボディ塗装してます。

調色可能な色は然程多くありませんが、中には通っぽい(?)色があったりします。
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No 524 は AZZURRO CALIFORNIA MET、まんまクルマな色!Bene デス。


ではさて、ここからいよいよ塗装実技の話になります!

実技に際して、何よりもまず先にGGが皆さんに知ってもらいたいと思うことが、パートワークの1/8 モデルのボディ。...実はダイキャスト製なんですよ、ハイ。


♪...ハァ?♪


『1/8 モデルのボディはダイキャスト製』そんなことを今さらなんでと思うでしょ? でもそれが全ての始まりであるからです。それは、それは...そもそもモデラーの皆々さんって ”プラ” モデラーさんであって”モク” モデラーさんでも ”カナ” モデラーさんでもないのですが、そのことをハッキリと自覚していらっしゃる方って事の外少ないのではないかと。それだけならまだしも、木製模型や金属模型なんかは一般のモケイ店ではまず売ってないから業界的にも「モケイ用品」といえば当たり前的にプラスチック製モケイの用途のものを指しているのですが、ショップの店員さんでそんなことを日頃から自覚してる人ってそういないでしょう。そう言うことで要するに、モデラーさんが皆、”プラ” モデラーであるのと全く同じ理由で街のモケイ屋さんも皆、”プラ” モケイ店であって、そこには需要と供給が釣り合っていて世の中めでたしめでたし...なのですが。なのですが、時たまプラスチックで出来たモケイから外れようなんてことになると、そこからめでたくないことが始まります。どうもモデラーたるもの『モケイ』と呼ばれるからには、それがダイキャストで出来ていようとも、やはり”モケイ作り”には不可欠であらゆるものが揃ってるいつものモケイ屋さんにて必要品を購入してきてしまいます。あらゆるとは言っても ”あらゆるのプラモデル用の品”しか置いてないんですが、実際は。「金属への塗装なら先ずプライマー」だってさ、とクレオスなどの商品をそういったお店で購入されても、実のところ 1/8 スケールのハードユースなボディには使えるような類のものでもありません。それらは可動とかも無いお手を触れないこと前提の 1g にも満たない極小エッチングワイパーなんかの塗装のためのもの。エッチングは ”プラモデル”メーカーが声高らか言うとおり、確かに『金属』ですけどここでの登場理由は薄さや材質感だとかでプラ材に出来ないことをやらせるための代替品であり、また加えてマルチマテリアルと謳いちょっぴり制作を難しくさせてその厄介さを「楽しんで」もらおうとする ”プラモデル” メーカー側の企画品という位置づけものですので。「すみません、金属パーツ(ダイキャスト・1/8)の塗装をしたいのですが?」「はい、金属パーツ(エッチング?1/24?)ですね? それでしたら、こちらにございますクレオスの...」って館内放送通りの親切丁寧な説明で却って話がちぐはぐになるより、だったら「オイオイ、ウチはお前らダイキャストモデラーなんぞが出入りする様な処ではネー !!」とでも言ってくだされば...。

プラモ用スプレー塗料がダイキャスト部品にも”それなり”に吹けることで話がいっそう混乱してしまうのですが、実のところプラモ用の塗料はプラモデル以外には使えないものでして、何もこれはダイキャストに限ってでなく(!)その他のプラスチックに使用した場合でも(!!)、実使用に耐えるだけの塗料の食い付きは保障出来ないのです。つまりこれらの塗料は皆 ”プラ”モデル用であってもプラスチック用ではないのです。ん??...つまり私たちモデラーの中では絶対信仰的な存在であるプラスチックモケイ用のプラスチック。ポリスチレン(英)あるいはスチロール(独)という実は ”本名” を持っているその素材は、数十種類もある『プラスチック=石油化合物』の中の一つの”種”で、その素材的特色は良好な溶融具合や着色応用性、耐衝撃、成形時の寸法に狂いが生じにくいことなど、まぁほとんどプラモパーツ製造のためにあるような素材でして、そんな優れた適性とは引き換えに耐性には著しく劣る材料でもあります。もちろんプラモの完成品は炎天下なんかにディスプレイもしなけりゃ派手に障害物とぶつけ合うこともありませんから使用される環境下にさえ適合してれば十分。一般工業的な基準の目からすれば相当に”ひ弱”な素材になりますが、だからってモデラー以外に誰かが困ったりするワケでもありませんし。そう言うことですので当然プラモデルの周辺用具もまた、そんな素材へでも問題なく応用出来るように作られてます。カラー塗料やプライマー、パテもそういうこと。ほらプラモ接着剤だってそうでしょ? プラモ以外で何か役に立ったことってありますか。皆、相当に「マイルドな」効き目で作られてますので、だからそれらをタフこのうえない金属のパーツ表面なんかに使えば、マスキングテープの一発で塗料を持っていかれることも簡単に起こりうるワケです。そう言うことで、だからモケイ店へは行かずにダイキャストパーツ用途の品ならば工業用途や実車用などで探した方が吉と言うことなんです。考えてみればプラモデルの塗料って、プラモデルのパーツ表面ですら侵すことが出来ないんですよ、でしょ?

だた逆の場合だと、これはちょっとヤバイ。つまり『プラスチック用途』と書かれたアクリル塗料やウレタンの塗料があったとしても、それらが置かれているのが自動車用品コーナーだったら、プラモデルに使ってはいけません。上記しました通り一様に「プラスチック」という通り名で呼ばれてるソレは、実に30種以上に及ぶ用途別の”種族”が存在し、ここで言うところのプラスチックとは ”プラ” モデラーに馴染みの深い『あの』プラではなく、そこまでいちいち詳しいことは書かれていなくとも、そんじょそこらの溶剤ではびくともしないような高耐性の工業用プラスチックのことを指してます。だからそんな「プラ違いのプラ用途」の塗料なんかを、もしプラモデルのか弱いパーツへダイレクトに塗っちゃったりするとかなりマズイことが起きます。記載用途や外観が同じような商品に見えてもタミヤ製なんかとは中身の成分は一緒じゃありません。ですので量が多いからって自動車用カラー塗料をプラモ用のお買い得代替品などと思ったりはしないでくださいませ。
裏ワザ的な使い方なので、ことさらに自己責任でのお願いですが、実車用塗料をどうしても、ってプラモに使いたいのであれば、プラモデル用のサーフェイサー(カラー塗料じゃなく)で一旦プラモパーツを塗装(覆い包む)してしまうと、自動車用塗料でもプラモパーツを侵しにくくなります。ただし実車の色は1/1サイズ、つまり広い面積で塗装され強い光エネルギーを受けた際の条件下にて有効に見えるよう発色が調整されてますから、1/24の小面積ではゆえにそれが暗く映ることもありますのでご注意を、ってダイキャストの塗装なんかよりこんなプラモネタの話題の方が、よっぽど世の人のために役立つんだろうなぁ...。浮かばれない 1/8 モデラーのGGなのでした(汗)。

今、気が付いたんですが... さっきからちっとも実践的な話になっていません。


♪それなら先ずは下地塗装なんですが...♪


それではあらためて金属ボディの塗装について(汗)。上記で書いたとおり塗料は実車用ないし工業用のつまりは金属材向けの塗料を使います。で、金属塗装は先ずは下地作りから。こういうところが”素のまま”で塗装を行うことが出来るプラモなんかとの違うところ。下地? 何だそれ? 俺はボディに色が塗りたいだけなんよ、なんでプラモみたいに行かないのさ? そう思われる方もいらっしゃることでしょうが、ここはひとつ、今まで下地作りが不要で製作されてきたプラモデルの方が実は画期的だったんだって思ってはいただけないでしょうか? 一般素材的には下地を作ることの方が普通で、しかもそれはもの凄く大切だったりもします。プラモデラーの間でも一部では塗装の前にはサーフェイサーで下地処理をするべきか?いや否か?と、熱い議論を戦わせたりもされるようですが、戦えるってのは要するに、どちらでもそれって可能ってことでしょ、つまり個人的な仕上がりの好みがどうのこうのの話ですから。で、そんな記事を日頃何気に目にしてたりするものだから、同じ『モケイ』であるダイキャストであっても、どうせ下地の必要性なんてものはそれに多分ちょっと毛が生えたくらいなもんか?と思われていそうな。実のところダイキャストにとってのそれは、好みの云々なんかの話ではなく絶対的条件なんですケド。プラモってホント画期的なモケイ商品だと思います。日々の弛まぬタミヤさんやバンダイさんをはじめ業界皆様の屈指の努力の成果でもありますが、ホビーに特化したプラスチック製モケイ、つまりプラモデルはよりモケイ作りを素直に楽しんでもらえるよう、素材にしろ製造技術にしろはたまた周辺商品にしろ、いろいろと進んでるって感心します。それに比べ金属モケイや木製モケイときたら、まるで原始時代から時間が止まったまま。ガンプラがもし ”ガン金属モケイ” だったら皆さんはきっと卒倒しちゃうでしょう。でも本当は、そんなあたり前過ぎちゃってるプラモの方が実は特殊だったりします。プラモに出来ることって、結局のところプラモにしか出来ないことが多いんですよ、たとえば無塗装製作とか。実際のクルマがホワイトボディ(未塗装の車体)のままで街中を走っているってことはないでしょ。もちろん塗装をしないとボディには色も着かないけど、それだけじゃなく金属肌を露出させたままでいると空気に触れて表面は酸化して曇ってしまいますし、雨風に晒されは腐食が進み、質が高くない鉄などはあっという間に錆びて真っ赤、それが金属です。金属は意外にあっけない素材なんです。型から出しらそのまんまでOK、そんなことが可能なプラモデル素材イケてるでしょ? 金属は「オレさぁ、塗装が苦手だし、だから成型色のままでもイイや」ってなワケにいかないんです。

ダイキャスト塗装の際に先述の自動車用タッチアップ塗料の他にGGが使うのが...
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左のプラサフと右のクリア。クリアコートは色に応じて使用を使い分けています。

で、手間ではありますが絶対必要な下地形成に行うのがプライマーとサーフェイサーによる 2大処理。具体的に言うと、塗料の密着性を高める「プライマー処理」と、ダイキャストの粗い表面を整える「サーフェイサー処理」です。手間と言ってもこれだけでなんですが、それでも多分にモデラーの日常性を超えているようで親身に必要性を感じてもらえません(汗)。密着性だとか粗い表面だとかと一体何を言っているのか、とご理解をいただくことが難しい様なのです。そりゃそうです、手垢でもハデに付いてなきゃプラモデルはいつだって塗料はパーツにのるでしょうし、何の面識もなく ”素” のままの荒れ放題なダイキャストパーツの表面をお見せしたら、これ不良品ですか?? 塗装なんかよりパーツの交換請求が先じゃないの?と勘違いされてもGGには笑えません。出来の良すぎるプラスチック素材に慣れてしまった現代のモケイ感覚からでは、ダイキャスト天動説みたいなことに思えるのかも。もしダイキャスト塗装に上達の秘訣があるとするならば、その第一歩は然るに、これら劣素材に対しての正しい理解、それと、なんだコリャ?を素直に受け入れる気持ち(汗)なのではないかと、GGは本気で思うのです。マジで。

それで、GGが下地作りに欠かすことの出来ない材料を紹介いたします。ロックペイント社のプラサフ、商品名『プラサフグレー』です。”Primer Surfacer” 通称プラサフとは読んで字の如く「プライマー」と「サーフェイサー」の機能が一緒になったもので、下地作りの”2大処理”をこれ1本で行える商品。中でもロックペイントのプラサフは下地形成に納得の高性能ぶりを発揮してくれますのでGGのお気に入りです。お気に入りです、なんですが、さらにGGにはもう一段、強力な”天然”のプラサフも使うのです...その話を少々。GGはダイキャストボディを再塗装する際には元の塗装は剥がさないんです。実は、剥がさないこの元の塗装というのがGG言うところの強力なもう一つのプラサフだったりするんです。日頃のプラモ作りからの流れからか、既に塗られた塗料ってものは剥がすのがやっぱスジだろう?と思う方もなんとなくいらっしゃるようですが、もしかして? 頭に思い描いていらっしゃるのって、塗装を剥がすと出てくるであろうプラモパーツと遜色のない綺麗で滑らかな金属ボディじゃないですか。ダイキャストモデルのボディカラーって、皆さまももうお馴染みの、劣素材(笑)へ施された塗料ですから予想以上に頑固ですよ。剥離しようとするとホント大変なんです、これが。で、やっとの思いでどうにか塗装を剥がしてみると苦労の果てに自分が厄介なことをしてしまった事実を知って...愕然とします。モケイだったらモケイらしく、無塗装状態だって美肌なパーツなのが当たり前なんじゃないか? なーんていつものプラモ同様な素材肌が出てくると思っていると全く異なる ”結末” が目の前に。あらわれいでたのは金属の塊そのものみたいな荒れた表面をもつパーツ。そんなダイキャストのボディの正体を初めて知り、こんなのウソだろ!、と、まるで『猿の惑星』(1968年)のエンディングみたいな気持ちになることと思いますが、そこで見たモノが真実の姿です(痛)。覚えてます? 塗装を剥がす前のそのダイキャストボディって、仮にパーツにヘタクソな塗装が施されてあったとしても(汗)、それでもスムーズなそれなりの表面を持っていたでしょ。つまり、曲がりなりにも金属用塗装がされたパーツなら未塗装の素の金属肌状態よりはずーっと上等に仕上がっていたということです。それを全て剥がしてしまった今、単に色が塗りたいだけだったのに、今度は荒れたパーツ肌の修正までやり始めなければならない状況になってしまったのです...。

なんて事か... これは俺たちの地肌だったんだ? 今のいままで分からずに...(嘆)。

ダイキャストどもめ(怒)! 皆地獄へ落ちろ。 モデラーCH氏は真実を知るのでした

別の色に再塗装するにも、GGが元塗装を剥離もせずにそのまま残して置くのは、そのずーっと上等に仕上がっていたオリジナル塗装面をプラサフに見立て、それをパーツの下地を作りにと ”拝借” するからです。さてはGG、剥離を面倒くさがった末にまたいつもの手抜きか !? と思われてるかもしれませんが今回は違うのです、本当だってば !! 結果的に完成への近道にもなりますが(笑)、仕上がりの点でもこちらの方がずっと良くなるんですよ。元塗装というのは超粗いダイキャストの表面を事実上パテ埋めをしてくれていて、またそれは焼付塗装=熱重合という方法で金属面に強固に塗装されてるからちょっとやそっとの衝撃では欠けたりはがれたりなどはしない、だからこれ以上に望めないくらいベストなサーフェイサーとプライマーになってたりするんです(焼付塗装って? 説明は後程)。てか、プラモだったらお店から買ってきて、箱を開けたらいつだって好みの色でボディ塗装して終わりなのに、ダイキャストモケイは、先ず下地を作ってだのなんだの、そこへまで行くのでさえもこんなに遠い遠い道のり。元の塗装なんかを完全剥離させてまたゼロからあらためてダイキャストの下地作りなんて、そんなことしてたら好みのボディカラーを塗装するのの前に、下地の出来の良し悪しまで面倒は見なきゃならないし...もう大変なことになってしまいます。作業数が多いってのはただ単にミスをする機会を増やしてるだけ、そんなことよりあれやこれやいろいろと手抜きすることを考えた方がよーっぽどイイ仕上がりのモケイが作れますよ (爆・爆・爆)。

GGは元塗装をパテに見立て、鋭角でより平滑なボディ下地に仕上げていきます。
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そうそう、序文のとおり進捗がありませんので昔の写真の乱用です。ご勘弁を(汗)
ボディパネル再塗装用の下地造形ために、都合のいいところだけを削って...
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都合のいいところだけ残す、元塗装を下地材として使っているのが分かります?

と言うことで、元塗装を残すGGいつものダイキャスト塗装の下地作りの方法を解説いたします。前途のとおりGG流では元塗装は剥離をせずにその上から紙ヤスリで表面を均し整えて新塗装用のボディ下地を作ります。要するに配布されるオリジナルの塗装済みボディパーツって、GG的には金属肌馴らしでサーフェイサーとプライマー工程の2大下ごしらえが終えられている部品を供給されているようなもので、それを受け取りそこで最終的な下地仕上げの処理を施してるワケです。GGフェラーリの場合はさらに金属パテは併用するわ塗装面はガンガン削るわ、と写真のとおりパーツ表面も哀れな状況になっていますが、普通にボディ形状は特にいじらず塗装だけを塗り替えるのであれば、多少の金属肌の露出は気にせず、1000~1500辺りの番手の紙ヤスリを使い旧塗装表面を均等に均し下地面を作ります。尚、このヤスリ掛けはこの後に塗布するプラサフ塗料が旧塗装面へしっかりと乗るための塗面の足付けも担ってますので、元々塗装が整っている表面であっても一様に全面パーツのヤスリ掛けは行います。ラ フェラーリのように整形加工をしている場合は、パテ整形箇所を含め一旦600番の紙ヤスリでラインを整えてから、その後高番手の紙ヤスリへと移行します。で、最後は前出のプラサフスプレーで全体にひと吹き。プラサフによってヤスリ跡も露出した金属肌も共々消え、一面、真っ灰色なシャープで綺麗な下地ボディが仕上がります。ちなみに旧塗装を全部剥離した裸のダイキャスト部品をこのプラサフスプレーだけで仕上げるとなれば、荒れた金属表面を埋めるのに相当量のプラサフを吹くこととなるので、大切なディテールはダルになりますし、奥まったところやL字の角など塗料が届きにくいところなんかムキにスプレーしてたら、あっという間に周りにはメチャクチャな量のプラサフがのるでしょう。元塗料を下地材に活用する方法は、プラサフも効果的に必要以上には厚く吹かなくとも済むので、表情豊かな下地が出来上がるんです。ついでにプラサフ代も安く済みますからお得ですよ(爆)。
近年のポケールなど、一部のダイキャストモデルに自動車用塗料に適してない(弱い)、塗装があります。どうしても実車用塗料での色替えを希望するなら、結局のところ元の塗装は全て除去し下地から再塗装を始めるしかありません。さらに印は長くなりますが、もしそれらの塗装の剥離が必要な際は、剥離剤も自動車塗装用関連商品などの”きちんとしたもの”を使ってください。既述のとおり金属のパーツに施された塗装はとでも頑強です『地球に優しい』が謳い文句の商品なんかだと焼付塗装にもお優しすぎちゃって全く思うようには作業は進みませんから、それで悲惨な結果を招きます...。地球には優しくとも、モデラーには酷なだけなんです。

ロックペイントのプラサフグレー/062-1940、420ml入り。値段まちまち(謎)。
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”プラ”+”サフ”。プラは”プラ”モじゃなく”プラ”イマーの”プラ”です、念の為。

物理的なチリ合わせが完了したGGラ フェラーリのフロントエンド。この後に
紙ヤスリによる表面の猶平滑化を施し、プラサフを吹いて下地作りを行います。
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これまた使いまわし画像。深紅のフェラーリの頃が新鮮だったりもします(爆)。
塗装溜りの削除の他は、元塗装を必要な量だけ削る。だから豊かな表情は残る...
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豊か?? 今はのっぺら坊ですがこの辺りはその方が後々に豊かな表情となります。

質問! 元塗装を剥がさないでその上から下地を作ったりしたら、本塗装で塗装面がぶ厚く見えたりしませんか? ...ということは全然ありません。実際のところ塗装溜りの除去や旧塗装が作ったエッジのダルさの修復などを含み紙ヤスリの研磨で全体をシャープに作り込んでいくので、却ってボディパネルが薄くなったような印象さえしてきます、もちろんこの話、小さな 1/24や1/18 じゃなくて 1/8 でのこととさせていただきますが。それと近頃は見ていませんが、時に技術的事情かと思わしき塗料が不要なほど多量に吹かれているダイキャストパーツなどは、これらを修正していくともともと設計図に書かれてあった ”かっこよい” ボディラインなんかが出て来て、なるほどと感心することもあります(困った話ですけど)。一応断っておきますが、ここで使用するプラサフももちろん実車用用途などの金属に適したものでないとダメですよ。ミニカーのボンネットを閉めた時の音...重力落下でカツン!のアレ。金属はプラのようにはたわんでくれませんから、その「カツン」の衝撃は素材で吸収されることはない。つまりダイレクトに塗装面へと跳ね返っているワケです。ミニカー程度の重さのダイキャストで既にちょっと怖い音ですから、比較にならないほど重い 1/8 サイズのパーツでそれをやるってことは...。例によって手軽に買えるからってタミヤ等の同等品とかはそういうことなので使用不可。缶のウラに書かれてある能書きがどうであろうと、あるいはプラモケイ店のベテランスタッフ諸氏がいかに感動的かつ情熱的に商品説明をしてくれたとしても、所詮はそれらがカーショップには並んでいない事実に変わりはありませんので。

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パテで肉盛りしました。が、そんなパテ跡もプラサフ吹けば綺麗に消えます。
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その上に塗装を施して、世にもシャープなFフェンダーの出来上がり。ほら、ネ!

ちなみに、形状の変更(パテ盛り)まで行うのならば、ダイキャストには金属パテ。
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ダイキャストと相性バッチリで...詳しくは長くなるから(汗)ボディ修正関連編へ。

それと今ひとつ、ボディ塗装の塗り替えで下地処理を行うことの利点ですが。1/8 クルマモケイをよりクルマらしく見せるのに役立ちます、というか例によって気にならない人は気にならない(...汗) ダイキャストモデルが持つ致命的な欠点を、これで補えます。そもそも自動車の外板ボディはフェンダー、ボンネット、ルーフ、ドア etc、etc と形に抜かれた延鋼板を接合した集合体。一枚一枚の板の貼り合わせの出で立ちですが、対するダイキャストモデルは鋳造で作られる品、ダイキャストの名の通りの鋳造法で、溶かした金属を型へ圧入してものを作ります。自動車で言えばこれはボディパネルじゃなくエンジンブロックのような”塊もの”を作るときの製造法です。然るに、引き延ばされた板と嵩を増してつくる塊、互いは出来上がる個体表面の様が自ずと質の異なるものになります。見るからに重そうなトランスミッションのケースと同じ製造法で作られるダイキャストモケイのボディ、好ましからぬ鋳造感は下地処理にてパーツ表面をあらためて整えることで改善が見込めます。てか、どうせの下地処理です、色塗りのためだけじゃなく、こういう利点があるならそれを積極的に活用し、より完成度の高いものに仕上げてみたいものです。


♪下地作りはいよいよ完了、に、は、...なりませんでした♪


プラサフはスプレー後に若干塗装肌が荒れます。ですので、仕上げの仕上げでプラサフの乾燥後に1500番前後の紙ヤスリを軽くかけておきましょう! これでついに下地作りが完了。ハイお疲れさまでした、この続きは次回のブログをお楽しみに!!
...なところだったんですが、アシェットのラ フェラーリにはGG的にもう一つ下地作りの際にやっておかなければならないことがありまして、というかブラックに色を替えたもので、ゆえに予定外の面倒な作業要項がGGに一つ増えてました。話は下地製作からずうっと先へと時間が進み、GGのラ フェラーリのボディを黄色から黒に替え、塗装を終わらせてさらに磨き出しまで完了をした段階になってこの問題が顕著に出て来てしまうのです。この 1/8 ラ フェラーリ、バンパーやボンネットにプラモみたいな ”ヒケ” や表面の ”うねり”があったんです。が、下地製作からずうっと先、既に光沢ボディのフィニッシュの時点なんかで今さらこんなものが見つかったのではたまりません。プラ材じゃないんで素材が冷えて体積萎縮することがないとすればおそらく鋳造時の圧力不足かも。それでこのヒケ具合がまた厄介なもので、下地処理によるパーツ表面を整形出来るレベルを少し超えちゃってまして。

と、まぁ黒ボディにしたのでかなり目立つのですが、他の色なら気になる程でもないでしょう(笑)。先日のGGブログのインチキ色彩考でも紹介しましたとおり、黒はボディ周囲の画像が明確に映り込むので、それが黒のカッコイイよさをキメるのですが、同様にボディ表面に歪み(ゆがみ)なんかがあればそれも簡単に分かってしまいます。チリ合わせがどうだの、フェンダーのライン具合のどうのこうのを言う前に、そんな歪を無配慮に残しておいたらダッセぇ~の一笑、黒ボディの価値はたちまち下がっちゃいます。光沢の磨き出しには気を遣うし、ボディカラーに黒を選べば塗装のハードルは一気に高くなります。が、それは十分覚悟の上。商用車でも塗るのなら適当に黒吹いときゃそれでいいんでしょうけど、フェラーリとしての黒ですから。銀座の深夜、思い掛けず出くわしたあの時に感じたそのもの凄~くヤバそうな迫力。だからこそGGはGIALLO MODENA を捨てて、この色に賭けてみたワケで、”その黒” に完璧に仕上げてGIALLO MODENAカラーのラ フェラーリを抜き去る...それが目論み、でないとその先を行くAmalgamにはいつまでも追い付けないから。黒を選んだ限り、映り込みへの問題は逃げることの出来ない宿命のようなものなのですが、ではGGはこれにどう立ち向かうのか? てか、今なら黒やめて別の色にさっさと逃げちゃうのもまだアリですけど(爆)。

写り悪い...ですが(汗)、矢印の辺りに右左を横断する感じで浅いヒケがあります。
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原因は?裏面リブ部分で圧力低下を誘発。細部への良心造形は有難いのですが...。
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一方のバンパーも若干なんですがパーツの表面に波打ちの症状が出ていて、在るべきピシっとした本来の平滑が出てない。これも構造上に厚みがある部分が不規則にヒケを起こしているため。これらパーツの波打ちやヒケは厄介なことにパテで埋めるには浅すぎ、かといってサーフェイサーを吹いてもそれではパーツの上へ均等に薄く塗料がのるだけで凹部だけを効果的に埋めることが出来ない。どちらもこういう状況下での使用には向ていないんです。それらはパテやサーフェイサーの欠点なんですが、それだけではなくこの一般常識的なパテとサーフェイサーに頼る下地作りって、GGのブラック フェラーリの成立を阻止してしまう危うい重大な欠点もあるんです !! (⇐ビックリマーク2つです、まぁ誰も気に留めないでしょうけれど)

黒の”色”、と呼ぶもののボディ色を実際に支配しているのは映り込んだ背景です。
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感動的なまでに低い位置に映り込むミッド・フェラーリを囲む背景!再現したい。

黒は仕上げの光沢出しで磨いた時のキズがなかなか消えないから面倒ってのが一般的な意見。いやいやそれってウラを返せば他の色は磨きキズが ”見えにくい” ことをいいことにそこそこ磨いたらそこで満足しちゃって、追い込んでまで仕上げ磨きをしていないってだけの話でして。面倒は考えず、黒でもキズが目立たないような磨き出しが出来るようになれば、赤や青のボディだって今まで以上に潤う光沢が出せるようになりますよ!...だから黒はボクにとっての磨き出しの先生なんです。とかなんとか言いながら、久しぶりに黒を磨き出してみましたが、あれれ先生ってこんなに面倒だったっけ? てのがやっぱり正直な感想だったりもしますが。(余談)

とにかく面倒な黒色フェラーリのコンパウンド磨きはいい加減疲れるからほどほどに手を抜いて(笑)、ここはひとつ別の方向から綺麗な漆黒ボディの美しい映り込みを再現しましょう...。ってボディ表面の平滑度UP!って手があったのですが、そこへ思わずのヒケ問題、黒ってやっぱり面倒です(爆)。ところで、平滑度合ってそれを確認する方法は結局のところ実際に周囲の画像をボディへ映し込んでみることが唯一だったりしますが、これでは塗装を済ませない限り、つまりは塗装をする前に問題箇所を事前に対処しておくことが出来ません。そもそもパテやサーフェイサーってどちらも”つや消し”でしょ? それは小さなキズや凸凹が分かる影を出来易くするため。白/黒の塗装で話したように影と映り込みはオモテとウラの関係。影がもっとも出来易い条件下では映り込みは生成出来ない。これがサーフェイサー処理をした下地ボディです。そんな状態だと背景の画像はおろか光沢ラインさえ映り込んでくれない。まるで荒涼とした砂漠の砂の上とおんなじでボディ表面に当たった光は乱反射し拡散してしまうため、大まかに平滑なことは分かっていても、的確に形状を把握するには至らないんです。だから塗装の完了後、いよいよそこへ光沢ラインが映り込む段になって初めて見落としていた波打ちやパテ跡やらに気付いて唖然とする。「俺はパテ盛りが下手」って、苦手意識のトラウマなんかをそんなことで作る必要なんて別にないんですよ、実のところは、見落としたのではなく、見えなかった、理由はそういうことですから。GGもボンネットのヒケを塗装後まで分からなかったという事実が、そのことを雄弁に語ってるでしょ(言い訳に聞こえる、って?)。が、結局のところそんなもの今さっき発見しても After the Carnival、後の祭りなだけ、既に塗装が終わっちゃってる後ではもう手の施し様がありません。モケイって綺麗に仕上げたいのならば、最終のコンパウンド磨き工程で辻褄を合わせようとしたってカバーしきれないことが少なくないのです。ボディ塗装にしても「下地作りの工程こそ、なにより肝心」そういうことでGGは下地作りを拘り抜いてみたいんです(それよりさっさと完成させる方が先じゃね?)。

実際にAmalgam を真近に見ると、GGはいつも想うのですが、それが 1/8 の大型スケールのモデルであっても隅々に至るまで、どんなに些細な箇所であれ、どこを取っても高品位に仕立ててあるじゃねーのコン畜生!120万円も取りやがってふざけんじゃねーよタコ、でもやっぱり120万のあぁ価値ってあるかも、マジ悔しいぞ、という事なのですが、実際にこれだけの重さ大きさのモノを組み付ければ、どうしたって何処かしらちぐはぐな結果が出てくるから、とても1ピースのボディから成る1/24 プラモのように一体感のある仕上がりにはならないのが”常識”。ココやソコがほらほら繋げてあるヨなんて具合が見え見えになるハズなのですが...それが残念(爆)なことに Amalgamは各所のボディパーツがバラバラに製造されているにも関わらずまるで最初から一体成型モノであるかのような素晴らしい仕立て。ため息すら出そうなそれは、パネル同士のチリ合わせだけでなく、表面を流れる光沢のラインやパネルとパネルにまたがる背景画像も綺麗に映り込むほどのスムーズネスな仕上がりを誇ります、言うまでもなく自動車の美とはもちろんそういうものなんですけれど。安っぽいヒケや不自然なうねりなどは皆無、欠けや修正したであろう箇所も見つからない、インジェクション金型成型でないレジンキャストがこれほどの美しい仕上がりを持つに至るのは、下地の段階から Amalgam 一流の手の込んだ入念な処理がなされているからなんでしょう。そんな 一流の技術に対抗出来てこそGGがこのブログで掲げる「打倒(妥当?)アマルガム」の精神です。そこでGGが持ち込んだ Amalgamの『超・一流(尊)』に対する、GGの『超・自己流(笑)』のテクが下地作りの最終兵器...クリア塗料、なんです。んん??? もちろん、ごく普通の実車用のクリア塗料ですよ。ただ、ちょっとこれを今回はごく普通ではない用途で使ったらどうかなァなんて考えてまして。

ホルツ:カーペイント A-4 クリア MH11604 300ml入り。(\971 アマゾン)
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これを下地作りに用いたらどうかと思ったんです。ボディパーツ表面の揺らぎ箇所を発見出来る光沢もある(←そりゃクリア塗料ですから)し、プラサフよりも厚く塗れる塗膜を見こしてパテのつもりでヒケ埋めも可能なのではないかと。下地処理作業のどこかのタイミングでこれを吹いて ⇒下地ボディをコンパウンド磨き ⇒光沢を使って ⇒問題箇所を事前に発見 ⇒そこを平滑処理し下地は完璧 ⇒あとはいつものとおり本塗装に進む ⇒で、なんとAmalgam 級の超平滑面ボディが出来ちゃう、そんな思惑...。「どこかのタイミング」にこれを吹く、なのは、今回のヒケ問題は黒塗装を完遂した後に出てきた問題だからで、今は机上の案、どうやれば一番効果があるのか、あってもそれってどれくらいなのかは未だ想像の範囲なんです。

となれば早速いつもの実証実験でコレを確認ですね。まだまだある予備(笑)のバンパーパーツのアシェットオリジナル赤塗装の上からクリアを厚吹きし光沢を利用して実際にパーツ表面にあるヒケやうねりの場所と具合を目で確認、塗料の乾燥後にバンパーパーツのうねりに流されないよう注意しながら「当て木」などで真っ平な面を ”作って”いきます。そして最後に磨き出しを行い、施した整形面の平滑度を再確認。上手く行けばこれを本塗装用の土台とし、最終的にボディカラーをこの上(ないしはプラサフをしてから)へ本塗装という魂胆。...上手く行けばですが。

赤バンパーが実験をした方。表面のクリアコートした平坦具合を確認してみます。
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結果は... 黒バンパーと比較するも、どれだけ違っているのかハッキリせん!(汗)。

結局この案、ヒケの残る黒塗装のバンパーと比べても期待したほどの効果が確認出来ないような(爆)。まぁ実証実験とは詰まるところ、良い結果同様に、悪い結果を知ることもその目的ですから、そういう意味では、目的達成...ではダメでしょうか? 実のところもうひとつあるヒケ部品、ボンンネットの方はヒケ修正に成功してるんです。もっともそちらは今回の実験ではなくて、GIALLO MODENAに塗装していたあのボンネットの方でして。このパーツ、黄色に塗装するにあたって当初の予定になかった重ね塗りをいろいろとする羽目になり、そうこうしているうちにヒケが綺麗に消えちゃってました! それで、この事を基に思いついたのが今回の下地”光沢附帯”処理法 ...結局のところは実験は失敗みたいですが(汗)。でも実験の価値とは出てきた結果をどう活かすかで決まるもの。ならば失敗したその理由について考えてみましょう。違いはクリアと黄色、いったい何が異なっていたのか?

クリアと黄色との違い。つまり塗料に顔料が含有してる分、黄色の塗料の方が体積比が高いんじゃないかと。顔料成分が積もってボディ表面にパテみたいに堆積してくれる有色塗料に対し、クリアは無色ゆえ、その効果が少なかったのでは。実際にソフト99の特注カラー GIALLO MODENAは、暫く放置するとビンの中に白い顔料の成分が沈殿するのが見えるくらいですから(GIALLO MODENA は白味のある黄色)、いかにもって感じで効果ありそうにも思えます。そういうことならば、本番では下地作りにクリアでなく黄色を活用すればいいということじゃないでしょうか。光沢が出てないゾって悩んだ末、ボツにしたあの GIALLO MODENAですが、それを下地作りで光沢チェックに使うなんて、なんとも皮肉な話ですけどソフト99で買い過ぎちゃった塗料が何分あと2ボトルも余ってますもので(爆)。

そもそも黄色は厚塗り傾向の色。こんなライト縁部のギザギザな不具合箇所でも
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プラサフと本塗装の2工程、特に整形作業もせずに綺麗に埋まっちゃうんです
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なので、不要になった『GIALLO MODENA』はパテに最適さ、って悲しい物語。


♪...色も人も個性はそれぞれ。比べると結構違うものです♪


さっきから在ること無いこと書いてますんで、ブログはご覧の通り長くなっております。いや、無いことは書きません、ちゃんと自分でやってることのみを記載していますので。ただ、その内容ってのが、いつもGGは小さな話ばかりなんですが。

さて、それで黄色塗装したボンネットのヒケが消えてたの続きですが...。上の文章、よ~く読んでみるとボディカラーの塗料を厚く塗って、そこを紙ヤスリで均せば表面のヒケは消えます、って書いてあるようにも読めますでしょ。実はそう書いてありまして(汗)。だったら、わざわざ黄色なんて色を間にはさんだり下地の均しも省いて、ただ単純に本塗装で黒を多めに吹き付けてその厚くなった塗装層から平滑面を削り出せばイイじゃん? ってことになりそうなのですが、そのような予定はGGには100%ありません。何故なら、GG的には黒は ”薄く塗るべき色” だから、そうでないと『魅惑の黒ボディ』は塗装では表現出来ないと考えているからなんです。『魅惑の黒ボディ』って表現が大人っぽいでしょ(←いつの時代よ?)。

上でも述べたとおりダイキャストパーツの不良エッジのギザギザしたが自然治癒しちゃう程に黄色とは厚塗り傾向のある色。半熟目玉焼きのようなそのテロッとしたイエローボディの主張感は、上手く厚塗りをすることでその効果を引き立てることが出来ますが、これと逆に黒の場合は、その魅力であるところの精鍛さを引き出すためには、黒塗料本来の透明感を損なわないよう薄塗りをすることが肝心だとGGは考えます。隠ぺい力の高い色の黒に「透明感」がある?? GGの表現力の乏しさなんですが、確かに黒は厚塗りをすると濁るんです。で、そうなると、黒は精鍛な凄みを失なってしまうので、黒で塗装したクルマもその存在意義が危ういものになってしまいます。タミヤのプラモスプレーとかを使ってみて感じたことありませんか? 事の外、黒ってペタペタ(”beta-beta”でなく”peta-peta”ですよ)してるって。塗料に粘り気がないんですね、すごく垂れ易いですし。比べて、黄色や赤はタラっとしてるのが、塗料でも塗装面からでも分かるでしょ (テロっとかペタっとかタラっとか、さっきから感覚言葉が多すぎ。もうムラっとするワ!!)。この傾向、タミヤでもソフト99やホルツであっても、いわゆるラッカー系缶スプレーでは同じようで、おそらく色によって含まれている顔料の性質の違いだと思います。自動車用のタッチアップ塗料は元々どの色も隠ぺい力が高いのですが、その中でも黒の隠ぺい力は抜群。軽くひと吹きかければ十分に塗装面を黒へと染め上げてくれるのですが、同時にその状態が一番綺麗な漆黒でもあるんです。なまじ塗り重ねは要らない、これは油絵と墨絵との違いにも似ているのかも。だからダイキャストモケイを実車塗料で黒塗装すれば、厚塗りが不要で色のおいしいところも外さず本来のデザイン意匠どうりのボディにクルマをカッコよく仕立てることだって出来る。もっともその分、下地の凹凸具合には敏感になりますから、ヒケに注意し、エッジの立ち具合のサジ加減も下地を作る際にあらかじめコントロールしておく必要が出て来ますけど...って、なに話してましたっけ? ええ、そういうことなのでヒケ均しなんゾのために黒をワザワザ厚く塗れるものか、ってことです。サラっとした塗料(色)はサラっと仕上げる、これがGG流。ただ1/8 スケールボディに関しては色味がたとえ良くともある程度の厚みが塗膜にはないと仕上がったクルマは貧相に見えてしまいますので、薄塗系ボディ色では場合によってはクリアコートを施してリッチ感を付け加えます。もちろん塗膜が薄いままじゃ磨き出しにも不向きですし。


と言うことで、長かったGGの 1/8 ダイキャストモケイの下地作りの話もこれで終わりにしましょう、下地作り...はですがネ。

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と言うことで...。
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♪リクエスト...に応えて♪


そんなの誰もしてねぇよ!


そもそも下地作りの話ではタイトルで謳う程の『GG流』なんてものがそうしょっちゅう出てくる由なんかはありませんでしたので、ちょっとそれではマズかろうと言うことで、GG最新の新しいダイキャストボディ塗装光沢法からご紹介してみようかと。実はこの方法一度自ログのどこかで昔、オマケ的に紹介した方法なんですが、いろいろと使えそうでして...それはこんな具合の光沢なのですが。

左)New光沢処理を施したパーツ   右)アシェットまんまの元の塗装パーツ
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ツヤのみならず、霜降り症状や縦シワ線も消すことに成功してます!これはイイ。

うっかりハズレを引いた(汗)アシェトのオリジナルパーツの塗装の出来に意気消沈、早々にGGは色共々1/8 ラ フェラーリを塗装から塗り替えてやる!! って短絡的な手に打って出たワケですが、これには下地作りから何からと、ブログが楽に2~3回は更新出来そうな作業内容がいろいろとあれこれ付き纏います(笑)。が、そんな色替えまでするようなアマノジャクな性格の誰かさんはほっといて、この方法でも十分質の高いフィニッシュにもっていくことだって可能と思います。

お気づきかと思いますが...コレ、今さっき上の章で”光沢地馴らし法”とか言って1/8 ラ フェラーリの部品のヒケ取りの実験に使用して、そして失敗した(爆)バンパーなんです。それが結果的に想像もしなかったほど悪くない光沢となっちゃったもので、だったら下地にとか言ってないで『上地』で紹介してみようか、と。考えてみればこの方法、悪いワケがないんです、時に”?”を感じるパートワークモケイの塗装レベル(汗)ではありますが、曲がりなりにもそれらは我が家よりよっぽど贅沢な専用設備のもとで施された塗装。それも施されているのは『焼付塗装』ですから、自家製で行う塗装なんかよりもずーっと安定した仕上がりになっています。

奥側と未処理の手前側半分とではバンパーの塗装表面の改善具合も一目瞭然。
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正直に言って光沢も色替え塗装より上だったりします(正直には言いたくないゾ)。
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この方法なら自家製塗装の欠点を補い、ツヤを長期に維持することも容易かと。

そもそも詰まるところおウチでダイキャストボディなんかに自家製塗装するのって所詮はホビー塗装。なので一般店で容易に手に入るアマチュアユースな市販用具とご家族の理解との両方の限界を超えてまで上手い塗装が出来るということなどありません、よって乗り越えられない壁にも直面いたします。家族理解の壁を乗り越える方法についても、ご紹介したい研究と実験の成果による ”GG流” があるのですが、今回はとりあえずモケイ作りがメインなのでそれはまたの次の機会に(笑)。

実車のタッチアップ塗料をモケイ用シンナーで希釈しエアブラシ塗装をするGGが好む1/8 塗装方法には、塗料硬化の際に溶剤成分が揮発することによって生じる塗料の体積減少という問題が付きまといます。いわゆる塗料の乾燥ヒケです。塗装した表面は時間の経過と共に僅かづつに荒れが進行する、黒や濃い(深い)色などの、いわゆる”映り込みで魅せる系”のボディ色塗装ではこれが大問題。塗面が荒れれば周囲の画像はそこに映り込まなくなってしまい、これらの色の存在価値は崩壊します(って、大げさな)。GGがヒマのあらん限りを尽くして(笑)、高光沢に仕上げた自慢の鏡面ボディも、実のところ半年も経たぬうちに再コンパウンド掛けの必要性が出てくるかもしれません、いや状況においてはそれは3ヶ月かからないかも。これには何らかの対策が急務。現在GGが検討しているのは、将来ヒケて来るであろう分を塗装直後に既に人為的に減らしてしまう方法で、溶剤揮発により塗料の体積が減る分を先に高い圧力を掛けることで塗料の中から強制的にガス(揮発成分)を抜いてしまえばどうかと考えているのですが...。膨張している部分をあらかじめ取り除いてしまえば原理的にはもう痩せてこない、でしょ? また塗料の層の密度を上げると硬度も高まるので、塗料面が減少していく際に起こる塗装表面を歪ませる力にも対抗出来るのではないか?と。そのようにボディカラーの層に手を施しておいた上から、クリアコートで仕上げてやれば、経年劣化の度合いを最小限に抑えられるのでは、なんて思っているのですが。もちろん採用の決定は実証実験の結果次第です。幸いなことに予備パーツもまだまだ余ってるものでして(汗)。

...などと言いながらも、ヒケる量って実際には微々たるものなんで、ほとんどの人は違いすら指摘出来ないかも。でも、それでイイのですよ。

カーボンクリアコートで実用化のGGの圧縮乾燥法がこれに応用出来そう、ただし
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水性塗料の時より高圧力で押し付けないと。マジでトンカチでトントンするとか。

いずれにしても溶剤系塗料である以上、揮発⇒ヒケは起こりうることで、塗料に限らずラッカーパテなどでも同じ溶剤系なのでヒケ問題を避けることは出来ません。これに対しパートワークモケイやミニカーなど、ダイキャスト製モデルのパーツに全般的に適用されているのが『焼付塗装』と呼ばれる塗装法で、これにはヒケといった物理的現象が付いて回らないんです。「焼付け」って呼び方が混乱を招くのか、プラモデル塗装の後にオーブンなどの熱に晒して塗料からシンナー分を飛ばせば焼付けしましたよ、と思ってる方もいらっしゃるそうですが、それは単なる強制乾燥なだけ。焼付塗装はそもそもが塗料からして違う別モノの塗装なんです。焼付塗装とは「熱硬化型」の塗料を用いた塗装法のことで、つまり揮発(乾燥)ではなく、熱反応によって凝固をさせたもの、これを『熱重合』と言います。専用塗料を120℃以上といったハナからプラモ素材では受付けることが出来ない超高温の中で熱重合させたその塗面はただでさえ後の体積変化(=ヒケ)がないだけでなく、耐久性がまた凄まじい程に高い。オフィスのデスクやロッカーの表面塗装が欠けてたりヒケてたりしてるのって見たことないでしょ? ノー天気に毎朝毎夕、ガシガシ開け閉めされる皆さんのオフィスのロッカー扉、こんな”日常使用”にだって十分に耐えうる塗装強度の持ち主なんです。少なくとも年間で500回以上も開け閉めされているワケで、ちょっとそれを考えてみてもこの凄さにはビビっちゃいます、明日出勤した際にロッカーさんをマジマジ見てしまいそう(笑)。そんなことで、かな~り前に書きましたパーツの下地作りで、オリジナルの塗装は剥離させずにそれをプラサフ替わりとして使うと紹介したのも、この塗装強度がそのまま利用出来るからなんです。なんかスゴク得した気分でしょ(←アホ) 。そんな自慢の強度ですから、アシェットのボディ塗装は塗り替えずこの上にから専用のクリア塗装層を設けて、光沢および荒れの修復をそこに受け持たせれば、ボディ色こそは変わらなくとも、自家製塗装では叶わないヒケなどの経年劣化に対する強さを得つつ、同時にオリジナルよりも光沢度も平滑度も共に高いボディに仕上げることが可能になります。

強度はともかく焼付塗装の出来の良し悪しは塗装業者(又は出版社)の”良心” 次第
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オリジナルのボンネット塗装はこんな状態。で、GGは全塗装の”決心”をした次第
(2年ぶりに見たけど、自分でもびっくりだなこの出来は。なんだよコレ、って。)

そう言うことで、先述のとおりこの方法、オリジナルの塗装面の上にクリアスプレーを吹き、コンパウンドの磨き出しで仕上げて完成となりますが、この作業で一番重要なのがクリアの塗料が上手く乗るようにパートワーク部品のオリジナル塗装の表面に施す「足付け」処理となりますのでその解説と、ついでのついでに、クリアコートをせずにオリジナル塗装の上から直接コンパウンド掛けをして光沢を出しをしたいって方、これももちろんアリですよ、もいらっしゃると思いますので、その際の留意点なんかも紹介いたします。どうもGGには「ボディはアシェットオリジナルの塗装の上にクリアコートしました。オワリ」みたいな何も説明してないような説明の仕方ってのが出来なくて。で、あれこれ書いては話はどんどんと長くなりますがその辺りはどうかご了承を、なんて今さらですが(汗)。

で、その「塗装面の足付け」ですが、そんなに難しいものでもありません。これは塗料の食い付きを良くすることが目的ですからGG作業にはめずらしく ”適当に”って程度で十分、オリジナルの塗装表面を2000番の紙ヤスリで極々軽くヤスるだけです。ただそれでもいくつかのポイントはあります。先ず、あくまでこれは上に塗装する仕上げのクリア塗料への足付けですので、番手の粗い紙ヤスリは使わず、またムキになってパーツの隅々の面をヤスらなくともそれで結構です。多少の塗装溜りや塗装層に入り込んでいる糸ほこりなどを取り除くことは構いませんが、例えばエッジや鋭角なフェンダーの稜線それにボディ各パーツの接合部などは元々が塗料の乗りが薄い箇所ですから、こんな場所をわざわざヤスって金属肌を出すような危険を侵す必要はなく、付近までの足付けをしてあげればそれで十分です(パーツに付いてる油はあらかじめ洗い落しておいてくださいマセ)。注意しておきたいことは、色によって塗装の厚さに傾向があること。ブログ第一部の終わり辺りでも述べてますが、例えば黒塗料などは黄色に比べて、いや正しくは、比べられない程、塗面の厚みが違います...要は薄いってことですが、こんな具合なのでダイキャストのパーツはボディカラーが異なれば、必ずしも以前の(ヤスリ掛けの)経験が役に立つとは限りません。ですので、GGとしては、トラブルを避けるために目立たない箇所などで先に「試し」を行ない塗装層の厚みを把握しておくことを激しく推奨している次第です。...なんて言っといて、一番目立つボンネットの上とかをいきなりコンパウンドを掛け掛けしちゃうクセがいつまでたっても治らないGGですが(爆)。
あらためてになりますが、一応お断りを。同じダイキャスト塗装であってもメーカー毎に使用する塗料が同じとは限りません。前述の新生ポケールのように実車用塗料に対して強くない(塗料を上塗りすると溶け出す)ものもあれば、以前イーグルモスから発売されてた1/8 GT-Rのボディに塗装されたクリアでは、このボディの素材同様に硬度がかなり高い塗料が使われていた例もあります。このGT-R、今は生まれ変わって現在デアゴスティーニからGT-R ニスモ(2017年モデル)としてS岡県とY梨県で試験販売中ですが、おそらく同じ模型会社の製作でしょうから、同様の激硬塗料でしょう。あ~ぁまたコイツにはツヤ出しで一苦労させらるのか。...は?何だって。

一応の目安として、ダイキャストパーツの焼付塗装された塗装面を磨き出した際、過度に研磨して行くとどのような状態になるかについて書きます。塗装面をダイレクトにコンパウンド掛けしてツヤ出しをされる方もココは要注意な 事項です。ダイキャスト研磨は研磨過剰なレベル段階に入ると先ず最初は塗装面の色が僅かに暗くなって来ます、最初は僅か~にです。それが進んでいくと次に塗装された色は失われていき、それに替わる様に研磨箇所が薄っすらとネズミ色へ変化(変色)していきます。これはダイキャストの焼付塗装が下地塗装を施していないからで、一旦色の変化が始まるとそこから金属肌の露出までの時間はあっという間。気を付けないといけないのは、ボディの色が暗くなったように見えるということは既に金属肌が下から透けて出して見え始めている状態にあるということ。なので塗装面が少しでも暗く見えて来たらその段階でかなり危険なレベル、既に注意が必要なんです ...なんですが、オリジナル塗装面のコンパウンド磨きによる光沢出しには巧妙な罠が仕組まれているんですよ。「あと少しで美塗装面が手に入る」って時にこの表面の色の変化が始まって来たりするんです(て、ことが多いような)。ジワリジワリと色が暗くなっていくから、元塗装色と現時点の色差の変異を客観的に捉えることが出来ない。磨き出すという行為は同時に塗装面を薄くしていることに他ならないのですが、色の変化より今はこうしてツヤの取得が優先、とばかりに研磨に入れ込んでいるから気持ちのコントロールは効かず、あと少し、もう少しと...。気が付くと超ツヤツヤなボディを持ったネズミ色フェラーリなんかが出来てたりします。

と怖い話はこの辺りにしておいて。そもそもは別の目的の実験結果から発見したこのクリアコートによるツヤ出し法、実はパートワークのモケイ製作でGG今後にとても期待するところが有りまして。今回のブログ話、コンパウンドでも修復出来ないようなまさかの大ハズレな塗装パーツを引いても、それがラ フェラーリみたいな乗用車(?)のモケイだったから、ある種強引ではありますけど塗り替えって手でオリジナル塗装からの変更も出来ましたが、もしそれがレーシングカーだったら? カッコいいラインやスポンサーロゴがタンポ印刷で既にボディパーツに入ってる、いつか一度は手にしたい♪ 競技用車両なんかのモケイだと塗り直しって”裏”手段は使えない、てかタンポロゴ消しちゃうかもしれないから、コンパウンド掛けすることさえ怖いでしょ? 今までは某国のラリーカーとか、好みではないクルマばかりだったんで平気のヘェ~でスルーしてましたが、万が一にも自分にドンピシャな「いつか一度は♪」なんて感じのレーシング・フェラーリなんかが創刊されたならば...どうせパートワーク、塗装が悪いのは目に見えてるし、いったいオレはどうしたらいいんだろう! と、そんな日がいつか必ずやって来ると、期待をしつつも悩んでおりましたハァ~。が、この方法だったらバッチリ。ロゴ入りボディの光沢修正も問題解決、かも? クリアの塗装だけだったら、足付け程度にヤスリ掛けを施すだけですのでロゴの部分まで直に手を入れなくて済みます。描かれたタンポ印刷の耐溶剤性が「肝」ですが、それが問題ナシならは、今後この手のド派手な1/8 モデルをお上品にディスプレイ出来る可能性がそれこそ一気に開かれるのです。
...期待上々、あぁ早く恋恋『いつかは一度♪』な、レーシング・フェラーリ。

もしかしたらその「いつか一度は♪」が早くも創刊? 伊国でT4が1/8で発売中。
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ラ フェラーリと同じくCentauria社からの創刊。今頃現地では40号辺りを配布、
そしてついに日本でも、”あの”アシェットが試験販売を開始したとの情報も...。

だだネこのシリーズ、毎号のパーツ内容が耐えられない程ショボい、ショボすぎ。
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クリックで拡大しますけど、拡大しない方がイイですよ..ショック受けるから(笑)

この最新のボディ光沢手法、名付けてGGの『〇~✖△◎!?光沢法』のシェイクダウンにT4をもってくるなんて贅沢過ぎです。もっとも既タミヤな方だったら、今更 T4をさぁどうぞ!ってあらたまって創刊されても、ってところでしょうか...??
もちろんこの手法、スポンサーロゴの”入ってない” クルマに使っても十分過ぎる光沢クオリティーですから、今後のGGカスタマイズも主力メニューになるかもしれません...だって塗装楽だし。(なんて書いてますけど、この手のモノポスト競技車両は大抵はPVCで出来てます、でないと車体が重くなりすぎてサスアーム壊すから。となると塗装は普通のプラモ用でOKです。結局ロゴ付きでフル・ダイキャストなのってラリー車くらいじゃないかと。だったらストラトスを出して!って。)


♪と言うことで、ここから『昼の部』となるのですが...♪


と、取り敢えず今日はここまで。この話その後は『昼の部』の塗装編、続く『夜の部』でツヤ出し編と展開いたします。そう言うことで次回はボディーカラーの塗装のお話しを。ただしあくまでのGG流、何ともしようがない、ほとんどお役に立たない話ばかりでございまして、特に次回はその最たるものになりそう(汗)。ですからその分、お笑いネタはいっぱいご用意させていただいております(それを、何とかしようよ!)。



次回予告...の代わりに(汗)、『昼の部』の塗装編から画像の一部をご紹介。
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『夜の部』のツヤ出し編はこんな感じに書いてます、てか書き直し中です(汗)。
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♪続く... こんなのがあと2回あるんですけれど(汗)♪


それで実は今回のブログ、(ここだけの話ですが...)当初は 朝・昼・夜 の部をひとつに纏めた超長編1話完結モノで公開するつもりだったんです。下地の話は続く塗装のためであって、その塗装を終わらせ次にコンパウンドのツヤ出しにかかる。このような一連の工程の流れを分けて公開すればブログだと更新の新しい最終の話が後々には最初に来ちゃう。ツヤ出しの話から先に始めるなんて、世の中が逆さま。大した事は書いてありませんよ、とは言いつつもあるがままの物事の流れを逆らうことに納得行かなくて。たとえどんなに長くなろうとそれで「一話完結」に拘っていたのですが...読み返すと、そのあまりの話の長さに自身が耐えられなくなりました(爆)、これじゃ誰だってついて来れない。今さらですがブログって栞(しおり)を挿む切っ掛けがないから本の様にはいかないもので、ならばそのことは考慮しておかないと。それで、間に休憩時間を入れた朝と昼と夜での別個の公開なんですが。
それでもまだ長いって?
実はいまだに一話モノには未練があって(汗)。でも話を読んでくださる方がいらっしゃってのお話なので。もっともこの話も、既にここまでついて来れた方だけしか目にしてないでしょうから、本当に ”ここだけの話” になっていることでしょう?
...かも。


こんなのがあと2回あるのですが...。続く、続きます(汗)。
では、では。


P.S. OMEDETO TOYOTA!
関連記事

【番外編(←またそれかよ!) 】 SF70H 1/18 : 今どきのF1モケイとフォーミュラ・ワンについて... のGG、勝手な勝手な考察?

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******************************GG's New 1/18 Model Review

1/8だとブログ更新も ままならないけど ...なので今回は(も)番外編!!


********************************他のスケールものだったらネタにも苦労しないのですが。

実は今回はこんな感じでGGの購入したF1モデルは「デへへ、いい感じだゼ」って自慢話、元い、モデル比較の話をする予定だったんです。が...それ、もう、やめ。
えっ?そんなことより1/8 ラ フェラーリはって、それはそのデヘヘ (汗)。

近年のF1ディテールが立体的に見たい程に気になってて。で、コレ買いました。
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なるほど早速タミヤの1/20 SF70Hか、って?...いいや、それはコチラ。
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コレも同じくタミヤさんのSF70H。カタログからの画像を(内緒でw)アップ。
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...で、GGが購入したのが下のヤツです。ミニチャンプスのSF70H、ダイキャスト 1/18。今回も前作同様に大人の事情ってヤツにてBBRブランドからの発売中。
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意図的に同じ構図で写真撮ってみました...。が、写真撮るのもぅしんどくて(笑)。

ブログを書き始めた当初はそんな感じに、どこのブログでもやっていそうな2つの商品のディテール比べ(汗)なんかしつつ、どっちがイイのよ?みたいなネタを企画、いやもっと正確に言えば「大枚叩いてるオレの1/18の方がそりゃイイに決まってるだろ」って自慢がしたかったのですが...それワケあってやめました(爆)。

*****************************


ハースF1チームのVF-18が昨年型のフェラーリSF70Hとあまりにもそっくりなもので、ライバルチームからはインチキしてフェラーリから設計データ貰ってるだろ!? って開幕戦での速さ以来クレームも出ているようですが、GGが買ったBBRのダイキャスト製 1/18 SF70Hとタミヤの1/20のプラモデルでは、実はそれ以上に、もうそっくりなんです。いやいや、そもそもそれって同じクルマだろってことじゃなくて(汗) ...昨今のCAD製作によるクルマもののトイ事情の話です。先ずはそこから今日の話を始めないと。今の時代、レジンやダイキャスト製のミニカーやモケイそれにトイラジの類に至るまで、それらを作るトイメーカー間での”形状の差”ってのはもうほとんどないんですよ。強いて言えば、スケールの大小による再現度とか自走化のためのモディファイとか、価格的や製造方法の違いからくるディテールの有無があるだけで、何年が前までには必ずあった「ここ、実車と違うゾ」的なオカシナ箇所や特定のブランドが有していた絶妙な実車の雰囲気再現なんてのも...今の自動車トイやモケイでは見られなくなりました。これこそ現代のデジタルデータの成せるワザと、言ったところなんです、単純に言えば「コピペ」ですね。いやいや、GGが購入したSF70Hの比較(自慢??)話をする気が無くなったのは、そういう「些細な」ことが原因でもないのですが。

例えば、くだらない冗談に苛まれながらも皆さんが今お読みいただいているこのGGブログの文章を、何故だかエクセルやワードに書き写すことになったとしても、別にGG文の一語一句をチェックしたりあるいは緻密な計算の基に生み出された珠玉の自虐ネタの仕組みを研究する必要はなく、ただ右クリックでコピー⇒ペースト、それで終わりでしょ? モケイ事が趣味なアホなオッサンが職場の目を盗み盗み数日掛けて書き上げたもの、それと全くと同じ文章が僅か1・2秒足らずで写せる、それはデジタルのデータだからです。紙等に書き写すというのなら誤字脱字といった劣化、いや元の誤字を直されるだろうから優化になるのか、とにかく良きにせよ悪しきにせよ(汗)元の形から微妙に変わってる可能性もありますが、ソフトからソフトへ、つまりCP内での”データ移動”であれば、100%完璧な状態の同じもの、誤字は誤字のまま(爆)を書き写すことが出来ます、それも文章に目を通さず何が書いてあるのかさえ見る必要もなく。だからたったの250名しか従業員がいないハースF1チームだって、その10倍以上のスタッフ数で作るチームと同性能なクルマを造り出すことが可能なんです。もの凄く単純な言い方になりますが、数千時間をも掛けて作ったデータを提供してもらって、自分のところのコンピュータ上へ右クリックしたってことです、もちろんF1レギュレーションの合法的範囲にですが、オモテ上は。

昨今のクルマトイはミニカーやモケイそれにRCの類も含んで、これらは自動車メーカーから直接供給されるデザインデータを基に作られています。よく聞く「実車のCADを使用」ってな宣伝文句がそうです。自動車メーカーから送られて来るのは、細部の情報など補填する必要なんて要らない程完全なデジタルデータ化されたクルマのデザイン情報、それをそのまま金型の製作用のパソコンに直結しちゃうんだから、後から第三者のセンスが入るなんて余地もないし、そんなことをすること自体も不要です。なので、トイ会社毎にクルマの形状が少しづつ違うってことや以前はある意味当たり前だった、想像を基に原型師が図面を引いた ”妙なディテール” なんてのはもう見ることがありません。近年さらには、いよいよCADの技術も進んで来ると金型の設計自体がコンピュータによる支援設計の結果、より複雑にまた理想に叶ったものを製作することが可能になったので、それを用いることで、ディテールに富みながらもかつ正確、精巧な商品を作ることがそんなに難しいものでもなくなりました。今や昔のようにセンスや技術の不足ゆえ、いつまで経っても造形がヘタくそなメーカーなんて存在もレアになりつつあります。こと最近自動車会社から発表・販売されたクルマに関しては、正に自動車メーカーのカーデザイン情報がそのまま、皆さんお手元のトイやモケイになってるんですね。

それってそれじゃぁいつ頃からの話?かと言うと、デアゴスティーニが丁度良いことに1/24で歴代フェラーリのコレクションを出してますので、これに面白いことが見て取れます。ご存知と思いますがこのシリーズ、伊ミニカーメーカーのブラゴとタイアップして(やだな爺さん、それコラボって言うんだよ)、同社の新作・旧作の金型を用いた廉価仕様なフェラーリミニカーが付属します。で対象となったのは昨年1月17日発売の第11号 488GTB、それとその直ぐ後の号、第13号に付属する458スパイダー。この2台、実車はフェラーリ調マイナーチェンジなのでデザインはほとんど同じクルマなんですが、それぞれのブラゴ製 1/24ではその出来が非常に異なります。実際にミニカーを手に持ってお互いを比べ(1/8のブログ管理人がなんで両方持ってるんだか...)て分かるのは、取り付けパーツの隙間とか段差・チリ、それにダイキャストエッジの厚みの違い。それ以上に、2011年発表の458スパイダーはあまりにもアバウトなボディラインが引かれた、強引な造形で... いかにも元来のミニカー然とした出来・成り立ち、あはははブラゴだよネっなんですが、対するフェラーリ2015年発表の 488GTBのミニカーは、と言うと、前作にないドアのウエザーストリップの作り込みとかのそこここの具体的な箇所に及ばず何よりも、クルマの姿勢や実車の持つ巧妙なラインが狂いなく再現されているんです、おおっ!スケールモデルってな具合で。ほぼ同じラインをもっている実車の2車のハズなんですが、お互いのミニカーはフロントフェンダーからして、もう別物。何より印象的だったのはミニカーの重量。これ488GTBの方が明らかに軽い! ナニガオコッタノカ...?

つまりはCP化、製作工程のコンピュータ介入...要は慣れ親しんで来た従来からのブラゴ伝統(大汗)のミニカー職人芸でなくなってるんです。自動車メーカーからの実車CADデータをCPへ真っ直ぐに、それも製作上になんの足枷もなくすんなりと入れることが可能になった結果なんです。だからと言って、ではこれらはあまりにも機械的で味気のない造形のミニカーになっているのか? ということは全くなく、”ちゃんと”カッコイイ。何よりもこれが今どきのデジタルデータ処理で作られたモケイ、ミニカーの凄いところ。”事実”を捉えることって本来なら非常に難しかったことのハズ。ものさしでそのまま測った寸法で縮小モケイを作れば出来たものは実車らしくは見えない、という話はご存じのとおり。よいモケイ化には「味のあるデフォルメ」が必要、それで何処のトイメーカーにもお抱えの原型師がいて、ブラゴでもそんなミニカー職人って方の存在が以前ならあったワケですが...。F1でも今どきのレーシングカー設計では昔には不可能とされていた「風の流れ」を確実にデータ化してそれを推測出来るよう(ってGGさん、それってもうかなり前からですけど...)になったように、技術の電脳化の発展はトイの世界においてももはやセンス的な概念でさえも、例えばスケールの大小からくる視覚の感覚差異なんかも、データの標準化がもうとっくに出来ているのかも?? 上のタミヤ⇔BBR(=ミニチャンプス)の比較写真も、縮小サイズがそれぞれに違っていても同一の構図に納めると意匠の基本となるラインの婉曲具合や起点終点などに違和を感じる差が全く出ない。以前、GGが自ブログ内でアシェットの1/8 ラ フェラーリと実車の画像を同調させてみた写真でもそう。事も無げにこんなことが出来てしまう、今や優れたCAD設計・製造技術がそれらを”操る”優秀なオペレータさん共々一般化されている今どきのトイ事情。GGが推測するに、ブラゴの自社製品への技術改革の実施は、フェラーリ実車の発表で言うと2015年モデルからではないかと? 2013年の発表車両 ラ フェラーリだとブラゴ/デアゴスティーニのミニカーはこれが今一つの出来(及び、この金型を流用して作ったアペルダも出来は今一つ、残念!!)でしたので、同社は2014年から新しい金型製作技法、機械を導入してきたと思われます。2014年は、つまりブラゴがフェラーリのミニカー製造販売の権利をマテルに代わって引き継いだその年。ブラゴだって結構本気だゾ、ってことなんですよ。

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ろくにモケイも作らず、昔の写真を使い回すクセはいい加減に直さないと、GG。
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...だからと言って、こんなことが今回のブログでのSF70Hの比較ネタの取り止め原因となったってそういうワケではないんです。実際、細かい箇所なんかは製品の価格的仕様によるBBRとタミヤのSF70Hとで相違があって、結構興味がそそられるところでもあるのですが、そんな事はもうどうでも良くなっちゃいました。

自動車メーカーにて用意されるCADデータ、公式なデータとしてトイメーカー各社が使用することになるそれは、逆に言えば、データ上に市販しているクルマと異なった箇所があったりすると、例えば発表の直前で仕様変更された箇所などですが、同一の提供CADデータを使って設計・商品化された世の中のトイは、プラモからミニカー、トイラジに至るまで、トイメーカーは違うのに同一車両であれば皆、同様の箇所が実車と異なるディテールという”特徴”を持った兄弟みたいなことにもなります。実は皆さんのお手元にある各々のラ フェラーリも、唯一タミヤ製を除いては、”各車”とも、市販されているラ フェラーリと形状が実際と即していない同じ間違いが一部にあるんです。良く出来た安価だからとはあなどれない香港製のトイラジから、価格がその何十倍もするBBRやMRの完成品、はたまた神がかり的作り込みで誰もが知っているAmalgamでさえ同じ間違えがある。もちろんそれにアシェットの1/8も。みんな同じところが同じ形状、つまりは実車と異なってます。要するにこれらラ フェラーリのモケイは同じCADデータから興された兄弟であって、このCADデータの出所はフェラーリ社が市販プロト製作時のタイミングで ”その状態の”ラ フェラーリから製作し配布したモノ。アナタのラフェも、あそこのお坊ちゃんのミニカーも、ラジコンも、世のトイ・ラフェは皆市販プロト仕様ってことなんです。唯一、市販車のラフェラーリと同じく”正しい”ディテールとなっているのは、独自におそらくは市販車を研究したと思わしきタミヤだけ、そこはやっぱり流石タミヤです。分かりやすい違いは、例に挙げると3枚のラジエーターのアウトレットフィン。実車では市販化に際してこれを2枚に変更、減らしてあります。分かりにくい所だと(汗)、アンダーフロアパネルの前輪付近に新たに追加されたターニングベーンやリアタイヤ直後のリアバンパー下のエア抜きスロット。いかにもどれもがクルマを実際に高速ドライブしてチューニングしたって感じの箇所ですから、タミヤ以外のラフェは走り込みが足りないってことでしょうか(笑)。他にも小さな変更箇所が幾つかあるのですが、どれもエアロやエアのアウトレットだったりするところがフェラーリらしくて実に面白いところです。ってより、その実に面白いが付いてないウチの1/8が気に食わないのですが(汗)。

ところが、今回のSF70Hに限って言うと、タミヤでさえも、なんとウチの1/18と一緒、あるいはBBR(本家の6万円の方)やLooksmart、ブラゴやMFH、これから出てくるであろうトイラジとも全くの一緒の仕様、つまりは皆同様に開幕オーストラリア戦バージョンなんですね。もしかするとフェラーリはモケイやトイの商品製作に際して過不足ない詳細な実車データの用意をする代わりに、いかなるユーザーメーカーにも提供したデータを改ざんした他戦仕様の車両なんかは一切作らせないとかの規則を設けているとか。だっていちいち商品化に際してチェック/認定をしてたらフェラーリの仕事だって増えちゃうでしょ? こっちだと流行ってるんですけどね、改ざん。そんなことも考えられるんですが... いかがなものでしょうか?

実車と違って一枚数が多い3条のラジエーターフィンが大きな特徴。ボンネット内も造りが大幅に違う、てか、アシェットのラ フェラーリと全く同じ、WHも同様。
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綺麗な奥方様とそうでない金持ち風オッサンの写っている写真から、GGはコレがウワサの内々だけで行われる特別先行新車発表会の画像と推測してるのですが...。

ラフェも上の後で改修を受けて、ここら辺は普通の”車商品ぽく”もなりましたが、
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フロア下ではエアロなんかが追加されて、”普通ぽさ”が更に無くなるのでした。

ご興味ある方は市販ラ フェラーリのボンネット内のネット動画でも検索いただければ、アシェットの形状がかなり異なっていることが分かると思います。とにかく昨今のモケイ・ミニカーの新商品事情はそんな感じですので、自分の手にした商品が形状や雰囲気が大きく実車と異なることもないかわりに、ディテールにおいてはこっそりと実は違っていることもあります。自動車メーカーから提供された実車データのそのもの、全てはそれ次第です。どこぞのパートワーク雑誌で声高らかに『当モデルは実車のCADデータを使用、今までにない精密で...』なんてさも事有難そうに謳う宣伝文句は、実のところ、自動車メーカーが配っているデータをいじりもせず手抜きでそれそのまんま使ってるだけで、金のかかる実車取材はしてません、てなことなんですけど。そういうことなので、実車のCADデータの提供ってのは実に好都合なことなんですね。いや、モケイを売る側にとってでなく、売らせてる側つまり自動車メーカー自身にとってとても都合の良いことなんです。実車の取材なんて面倒でコストもかかるようなことをさせるかわりに進んで実車の製作データを提供しトイメーカーに商品化を促す。実際に自動車を運転しない人にまで自動車を売ることが出来るので、自動車メーカーとしてはそれは貴重な収入源となるワケです。なので今は新車発表とともにそのデザイン情報も詳細なCADデータとして用意します、というか自動車設計自体がCPでやってますからそのデータを右クリックしただけですけど。自動車メーカー的にもなんら面倒なこともコストもたいしてかからないことです。フェラーリってメーカー、信じられないことに彼らが作る実車の販売は同社の総売り上げのたったの30%を占めてるだけなんですケド、それじゃぁ残り...というかフェラーリ社を実質的に支えている70%の売り上げを占めているモノの実態?ってのは。フェラーリは新しい車を作ってはオーナーになれる方へそれを販売する傍らで、それとともにオーナーには ”なれない”人にも、つまり世の中の程んどの人にまであまねくその新車(のデータ ⇒玩具・モケイとして)を売っているワケですね。だからある意味、貴重な実車をお持ちの方々とオモチャしか買えない身分のGGとは、フェラーリ社の売り上げを支えていることにおいて正に対等の立場であると言っても構わないんです...言えっこないけどさ(爆)。

F2002時代なのでCADデザインはまだ”自前”ですけど、香港の絵は今でも同じなんじゃないでしょうか? モデラーとはまた違う拘りで作られるフェラーリです。

実車F2002はレース用に10台も作られてないハズ。フェラーリにおいては、マラネロ”以外”の場所で製造されるクルマの数こそが真の生産台数ってことです。

うわ、香港のお兄さんお姉さんの方がモケイ作りがGGより上手い!(しかも早い)
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製作意欲、完全に萎えたわ。それでGGは大金をフェラーリへ貢ぎ 1/18へ転身。
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そもそも当初は同じ車両の2車(2社)を見比べるつもりのブログで書き始めたので
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これらの写真も実はタ〇ヤさんの1/20のHP画像と同じ構図で撮ってあるんですが
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見ていただくとわかりますが形状的なことに関して、両車に差は見当たりません。
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優劣とかではなく価格や作り方に依存するディテールの差が認められる程度です。
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ロゴの類はデカールで処理。ミニチャンプスはフロアのカーボンをエンボスで表現
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表情は豊ですが、フロアが未塗装プラなのはミニチャンプスの性なのでしょうか?

素材とパーツ割りはこんな感じになされてます。ダイキャスト:赤、プラ素材:黒。
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今はタイヤがツルツルですけど、ここからちゃんとヤスリ掛けしてくれるんです...
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深圳のお兄さんお姉さん達が。”リアル!どうも有難うございます”(一購入者より)

その他、細小パーツ取付けや鬼デカールの手間を思うとタミヤより案外お得かも。
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...と言うことで、差は商品としての作り方にあるのが今のクルマモケイだってことで、外観上の重要な意匠に関することならどれも100%近く信用してよいでしょう。SF70H、リアのサスアーム真下とフロアとの間には結構デカイ整流ウイングがあるなんてこと誰も知らないでしょ?? GGもこれ買うまで知りませんでした!!!
”近年のF1ディテールが立体的に見たい程に気になって” 買ったSF70Hは大正解...ワハハ、あっぱれじゃ。そういうことになるハズだったんですが?ここまでなら。


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「面白くなりそう...!!」のイメージが出るかと思ってGifアニメ試してみました。
BBR gif-00 A
でも、やっぱりどうしてもGGはこのチカチカ感が馴染めないや...ボツかな?Gif。

今年のF1は久々に(汗)面白くなりそう...!! 決っして焼きパパイヤと青牛の因縁対決なんて下衆な話題にそそのかされたにわか興味なんかでなく、レギュレーション改定でクルマにカッコよさが帰って来たから、って、ん?こっちのがよっぽどゲスか。HONDAが青山で開幕戦のパブリックビュー開催ってことで早速愚息を連れて行ってきました、こういう事をするの何年ぶりだろう。今年のF1はなんか面白くなりそう。ついでに「とろろっそ」とかって昨年のF1も置いてあるんだ、とか。

...結果は全く予期せぬものでした。ショックです。パパイヤ、ダブル入賞?青い方は最下位と参加車唯一の機械トラブルでリタイヤそれもホンダ製PUが故障って? ショックなのはそんなことじゃなくて、もう全くの予期しなかった別のモノになっていたからです。それは今でもどこぞのF1ショップなどでお目にかかれる売れ残り元目玉商品の何年か前のF1実車翼端板だとかボディカウルとはもう全く異なるモノになってます。名古屋空港(セントレアよ)に展示してあったトヨタのF1をヒマついでに眺めていたのも、考えれば昔のことなのかもしれませんが、パブリックビューイングでそこに見たトロ・ロッソ SRT12はもう自分が思い描くレーシングカーなんてモノではなくなっておりました。ついここに来るまで不肖GGが知っていたレーシングカーは、自動車運動力学で作られたシャシーの上にデザイナーの空力テイストを纏うエアロボディを着飾ったロマンの匂いがする創作、それこそ違いの分かるコーヒー香るCM(古すぎ)の延長上の世界の自動車であったのですが。
何が起こったのか? 製作過程の中にコンピュータ介入してるんです...介入なんてものじゃない、これを造り出したのはデザイナーの空力ロマンでもなければ勘などでもなく紛れもなくこれはデータそのもの、CPの数値流体力学の値そのままの姿をしたエアロ・アスリートがそこにいたんです。

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例えば、上の2つの写真で分かりますか? タイヤが吊下げられた感じに取り付けてある。前後輪ともサスペンションのロアアームの位置がタイヤ中心よりも高いところへまで持ち上げてあるんです。これは従来のサスペンション構成物が下半分、物理的に無いようなもので、この付近のエアロデバイスがサスペンションアームの存在で機能や設計の妨げにならないようにする処理。理想的な空力数値を求めることを優先するがゆえ、こういうことが至る場所で平気で行われている。まるで自動車の形に対する冒涜、あるいは既にこれは自動車ではなくなっているのかも。今やもう自動車運動力学で作られたシャシーにエアロボディを纏うような世界ではなく「空力思想」こそが設計の中心、それに ”自動車的な” 操舵装置や駆動装置を組み込んだようなもの。今のレーシングカーはそれが正解の姿なんでしょう。その最先端こそはF1。地上数センチ上をいかにして相手よりも早く ”飛べる”か? その数値解析の研究の先端にこの ク・ル・マ は存在するでしょう。(...あのぅ、お客様?)

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現代のF1がいかに数値解析の成果を大切にしているかを裏付けてるのが、レギュレーションで許されたエリアに可能な限り取り付けられる数々の空力デバイス。その”みてくれ”がどう不可解な形をしていようとも、些細な大きさのフィン一枚一枚に至るまで全て皆きちんと整合された見事な翼断面を持っていて、そしてなによりも堅牢な造り・取付けとなっているんです(って、スミマセンお客様? お手を触れないでって書いてございますので...)。エアロに関しての追い込んだ解析が出来ているからこその、それを活かす度を超えた数々の設計、製造。すさまじい振動と風圧がかかる実際にクルマを走らせた状況下でコンピュータ上の計算と乖離しないよう、いかなるパートもみな精巧でかつ高剛性(...お客様、ですからクルマにはお手を)。ところがそれを叩いてみると分かるのは ”コンコン”となんとも軽い音がする、つまりこのパーツは軽量でもあるってこと、全くの隙がない!! (お客様っ!!)
そんなもの凄い説得力の高さに、いやが上にも圧倒されてしまうばかりなのです。

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F1と言えば誰でもついついその巨大な4本のタイヤに目を奪われがちですが、しかしながら、それらを取っ払って間近でつぶさに観察してみると今のF1はつくづく航空機的な造形をしているのが分かります。あるものは気流の流れを加速させ抵力を抑え、あるものは浮力を打ち消すためにそこに備えられ、そういった付加的な空力デバイスだけでなく、今や全体のラインからして航空機のそれのよう。ダルに立ち上がるラジエーターインテークのエントリー形状からエンジンカバー付近の膨らみ~サイドポンツーンリアエンドに至る辺りは本当にジェット機のエンジンナセルとそっくりなラインを描いてると思います。ルックス的な速さとは違う智力。

かってF1とは、音速の2倍で飛ぶ戦闘機みたいな尖がった格好のクルマでした、が
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今は速度域の近いビジネスジェットや旅客機との空力的類似が数多く見られます。
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それにしてもリアウイングと翼端板の境のこんな空力処理とか本当驚かされます。

昔のF1(のボディ)はカーボン製って言っても、どちらかといえばそれらは以前のFRP工作をカーボン材に置き換えたもの的な印象があったんです。いかにも硬く軽くもありそうでしたが、近くで見たそれは無骨で、チリ合いの具合なんかは実際褒められたものでもなく、塗装にしても、例えばあの頃見たミナルディM191なんて、さすがイタリアの粋なデザインセンスの良さを感じさせる細ストライプの入った塗り分けも、紺・白・黄色をざっとペイントしてその境目をいかにも安っぽい細いビニールテープでもってラインが引いてあるだけだったし(汗)。それで塗装の段差はスゴイのロゴが野暮いのなんの、って、なんか悪口ばかりですが(笑)。でもGGはそういうのが ”レーシングカー的”でカッコイイって思っていました。ダバダ~♬ でしょ? 雑に言えばだから実車のF1だってプラモとかの延長でGGの認識は済んでいたワケですが...。それが今や理想のエアロを追求したボディはブログ冒頭の写真のとおり塗装でのマヌケな段差がどうのなんて次元じゃなくて、もう塗料に厚みなんてもの自体がない(驚)。互いが吸い付き合うようにピッタリと収まり見るからに剛性感ありそうなボディカウルも、それでいてエッジを見るとびっくりするくらい薄くそれは紙細工で出来ているかのよう。さらにモノコックは深海探査だか宇宙に行くんだか、そんな特殊な目的下でないと作らないような信じられない高い精度で仕上げてあって...一体アンタらスペースシャトルでレーシングでもするつもりなの?まさにそんな感じです。大げさ? でも、見たことがあるでしょ、レース中のピット風景、レースの進行状況をクルーが厳つい顔してオンタイムでモニタリングしている様。あれはコース脇のヤツだけじゃなくてさらにデカイのがガレージの中にもあって、数メートル先で実際のレースが行われているのにそこに籠ってスタートからゴールまでデータの解析。さらにそれだけじゃなくそれぞれのチームの本社がある、ドイツ、イギリス、イタリア、それにエンジンメーカーのフランスそして日本において、それぞれ特大のマルチスクリーンを備えた専用ルームで、いかなる国いかなる時間でレースが行われてようと、今そこを走っているマシンに搭載された300個の車載センサーからのオンタイムあるいは1周毎に送られて来る最新の情報を確認しならが、お互いに連絡を取り合いながらそうやって瞬間、瞬間のレース戦略を立ててるんです。まさにNASA、いやそれ以上でしょ! 今のF1はそういうことをやっている、いやそういうことをやるのが近代のF1という”自動車” 競技。それだからトップチームともなれば年間に600億円もの運営費用を掛けてくる、この世界では例え小さくあろうとも取りこぼしなんてミスは許されない。そう考えればチタニウム合金製ボルト何本分にも相当する軽量化を実現する極限まで薄く塗装されたペイントやパネル同士のチリ合いなど、何故様々なものがそこまで完璧に近いのかが分かるでしょ? そんなところで行われている最先端の研究開発の成果がいかなるものか。トロ・ロッソってたしか、ミナルディから発展したチームだったじゃないですか、なんともまぁすっごい変わり様。今じゃライン引き用のビニールテープもペイント棚にあったりはしないんでしょうね(←当たり前だろ)。

な事は別にミナルディの血筋をひくSRT12もシャレたクルマでした。ブルの背、
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ボケる銀塗装に替えて銀テープの光にてラインを強調。イタリア製は今も粋です。

そういったところで、パブリックビューイングも終了。我らがトロ・ロッソ ”ホンダ”のまさかなオーストラリアGPの結果は、あらかじめホンダ青山が用意した(と思いますが...)幾つかのクロージング用原稿のパターンのどれとも合わず、なんとも締まりのないアナウンスにて幕となりましたが、そんなことよりもGGには...。

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”近年のF1ディテールが立体的に見たい程に気になって” 買ったSF70Hでしたが...危うく誤解をするところでした。細かいところまでも非常に良く出来た有難いCADデータから作られる昨今のクルマトイの数々。1/18のダイキャストF1ミニカーの方が縮小スケールが大きい分、細部の再現には有利。あるいは、1/20スケールであってもそこはやはりプラスチックの方が立体化の素材には向いているハズ。どちらの意見を取るかはさておいて、きちんとした価格帯の商品であれば、いづれのものであれ今のF1フォルムのトレンドをしっかり確認したいという希望を叶えることは難しくはないでしょう。でも、もし今のF1カーの本質を知りたいのであるならば...何年か前までとは違って例えこういった良く出来たトイ達をつぶさに見ても、ないしはひっくり返しても、枕元に置いても、職場に持って行ってこっそりと眺めてみても、そういうことをしたところで(汗)も、おそらくは分からないでしょう。それはデジタルのデータの中にあるようなものではなく、だからモケイやモデルカーに写し取ることは出来ないんです。モデルガンはどう高額な商品であろうと所詮それは見た目のよい”玩具”。手に持てば楽しく見て眺めてもヨシ。あそこはリアルだしここはよく出来ている、そうは言っても、そこにあるのは本質とは離れたところにある単なる本物っぽさだけ、元となっている実物の用途は言わずもがな。そのための”優れた”結果のみを出すことだけを目標に作られた”道具”で、飛距離、命中精度、そして求める殺傷能力のそれらを熟考のうえ考え出された設計と素材と製造の結果としてのカタチを成しているものです。そして、そういった突き詰めた本質の基に生まれる道具は類を問わず皆、あの表情を自然と持つようになるんです。決して写し取ることの出来ないその表情、パブリックビューイングで見た今のF1マシン トロ・ロッソ SRT12もその表情「非常に醒めた機械」を持った窮極な道具だったんです。机の上に飾ったピカピカのF1ミニカー、そういったものを眺めているよりも、そのミニカーをディスプレイ台から外し、代わりに同じサイズのペンチや精密ドライバーをそこへ置き眺めみる、その方がよっぽど今のF1の本質が見えて来る気がします。

結局は...そういうことなんです。

んん~ん? 結局は...ナンだって。と言われても今日のブログ、実はどう纏めようか特に締めるネタが見つからなくって。あっ、そうだ、件の ダバダ~♬なCM

20秒辺りのところで女性の方が爆笑してるんですよ。いったい何を話してたんですかぁ、中嶋さん! ってところでお開きなのはどうでしょう。

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違いの分かる話、なんかちーっともしてない!

気になりますでしょ? では、では。
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NISMO と たいれる (なんかタイトル変わりましたか?)

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***************************GG's New 1/8 Model Preview Vol. 5

最近GGは ふと 思うのです。 ...またかよGG!!


****************************それにはきっと、深~い事情があるんじゃないのかと?


(2018/09/20 追記、GGブログ内のNISMO GT-R の最新ネタページは コチラ)
と...セコク宣伝↑、してたりして(汗)。

さてさて、今夜も引続き1/8創刊号(のみ!)を新着レポ。デアゴスティーニ『週刊 NISSAN GT-R NISMO』1月9日よりS岡県とY梨県にて地域限定の試験販売中。
こちらも先日のアシェット1/8たいれると同様に、静岡支局GGブログ諜報員マダム7号の活躍により「送料込み計\990円ですがいいですか?」との報告を経て創刊号をゲットしてます。「これからの号も毎週お送り致しますか?」「いやいや、そういうことは特に考えなくとも結構ですので。」ご、ご親切に...どうも。(汗)

てな具合に、今回は楽勝(楽笑)でデアゴスティーニの試販創刊号を入手出来ましたが、これ、前回のTSM-Modelが元ネタのアシェット 1/8 ティレルP34よりもさらに面白い(?)。実はこのモケイ、元ネタはなんと日本市場からは既に撤退してしまったイーグルモス(イギリス本家は、もち健在です)が2012年の元気だった頃に1/8 スケール「週刊 Nissan R-35 GT-R」として創刊されたもの...
のキャリーオーバーなんです。実自動車業界では『キャリーオーバー』は一般的なもので、実車日産GT-Rは2007年の発売開始以来、主要構成部品はそのまま(キャリーオーバー)に、要所要所のマイナーチェンジを経て今や怒涛の600馬力へと発展して来ました。で、こちらのモケイも実車同様キャリーオーバーされた主要パートと、6年ぶりの再登場に際しての追加・変更された怒涛のディテールアップとが組み合わされて再モデル化されております。で、キャリーオーバーされたこの怒涛の精密 1/8 GT-RでGGも我が家のキャリーオーバー作戦の展開を目論むのでした
...(謎)。

って言うよりネ、実際のところ、6年前のモケイはTVCMで日々散々『実車CADデータを使用』なんて謳いながら腑に落ちない造形(例によってのGG的超細かい指摘です-w)も多くてCADデータは実は宣伝文句に ”使用” しただけでしょ?なんて感じだったんです。おそらくCADデータをどう料理するかが、当時はまだ設計センスに結びつかなかったんじゃないかと思われますが、嬉しいことにそれらの超細かい(汗)箇所も今回はきちんとGT-Rしてますし、さらにさらには、GGが嫉妬の新テクニックの導入や”旧”GT-RでGGが挫折したGGカスタマイズが2つ3つと実現されてます...については後述で。ただし現時点では不明な点が。図面を引いた方の設計思想が好ましいこの1/8 モケイなんですが、続くフェアレディZ同様に設計的に危ういところがあって...。例えばエンジンフード開閉。ヒンジのホンの僅かな取付け位置のミスを起因(とGGが思う)とする不具合があって、閉まらないボンネットを無理に閉めようとすると、想定設計数値を超えた力が実車同様のアクションで開閉するこのヒンジにピンポイントで集中してしまうので、その結果、いとも簡単にあっけなくヒンジがポキっと折れまくります。Yオークションの出品では今もそんな状態のイーグルモス1/8 GT-Rが見られます、というよりも、ほぼ皆折れてます。なんか某社の1/8フェラーリみたいな購読者様の「経験のない難しい大型モケイの製作たったんだし...しょうがないネ」的なあきらめムードの有様ですが、そんなの馬鹿げてる。既に設計で爆弾を抱え初めからちゃんと組み立てられない事実、そんなのがパートワークには多い。読者は出版社を信頼した上で大好きなGT-Rのモケイに高額を投じるのだし、そのための判断基準としての宣伝文句があるからこそ、それを信頼の証としてるのに、実はその文句は美味しいワナだったり...てな悪気はないと信じてますが『実車CADデータを使用』とか『かってない細密さで再現!』などとお戯れになどならずにGGは声を大にして その前にきちんと筋は通せヨと、お願い申し上げます。ヒンジはミリ単位でちょっと設計変更を加えれば済むことなんですが、新出版元のデアゴスティーニさんそんな状況をご存知なんだろうか? 『再販』に際してそういうところは、もう改修されてますよね、デアゴさん??

悪口になっちゃってますけが、アシェットのたいれる派とデアゴスティーニのNISMO派で、GGはNISMO側についてますので。なんか意味わかんないけど。

では、あらためて...デアゴスティーニ『週刊 NISSAN GT-R NISMO』 S岡県とY梨県にて限定試験販売版を創刊、今頃は4号辺りが販売中です(2018/1 現在)。
(デアゴの専用HPは:https://deagostini.jp/gtrmt/)
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全100号で完結。”100号”ってなんか久しぶりに聞いた感、ですが...。
(でも、いいのかなこっそり110号とかにしておかないで。) 創刊号は\490円。

モケイの元ネタがこちら。創刊号はえっ!? \790円だったの。続く Zも\810円。
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HP今も見れます http://www.gtr-collection.jp/。削除とかってのしないの?

余談ですが、Twitterなんかもまだ残ってて「イーグルモスは国際的に成功を収めているパートワーク (分冊百科) の出版社で」なんて紹介があります。いいかげん
これ ”日本以外の他国”だと取りあえずは国・際・的・に...って書き直さなきゃ。
「創刊号は特別に \790円」もアシェットのゲリラ的創刊号価格戦術なんか見ちゃうと”特別”感のない特別価格(爆)。アシェはティレルで遂に定価の1割を達成。\190円!イーモス4つ買えます!! イーモス(810円、Zで値上げ)、デアゴ(490円)アシェ(299円)と創刊号アプローチの違いが窺えます、別に気にしてないが。


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では、創刊号の内容紹介でも...(笑)♪


オマケの冊子は前回の1/8 イーグルモスのGT-Rの時に結構通な解説もしちゃったし、今さら追記するお話もないし、って感じでペラペラな出来。17年型GT-Rが2ページ、NISMO話が2ページ、単ページに纏めた過去のニッサン車の紹介(某国産車ミニカー集めの付録冊子調)...の、ただそれだけ。パンフレット?(爆爆爆)
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いくら元ネタのイーグルモス 1/8 GT-Rの続編的な立場だからって、それと重複するようなクルマの話を省いて必要最小限に本としての体裁をまとめているような出版物なんてダメ本でしょうね...なんてパートワークが「本」であるなどと考えるからいけないんでしょうけど、それでもこのNISMO版はやっぱりパートワーク出版物って本屋さんを出版物だって言い包めて自らの商品の販売拠点として利用するモケイやミニチュアの商売って感が余りにありありしすぎな程に乏しい冊子内容。んん、こんなんでいいんだろうか? とか想いながらも当の出版業界はこれらパートワークのお陰様で多少なり潤っているワケですから世の中はめでたし、です。

見開きパッケージのパーツはこんな感じ。これだけでちゃんとフロント作れます。
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デアゴ、デ〇リアンでは2号も買わないとリアが完成しないとかやってましたが。

ヨカッタね系!!だったのがパール色なボディ。ウチにないんですパール塗装の車。
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が、少し分かり難い色具合。実物を手にしてみないと普通に白だと思っちゃう。

それと、こちらは実物を手にしても分からない(多分)、カーボン表現の新技法。
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ハイドロトランスファーとかハイドロドロッピングとか呼ぶ技法(日本語不明)で、

従来のデカールや塗装でないテクスチャー表現。繋ぎ目が出来ない・美しいが特徴
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ハイドロ(液体)に浮かべた模様を纏い取る方法でウラ側まで”柄”が回り込みます。

美しく且つ隅々までカーボンしてくれ、デカール的な変に困った貼り重ねもナシ。
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実はタミヤが1/12スーパーセブンのサイクル”カーボン”フェンダー(94年)で採用

...なので、新技法ってことでもないんですが、あの頃のこれでもカーボンだって思って的な出来よりずーっと進化してます。クリアコートなんか掛けちゃって、つまりはデカールでのGGお手製カーボン表現の上を行かれてしまいました(悔)。

ハイドロトランスファーとかハイドロドロッピングとか呼ばれる技法...の動画。

やろうと思えばご家庭でも出来るのか!? GGはやらない...やれない、ケド。

他にも、やろうとしてGGには出来なかった(汗)、LED系ギミックが搭載済み。
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メーター&室内灯はオミット。窓の開閉は?? 「実際の...」は見なかったことに。

ヘッドライトユニット内のデイライト(右上)はここまでハッキリ光っては見えないと思います。おそらく擦りガラス的にLED光源を導いているような仕組みと思えますが、とりあえずバンパー内の6連と同期、ヘッドライトとは非同期な点がカッコよくて。遂に『一家に一台はデイライト(のモケイ)を』が実現出来る時が来ます。

それとこの6連デイライトのカバー、旧モケイでgtr-18.jpgな落ち度が、きちんとgtr-17 Bになってたり。実車の雰囲気はディテールの積み重ねだと思ってますので、GG的にはすごく納得してます、ええそうです、ワタクシはオタク(爆)。たまたまGGの気に入らなかった箇所が、運よく2017モデルで変更されたボディワークと合致してたってだけ、かもしれませんが、それでも旧GT-R創刊から次作の2014年のフェアレディZを経てこのモケイの設計・製造元(デアゴスティーニなんかじゃないからネ)が積み重ねて来たモケイ製造についての造旨なんかが、パールホワイトのボディやカーボンパネル再現などの新手法と共に見て取れ楽しいです。主要部品の流用で浮いた製造コストを全て横取りとはせずに、何割かは前述のハイドロなんとかへのトライやデイライト、ナンバープレート灯の追加ギミックへと回してくれたことは喜ばしこと。但し繰り返しますが、このモケイ、旧作1/8 GT-Rのキャリーオーバーなんでエンジンも旧作同様に”上げ底”仕様のままですのでご注意を。要はクルマに搭載するような形ではエンジン全体のモデル化がされておらず、エンジンフードを開けて上から覗き見える部分のみが再現されているだけなんです。なんだよ? エンジン作らせて貰えねーの、って、人によってはこういうことは致命的かもしれませんが、元々はイーグルモス時代の旧1/8 GT-Rではクルマ本体の完成後に1/5サイズのGT-Rのエンジン製作が130号までの延長シリーズとして控えてあったのでクルマに搭載するエンジンは企画的に製作がオミットだったんでしょう。今回はそんな延長エンジンシリーズもないかとは思われますが、それでもこのGT-R(及びこのNISMO版も)のエンジンルーム、GGとしては何処ぞの1/8 パートワークモケイみたいに、いい加減な寸法や搭載位置のそれ風なエンジンのディテール程度で徹底再現などと読者をたぶらかす根性なんかより、よっぽど良心的だと思ってます、なかなかコレがどうしてどうして。このエンジン、下の写真のとおり結構リアルな仕上がり(もちろん、見えるところオンリーですケド)でしたから。ボディパーツは1/8ともなれば大型の部品構成となり、このGT-Rもボディ全体を前・後に分けた2分割式の設計を採用してますが、かと言って、これを繋げ組み立てたところで ”どこかに繋き目が見える仕様”になんかには決してなりません。どう観たってちゃんと「一体ボディ」になって見えますので心配はご無用です(爆)。

ウチのイーモスエンジン。色こそ塗り替えましたがパイプ等の追加はしてません。
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お腹一杯感あるでしょ? ただネ、デアゴ版も全くこのまんまで色変えなんです。
ん? ならば色を足せばウチのエンジンもNISMOバージョンになる、とか(笑)。

手前がイーグルモスGT-R、奥がNISMO版の部品。組付ボスの位置も形も一緒。
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これこそが、キャリーオーバーであることの動かぬ証拠、って今さらですが。

モケイだけでなく、組立て説明書も”以前”のと同じ構成・雰囲気になってます...
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左が旧作、右が新作、つまり同じ人が書き上げたモノと言うことですネ。部品は分かるだけでもサスやエンジンは完全に流用。おそらくかなりの部分がそんな感じ。

ならばこの↓トップシークレットのリストで、変更箇所の割り出しも可能、かも。
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実は上のはイーグルモス創刊号に付属してたパーツリスト。発刊順に並んでましておそらくNISMO版の配布部品の組み合わせもこれに準ずるものになるのでは。このリストから一応変更のパーツが何割に及ぶのかがおおよそ推測出来るのです。

それこそが、我が家の キャリーオーバー作戦。なんです。

この写真が何を言っているのか、わからない? ええ、それでも結構ですヨ。
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わかっちゃうと我が家の台所事情が知れてしまいますものですので...(爆)。


以上が前回に引き続いて今宵のデアゴスティーニ、新着紹介(創刊号のみ)でした。

そう言えば、冒頭の冒頭で「ふと思っていること」について、まだなんにも話してませんでした...。


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ご説明して来ましたように、今回のGT-Rは下敷きとなったそのモケイがあるワケですが、それだけではなく興味を覚えるのは、組立て説明書の図や構成も旧作品とおんなじ、つまりイーグルモス時代と同じ人が新たにこれを書き起こしたものでしょう、その存在って? ...ってことは、GT-R NISMO 1/8 組立てモデルが商品として形になる際に、デアゴスティーニがこれに関わった範囲って僅かなんじゃないかと。モケイだけでなく、いや、組み説もそれを起こしたのはデアゴスティーニではない部外の誰か。そもそも冊子自体、取材から始まり、執筆、構成って、これはデアゴスティーニ自身の仕事だったのだろうか。で考えるに、パートワークの業界って出版業と言うより、もしかしたらむかしむかしのイタリアにおけるスーパーカー産業みたいなものなんじゃないかって。当時のスーパーカーみたいに自動車会社が...ではなく、実はイタリアにおけるそれはカロッツェリアという存在がスーパーカー産業の肝だったワケで、ボディスタイルだけじゃなくそこに行き着くまでの商品企画から、設計、製造、塗装、内装組み付けと事実上カロッツェリア(元々は高級馬車工房から発展した職種)が”全て”を担当してて、単にデアゴスティーニはそこへ最終工程で自社のエンジン載せタイヤを履かせ自分のエンブレム(会社ロゴ)を付け、自社商品として全国の書店に卸してるだけなのかも。考えれば、例えばCentauria社が出したイタリア創刊2冊、1/8 ラ フェラーリと1/24 フェラーリ コレクションは日本ではアシェットとデアゴスティーニとで別々の会社からそれぞれが創刊。普通だったら、先の1/8 ラ フェラーリの出版に引き続き、ミニカーコレクションもそのまま同じくアシェットへ流れるべきなモノとかではないの?? あるいは、デアゴスティーニ・ジャパンから創刊されていた「週刊 太陽系をつくる」は地元に各国のデアゴスティーニがあるにも関わらず、何故かイーグルモスから欧米豪の各版がリリース ... まるで出版元の版権よりもその実質的な『売り物』である付属モケイ自身が自らの意思を以て好みの出版元を選び、渡り歩いているかのよう。もちろん、全てがそうではなく出版社主体で企画される商品もあるでしょうが『最初に付属モケイの存在ありき』から始まる話も少なくないのでは。

ふと思ったのは、とある商品の企画があるとすると...。それをオールインのビジネスパックとして商品化までの段取りをまとめ、任意の出版会社へ流す、”業者”みたいなのが居て、「企画が浮いた旧イーグルモスGT-Rの焼き直しだけど、誰か買わねー?キャリーオーバーで安く販売出来きるよー」って、パートワーク出版社に提案と言うか売り込みをして。今どきの書籍の原稿は皆デジタルデータ、あらかじめブランクにしてある出版元『記入欄』に適当な会社名・住所を ”入力” すればいいだけのこと、5分もあれば□□出版社バージョンだって、△△ジャパン社バージョンだって簡単に出来ちゃう...。既に日本ではイーグルモスが撤退しているのなら興味を持ってくれてる他の出版社へでも英イーグルモス本家が出版中の「週刊 バックトゥザフューチャー デロリアン」の創刊を打診したって構わない、その権利を買い取ったところがそれを自社名義で創刊してるんじゃないか、って思うんです。フェラーリだってディーノ308gt4はベルトーネのデザイン、これをフェラーリがベルトーネにデザイン”させた”なんて考えてては理解が難しくなるのですが、こんなカロッツェリアの生態同様にあるモケイ企画があればその製造請負と一式でどこの出版元へでもシャッフルして売り込める仕組みがこの業界にはあるんじゃないかと、GGの単なる想像遊びですけど。それで出版元と出版元との間にはそれを司るそんな何者かの存在。こんなカロッツエリアにも似た仕組みの出版様式の発明あるいは書籍とはしているものの、本質的な商売はその”付属品”であり、時にそれはモケイであったりDVDやレコードであったり、鉱石、ミニカー、レプリカの腕時計・ライターであったりと。商売のアイデアがあれば、それを”出版”の姿を借りて世に送り出す、出版社を巻き込んだ商法のコンセプト、これが『パートワーク書籍ビジネス』そのものなのかって、全くの憶測ですよ、もちろん。当時のスーパーカーメーカーもいつもカロッツェリアに頼っていたって事でもなかったでしょうが、それでもカロッツェリアっていう商売感覚はイタリアならではのその古き産業形態的な発想なのかな...と。

パートワーク書籍の第1号創刊は1959年のデアゴスティーニ、イタリアでのことでした。創立者のジョヴァンニ・デ・アゴスティーニ さんは地理学者。フェルッチオ・ランボルギーニさんはトラクター屋、イソのレンツォ・リヴォルタさんは冷蔵庫屋で、エンツォ・フェラーリさんはレースが本業でしょ? 時間と場所が何気にスーパーカーなのが、その面白さを感じるのです。


だからナニ? では、では。



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たいれる と NISMO (シンプルな題名で失礼いたします)

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***************************GG's New 1/8 Model Preview Vol. 4

GGは最近 ふと 思うのです。


****って、ねェねェ 1/8 のパートワークモケイって実際、高いの?それとも安いの?

どうしてそーなのか...パートワークモケイって100号完成で総額 18万円くらいって『定価』あるじゃないですか。GGみたいな苦労翁にはもちろん相当キツイ金額ですけど(汗)それでも140万円を超えてしまったAmalgamはほっといても(爆)、エブロのSuperGT GT-Rの26万円(2010年当時)、TSMの300SLや6輪ティレルの46万円と42万円(同社HP)と比べるとかなり安い価格。これって購入側だけでなく出版する方も相当キツイのでは?なんて思ってます、実は。パートワーク誌って自動車雑誌とかの様に広告ページの収入はないから読者の支払いが唯一。1つの箱に全パーツ入れてお店に卸しておしまいなプラモ会社とも違い100回分のパッケージと同回数の”オマケ”冊子の翻訳代や印刷代、それに恐らく外注と思われますがカスタマーサービス(通称:クレーム受容体)の運営費用やかかり難いフリーダイヤルの負担。そうやって考えるとアマルガムの140万が長閑なモノに...は思えないか。

イーグルモス撤退でその市場を半分個づつ山分けしても、相変わらずのデアゴスティーニとアシェットの台所事情、の確証はないけれど多分そう言うことなんじゃないかと思わせる、お客様の気持ちを考えていないような苦策の連発が目立ちます。増刊 130号作戦では可愛い方でしたが、ほっといたら、ご好評につき読者に内緒の延長作戦や、そもそも延長するより 1/2エンジン組み立ても最初から入れて創刊しちゃうぞ作戦(エンジンがなきゃ全80号で終わっとるでしょが!)とか、挙句の果ては、実車の再現にコダワリましたと謳いつつ実はそれよりさらに自社の諸経費他コストの削減にコダワッテタことがバレた屋根分断作戦にまで発展、GGには皆耐えがたいものばかり。完成なんか先延ばしされたらそれまで生きてるか分からんし、購読を終了することまで申し込み制なんてウザい、なに!屋根が切れてる?ハァ、論外!! みんな一冊当たり定価 1,700~1,800円の呪縛が原因、定価の値段が上げられないからって、完成までの号数をいみじくも色んな手段を考えて増やしてるワケなんですけど、じゃぁ140万円払ってくれる? ...と言われても。

と言うことではありますが、この度デアゴスティーニとアシェットの2大パートワーク出版社が揃ってコスト削減の新手法を導入して来ました。それも何と今までとは違うお客様にも負担がかからない(汗)画期的な手法なんです。今夜はこれら新創刊(実際には一方は現在試験販売中ですが)の2モデルをご紹介いたします。

アシェットの『週刊 ティレル P34をつくる』
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そして...ディアゴスティーニの『週刊 NISSAN GT-R NISMO』Gtr35-000.jpg
ディアゴスティーニの方は現在、地域限定の試験販売中です。

奇しくもどちらのモケイも同じキーワードは『キャリーオーバー』。キャリーオーバーは引き継ぐの意。日本で一番当たらない宝くじLOTO7(確率は10,295,472分の1)で当たらなかった賞金を次回に持ち越すのもキャリーオーバー(繰越金)。自動車のモデルチェンジなんかでよく使う方法で、既存製品の主要部品を活用し新たに商品や商品構成を展開する手段。企画立ち上げの諸コストが抑えられる、同一の金型や設備ないしは部品そのものが使用可能、商品化までの時間を短縮化これもコスト削減には有効。これをパートワークモケイに持ち込んで来たワケですね。アシェットの方は製造先会社での既存商品のデータ及び製造ノウハウの活用、かたやデアゴスティーニでは、実車のマイナーモデルチェンジよろしく恐らく半数に近いパーツ数を既出モケイからキャリーオーバーさせた商品企画。でもどちらも手抜きってことではないです、両タイトルも既に実績のあるモケイが土台ですから。前モデルからの設計の単純化・合理化で完号までの刊数は大幅に増やさない、完成度の煮詰めも可能としながらコストも抑えられるってことで出版社ニンマリですが、GG(以外の方にだって)的にも総出費額も制作期間も今までと変わらないってことなら大助かり、そもそも不摂生なんで2年半も生き延びる自信がないもんで(笑)。

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では、モデルの紹介です...♪


今宵は先ずは、アシェットを。アシェットの1/8 ティレルP34はHPにも謳ってあるとおり、設計製造元は香港のTSM (TRUE SCALE MINIATURES) モデル社で、このTSMが完成品ディスプレイモデルとして2013年に発表したのがティレルP34 76年スウェーデン #4デパイユ、晴れの日仕様。日本でも35万何がし円で販売。GGも当時、秋葉原のタムタムで実物を目にする機会にも恵まれて、6周半ばかり本モデルの周りをクルクル回ったものでした(←バカ)。 ...Amalgamほどの華やかさはないものの、堅実な造り+手頃(でもないナ)な値段で好印象だったのは覚えてます。とか言いながら、なんで今さら6輪なのさ、ってのが4年前の話。今も同社のHPには50台限定生産 US$3900.00なんて出てますけど、このモデルが今回の下敷きになってます、と言ってもそれと全く同じクオリティがもちろんあるワケはありません。キャリーオーバー戦法は定価19万8千円(計110号で完成)に見合うモケイを形作る際に、そこに到達するがための掛かる諸コストの幅を抑えてその差で潤う、基本は出版社のためのもの。へんてこりんな宣伝文句や完成品サンプルと称する”モノ”に踊らされ勝手な夢みて、後でショックを受けるパートワーク購入ならではの「醍醐味」は、今以て健在ですのでご心配は無く。そっか(爆)。

いきなり作れる物は作っちゃいましたが、結論からいくとイイですよ、これは。
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もっとも、先が見えないパートワークモケイです。『今のところは...』ですので。

実はこのシリーズ、昨年10月にT木県U都宮市での試験販売の際に既にGGは創刊号から3号までを入手済み。いや正確には試販の後でして、いつものとおりU都宮市で試販!?との情報を嗅ぎ付けたGGは、って情報源はいつものかず氏のブログ☆地球の青☆様の盗み観をしただけですが、またお世話になりました、かず殿(汗)。早速、現地駐在GG特派員ミセス1号からミセス6号まで連絡を取るも「当店では着払い発送は承っておりません」...ってな報告ばかり、なにゆえU都宮の本屋さんて今どき着払い注文ができないの?? わかったことはU都宮市内でも書店がさらに限定されていること。本屋さんへの長距離電話料金がさすがに嵩み過ぎて7号への調査電話(笑)は打ち切りで後々ヤフオクで落札した頃はブログ発表に既遅し(汗)。先日創刊の全国版を手にしてみて、試販の号って結構違いがあるものなんですね...知りませんでした。そういうことで、それらの違いも、創刊号のメインメニューのFカウル、それに是非GGが見たかった&欲しかったP34象徴、前輪タイヤ+ホイール(U都宮 2号・3号)と共に紹介します、さらには紹介が遅くなった言い訳までにとGG流小ネタのオマケ付き特典もあります。

では、あらためての... アシェット『週刊 ティレル P34をつくる』
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2018年1月24日(水) 全国版創刊 公式HPは:http://p34.jp/home.html

こちらが試販バージョン。U都宮市で限定試験販売されてたのは昨年10月のこと。
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青に黒を混ぜたパッケージが、同じ青でもインプのような華やかさには欠けます。
そのせいか、こちら全国版↓では、デザイン上の色バランスが改善されてます。
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初戦の目玉となる、ティレルP34の特徴的なフロントカウルの製作。これを完全体にするのに次回2号のリップスポイラー(写真の黒い平板パーツ)まで部品集めを引き延ばして、創刊号では完成させてくれないのってなんで?試販版は初刊で完成でしたよ(悲)、いろいろ配布内容の変更で余分な諸経費も掛かったでしょうに。もしやコレ、デアゴがデロリアンで仕掛けた(個人の推論)「折角だからついでに2号も購入してこの際リアバンパーだけでも完成させようよ戦法」のアシェット版?続く第2号も併せて買わせてそれで購買意欲に火が着くとでも思ってねえか?ハイ、そのとおり...。ヤバイ!創刊だけでなく続く号も買わせて商品情報をさらに詳細に植え付けることが成功すれば購読率は確実に増えるハズ、ってそんなに巧妙な内容の第2号でもない気がしましたけど実際(笑)。ともかくあれやこれやの小戦法には、GG苦労をお察しいたします。で上の写真見られて気付かれました? 試販版とはさらに大きく違うところ、GG的にさらにさらにヤバくなったそれにも触れないと。

全国版になっての大きな変更はなんとボディカラー、てか試販版はなぜかオランジーナのペットボトルのフタのような鮮やかな発色のいい青と言うかアジュール。GGがせっかく購買を安全に拒否出来た色味だったのに、全国版ではそれがヤバいくらいカッコイイ ティレルブルーになってます。

この少し暗い過ぎかもしれないブルー(右)の感じがモケイの重要な鍵と思います。
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当時のF1マシンは分かりやすいカウル形状だったから意外にも映り込みが綺麗。
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で暗い色にツヤが意外にも綺麗なアシェット塗装。塗り分けも見事に映えてます。
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ただ、意外にもブリスターパックとの擦れで起こったキズが付いてました。
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こちらは意外でない恒例糸ホコリの乱入。今回のは極小、でもツヤ塗装上は目立つ
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と言うことで、両者とも2000番ヤスリ&コンパウンドで処理。塗装膜は柔らか。
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ただ、やるのなら極小範囲での実施を。最終的には磨きキズの方が目立つので。
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GG流ヤスリ研磨とコンパウンド法もあるのですが、今回もブログアップが遅れ。

ちなみに組み立てて、ちょっと気になるところがありました...。

ヒケ等目立った場所に見られないので、成型技術は上なのかとも思えるのですが...
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この”ウラ蓋”の合いに関してはちと良くない。先々に不安を案じさせる要素です。

この部分、合いがどうこうじゃなく、隙間が出来るのにきつくて入りにくい昔のプラモみたい。どうせ裏側だしなんて思うと、上に突き出すFタイヤ直前の衝立(銀色板)がイビツな角度になるので、カッコ悪い。衝立の見え方を優先にパーツを微妙に削ってから接着してます。ここで使用する接着剤はもちろんABS専用のモノですね。あららGGさんほらほら説明書をよく読んでって、ちゃんと”多用途タイプを使いこなせ”って書いてあったのに。あっそ、GGは文字通りに「どっち”着かず”」なそのような優柔不断の接着剤にはサラサラ興味ありませんケド。単一接着剤なんか使いこなしてないで、接着剤とは適材適所、臨機応変に必要に応じて目的別にセレクトして使用するものじゃないかと。てか「使いこなす」ってそういう類の言葉だったと思ってますが。そもそもタミヤやフジミのプラモを多用途接着剤で作る人って、まず聞いたことありませんが。多用途タイプってそんなに良いんですか?

塗装の話に戻りますが、実際のところ、ブログ写真に上手く反映されてませんが(汗)、ツヤこそは綺麗に出てても正面近くから見る映り込み具合は結構ガタガタ。塗装表面の平滑度はこの手のパートワークモケイによくある【並】程度ってことです。が、角度を付け、と言うか普通のごくありふれた方向にてモデルを眺めてみれば、もともと曇りがない塗面にティレルブルーの美しくも暗い(表現が変)色が見事に生きて来て、結構GG的にウットリしてます、やっぱり写真には上手く反映されてないんですが(汗々)。このモデル、この創刊号の配布から始まって、ロゴの映えるボディ、計6本のタイヤの質感ボリューム、鋳造DFVシリンダーヘッドの武骨さ、等々のコントラストを上手にそして押しつけがましくなく重ねて行くと、超絶リアリティ趣向のモケイともまた違う感じで高級感が漂う良い1/8 スケールモデルが最終的に出来そうな予感がする、ってGGは夢を見てるのか。本当はこんなレベルの塗装仕上がりの品ばかりが毎号毎号「当たる」ことはそうそうないので、出来が良さげなパーツばかり、その”出来”を紹介するのは意味がないのかも...。気付かれぬようこっそりGGが書店で確認した感じだと 8冊のうちで3冊くらいが良。1冊だけコレはあかんってのがありましたような。「あっ、あのオジサンまた同じ本ばかりいっぱい広げてるよ、ママ?」「 しっ、聞こえちゃうでしょ!!」

おせっかいですが、スポイラーステイの製作指南をここで...
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ここ↑で使った接着剤は「デコプリンセス(コニシ製)」。金属部品をガッチリ着けてくれますし、さらに半乾き状態なら何とか爪楊枝の先とかでからめ取ることも出来るのでGood。それと...この接着剤は盛り上げたまま「水滴」みたいに透明で硬化する特性がありますので、後述のちょっと”面白いこと”なんかも出来ます。

で上記のリップスポイラーのステイですが、試販版は厚手のエッチング製でしたが全国版は金属板を打ち抜いた部品に(何故か)変更されてます。折り曲げ線こそ入ってはいるものの、ココから綺麗には折ることが出来ない硬い金属板部品ですので要注意。ペンチ等できちんと折り曲げ位置を確定しておき、その根本へ力を掛けつつシャープに折り曲げていきます。先っぽなんか持って曲げてたりすると妙なところへ力が掛かるのでステイは湾曲⇒ 希望とは異なるヘンな出来上がりになっちゃいます。きらり光る金属部品は同じような形状の物を複数並べて取り付ける際には、曲げ角度とか取付け位置とか、ラインダンスしてるみたいにきちんとそれぞれ揃えておかないと誤魔化しが効かないので説得力に欠けた仕上がりになっちゃいます。

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それともう一つ、説得力の話をするならば抑えておきたいGGカスタマイズ。アシェットの6輪たいれる、どうにもグッドイヤーのバイアスタイヤが扁平過ぎです。ミシュランが世界で最初に市販に成功した自動車用ラジアルタイヤ(1949年)の技術でF1に殴り込んで来たのは 1977年、アシェットP34が活躍してた翌年のことですが、同じく新参者のルノーの ”ターボ” F1に取り付けられていたそれは、グッドイヤーより四角く(前から見てですよ、横から見たらもちろん円です-w)、新しい技術革新の到来を感じさせたものでした。思えば、昨今の何がどう起こっているのかわからないF1よりも技術もレースも誰だってひと目見れば分かる良い時代でしたね。が、14歳のGG少年がどう思おうとも、50代のF1ファン(現GG)には風船みたいにトレッド中央が膨らんだ自然の摂理みたいな形状のグッドイヤーこそがF1タイヤのそれ、これ大切な再現要素です。チェックしたらアシェットのタイヤトレッド面中央が妙に凹に湾曲してしまうんです、タイヤパーツのショルダーの方の硬さがトレッド面に対して勝っているからですね。またタイヤの中へ支えの芯として仕込むウレタンのベルトも想像に難くないように、中央の方が輪郭部よりも柔なワケで、それらの2つが原因。幅広いリアのタイヤだと力学的にさらに顕著に現れるから、それがブロックトイのようなサンプル写真の外観になってしまい、横方向に広く見えるタイヤがF1マシン全体としてのバランスを崩している(って、いつものGGの個人的感想です。ここはひとつ聞こえないフリしてあげましょう)。

と言うことで単純な対策ですが、ちょうど良いことにタイヤの中に仕込む芯としてのウレタンの輪がありますので、この中央部に10mm幅のマスキングテープを巻き付けて外周部よりもセンターが膨らんているグッドイヤーの様が再現出来ます。強く巻き付けちゃダメですよ、却って真ん中が締め上げられちゃいますんで。説得力に欠けると相対的にモケイは見ていて不安を覚えますが、逆にちょっとした好説得力を与えれば大型スケールモケイってさらに”らしさ”が加わるんです。ほんのちょっとだけ。それでも効果的な結果を得る可能性を有しているのが大型モケイです、だって小さいと見えないでしょ(爆)。それで、結構な回数巻いてどうにかバランスが良いところまでもって行きます。ついでで変なツヤのゴム質も軽く石鹸で洗って見てくれを良くしてます。えっ?マスキングテープがもったいないって。日頃から高級コンパウンドには1000円でも出費なさるアナタ様が何を仰るのです?

右:芯の中心にマスキングテープ(10mm)を巻き付け、その他いろいろ装着済。
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タイヤもイイ感じ。えっ?タイヤが濡れてる。だってレインタイヤでしょ...(爆)。

最後に試販版との違いをまた。毎週たったの200円!お安く感じるクリアケースと
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英語に弱いニッポン人用なのに漢ジーな出来の名札は共に全国版からの登場です。
元はF1 76年シリーズのDVD(と工具箱)、いかにもな感じも良かったのですが、
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定期購読してもらってナンボの世界ですから。でも”製作者”ってのはちょっと??

んでそれよりもGGとしては一番気になるのがこのP34、TSM-MODEL社のHP同様にカウルを外した画像がないんです。TSMからのキャリーオーバーってことで外見Onlyなモデルになるんでしょうか。車体に組まれるスピーカーの配置場所はどこ、電池や基盤は。やたら金属製金属製金属製と五月蠅いフロントカウル裏側に付く実車同様形状のインナーフレーム(ダイキャスト)も、カウルが脱着しないのならそんなパーツの再現は不要でしょうし、フルカウル脱着可能が自慢出来るんだったら、ほぼ全体がABS製の中のちっさなちっさな言われてみればまぁ金属てな部品のことより普通はソレを先に口にしてますよね? それとセンターカウル。ここ、タミヤのプラモみたいに左右分割だったりしませんよねぇ? 完成見本どおりではなく、配布された実パーツはelfの文字やNo.3が縦割り。わざわざ2号分に左右で分けてこんなところで儲け回収に精を出す、だなんて冗談ヨシ子さんですよ。まさかアシェットのことですから、以前どこかの会社が創刊してたハコスカみたいなことは絶対マネしないとは思いますけど、んんっ?

ただ注意しないといけないことが、創刊号シリーズガイド見開きページの完成品。あれはTSMが売ってる完成版の1/8 ほとんどそのものです。そのことについては、実際に創刊号で手にする配布パーツや後号のFホイールを見たらすぐに分かります。既出モデルがあるからってそのクローンが手に入ると考えるのは早合点。やはりパートワーク版の方は巧妙にグレードダウンがなされてますので、騙されちゃ

ダメ、と言いつつ、アシェットティレルはいい模型です(どっちやねん)。

全110号で完成とのアナウンスですが、アシェット様のことですから今回も素敵な無断延長戦を仕組んでいらっしゃることでしょう。まだまだ興味が尽きないP34です。とか言っておいて1/5のDFVがメチャ欲しい、以上GGのレポートでした。
(”たいれる” P34 by 汗っと・じゃぱん)


そしてこちらが... ディアゴスティーニ 『週刊 NISSAN GT-R NISMO』
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2018年1月9日(火) 限定試験販売中 (S岡県&Y梨県←バレバレ、HPも載せちゃうhttps://deagostini.jp/gtrmt/)

実はGGこちらが本命です。デアゴスティーニがキャリーオーバー作戦だったら、同じくGGもキャリーオーバー作戦なのだよ。嫁に購入がバレないためなのだよ。

では、では。


こちらもGG嫉妬の新技術を盛り込んだ意欲作。しかし今時の乗用車の大きさって
そんなこんなは続く次回でご説明いたします。マテ次回を(っていつになるの?)。

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もしかしたら... GGは既に 1/24 中毒なのでは?

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****************************Le Grandi Ferrari Collection Vol 34

メリークリスマス? それなら いっそ明けましておめでとう...だろ!


↑って、本来は今頃には発表の予定 ”だった” 新作ブログ記事(仮題:GG流、塗装のいろいろ)のために準備していあったオープニングフレーズ、次の回がいつになるかわからないからこの更新の機に年末年始の挨拶も今しちゃえ、ってものだったんですけど...。

実際には未だに記事が書き終われなくってて(汗)。もしかしたらこのままブログを更新出来ずに年越しになると上に用意したフレーズがムダになる(爆)。それならと、ブログを1本無理やりでっち上げることになりました(いつもコメントをいただいてるottoさんには次は塗装編ですとお約束していたのに...そうはならなくて
スミマセン)。

実は本日、都内某本屋街で、見覚えのあるようなカラーのフェラーリのミニカーをみつけたもので、ついついそれを購入してしまい。で、コイツはうちの1/8の奴。
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購入はコチラそのアペルタ。デアゴスティーニのレ・グランディの第34号です。
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1/8 専門ブログ!とか謳いつつもいつのまにか内緒の1/24 が12台目です(笑)。


デアゴスティーニ・ジャパン隔週刊 レ・グランディ・フェラーリ・コレクション
********第34号『ラ フェラーリ アペルタ 2016』 ...を買いました。

本来は12/5が発売日ですから2日程早くフライングゲット出来てるようでして。
ならば速攻ゲリラ・レビューの絶好のチャンスと思いましてのブログを新-更新。本音のところは、GGの本業ブログの筆休めにちょっと写真をアップしてみただけのことなんですが(爆)。でも興味ある方もいらっしゃるでしょ? 例えば同じような色で1/8 ラフェなんかの再塗装とかしていて、ラインは赤で入れるべきか黒にするかどうかで、モケイか何かの立体的なサンプルが見てみたい人(汗)とか。
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これ(が付ているモケイ)も欲しくて。フェラーリ 70周年記念ロゴ...カッコええ。


そんなに昔のことでもない白のカリフォルニア T 以来のデアゴスティーニです。
シリーズに付属のカタログのような美しさが相変わらずの今回の”オマケ本”(汗)、
↑の写真となんか構図も似てますが、GG、決してマネなんてしてませんよ。
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次回のブログを見て頂ければそれが分かるハズ...って、いつになるやらですが。
記事の内容は? ラフェも2度目の登場となると真新しい話もさほどありません。
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70周年記念の各モデルの紹介話は面白いかな。けどこのネタも既にもう古いし?

まぁオマケ本の事など置いといて(爆)本題1/24 ブラーゴのご紹介にいたします。
で、色はご覧のように、というよりご覧にはなり難いのですが、メタリックの入った黒。実車と同じ配色です。さらに実車と同様、ぱっと見では細かい粒子でメタリック感が出てこないのでモケイとして少々勿体無いかも。赤のラインはGGの駄目写真より実際には細く発色もOK。ちょっと離れて見だとカッコイイ、ですよ。

この手はちょっと見こそが最高、マニアックなツッコミはヌキがお約束です。が...
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アペはサイドミラーが本来水平近くまで角度が寝てるんですが、なんだかネェ~。
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それにリアカウル上の赤ラインだって、リアスポイラーまで届いてないし。
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ナニ、それって実車も同様? フェラーリのデザインセンスがなんだかネェ、か?
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70周年ロゴはしっかり、くっきり、ばっちり。GG的総評は「好」ってとこです。

ただし件の赤ラインは、これは実際と違いリアカウルの分割溝にではなくカウルの縁へ線を引っ張ってます。コチラの方がラインは視覚上ハッキリとするのでGGとしては良くやったネって言ってあげたいのですが、ナンダこの仕様は!? な方もいらっしゃると思います。それで残念なのは既出商品の屋根付きバージョンの金型を流用している点で出来は当時の質と変わらず、GGが勝手にシリーズ最高作と決めつけている後の時代の金型技術で設計された488GTBほどには”キレ”がありません。後輪とホイールハウスの位置関係も相変わらずのまま、コックピットフロアーも高いし、しっかり作ってやろうって気が未だなかった頃のブラーゴのDNAを引きずってます。本コレクション中、実車登場が一番新しい車種ならばもしや即最新の提供CADデータで、はありませんでした。ウインドフレーム/ルーフもボディと一緒にメタ黒に塗装されちゃってるしあぁもう。...なんて所詮は 1/24ミニカー、GGは何贅沢言ってるんでしょう(笑)。それでもちょっと窓ワク、太すぎダゾー。


以上が、ブラーゴの1/24 ラ フェラーリ アペル...ではなくて、デアゴスティーニ
第34号の紹介でした。実際はブラーゴ、海外でこのブラックメタリックと赤色の2商品構成で出回ってるんですが、日本でアペルタは販売も未だなようで... 、
(↑GG、よ~くは調べて切れてはおりません、違ってましたらごめんなさい。)
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ある意味この第34号はお得でもあるような。それともデアゴが裏で何かしてる??
まさか、そんな、でも。


********************************************


...ということで、思いつめたりがなければ、速攻でも更新出来る内容希薄なGGブログですが。次回は再び 1/8に戻り「塗装&磨き出し編」にて更新しますので。
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既に次回のためにオープニングフレーズもあらたに作り直してありますので、本日のエンディングはそれの紹介で。そのタイトルが...

今日も元気だ、ブログが ...長い!!


********************でも、なんでこんなに長くなっちゃったんだろう。(本人にも不明)

ここだけの話、長文になることは必至ですので ...何卒ご勘弁を(爆)。


最後にもうひとつだけ
この1/24 アペルタ、GGの個体だけかもしれませんがリアカウルの保持力が...
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ほとんど無くてビッと立ってはくれません、創業70周年の男性みたいです(汗)。
(でも、デアゴ・アペルタ気に入ってますよ、コレ本音。)


では、では。


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週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編  かくしてGGフェラーリの色はこうなりました

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***************LaFerrari 1/8; body painting "the 1st color" vol. 2

色彩考が導いたのGGフェラーリの色なんです...!? (汗)




V8元祖の308の黄色はGGにとって溜息の出るような存在でした。
...とか、
お前らのベビーカーとオレのフェラーリ(←モケイ)を一緒にするな!
...とか、

そんなGG憧れの『Giallo Modena』でアシェット 1/8 ラ フェラーリを制作する計画は実はもう随分前からあたためてあって、てか、既に3号目で大ハズレの出来のフロントボンネット(汗)を引き当てて、その瞬間これで塗り直しだなと。それで
ブログのタイトル画も一時はイエローのラ フェラーリを載せてたんですけれど
発表までに時間も経っちゃって、今はまた別の絵にしちゃいました(笑)。そういうことで、先ず手始めにボンネットとパテ盛りをエッジに施したRフェンダーを先行テストとして、本番と同等処理にて塗装と磨き出しまで行ったところなんですが。もうここで疑念が出てきたんですね、それもはじめの一歩的な疑念が...。

疑念: これホントに ...『Giallo Modena』なの?(爆)
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塗装してみたその黄色は、モデナ(伊)というよりも日本交通のタクシー(東京都)にも見えるのでした...。

▷▷ 如何にも前回の続きですよ的な続け方で続けておりますが、ご了承を ▷▷


GGフェラーリの 対Amalgam最終兵器(...だったつもりの)『Giallo Modena』塗装。実車の色を再現しましたってよりか、実際に実車の石跳ねの補修に使ってる塗料の方が色としてのリアリティは上じゃねーの? そこへ光沢もバッチリ決めて
...ヨシ!これでもらった、オレは Amalgam に勝つ、とそんな魂胆でした(汗)。なんでそれがタクシー屋さんになっちゃうんでしょうか? 間違えなく使っている色は憧れの『Giallo Modena』―日本製ですハイ―ですが、 塗装なり磨きなりをいろいろ試しても、らしくならないんです。トヨタも日産もいっしょに見えるであろう、黒なんかならともかく、この色は由緒正しいモデナの『Giallo Modena』
GG憧れの色。そもそも黄色は微妙なニュアンスの違いで別の色になっちゃうから
どうしてもコレジャナイ感が拭えないんです。

黄色の高いフィルタリング効果が、映り込み乏しい室内光の下で大暴れ!ガォー!!
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大暴れ!その結果は!? 地味~な(汗)タクシー色の黄色いボディだったりします。

原因は「フィルタリング効果」と「映り込みのトリック」の2つに在り!!と、考えておりますが、そもそもがGGの自論なんで、本当ば全然違ってたり(爆)。前回の冒頭文、あれも、最近のフェラーリはイエローが似合わないなんて...いや、あれはマジですよ、もっとカッコいいが色が今では他にもあるってそう思ってますけど。

フィルタリング効果は前に話したとおり。ボディ表面の映り込みがなんにも見えなくなってしまうんですが、でもそれだけだと黄色の変色理由にはならないんです。ボディのツヤの出しが甘いから? でもね、この 1/8 フェラーリに施してある磨き出しは『超オタク級』なんですよ(自分で言ってて恥ずかしいデス)。

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無理な角度で見ればツヤも出ていることが分かりますが、これじゃ腰が。あぁっ。

まだ試験塗装の段階なんで、問題の解決は得意の磨き出しに見出そうと、やるだけやったれ(笑)って、超が付くほど、いろいろと磨きまくってあるんですよ...但し、磨き込むほど症状が悪化するとも知らずに。とは言え映り込みが苦手系のボディ
カラーならブラーゴのホワイトの時のように映り込みの少なさを流麗な陰影が補ってくれてるハズなんです。そうなってくれないわが家の『Giallo Modena』”タクシーちっく (多少、誇大表現あり)” な緑へ濁った黄色になってしまうのでした。

会社の創立の頃の上質な塗料や塗装技術の確立がまだ十分ではなかった当時の色をそのまま引き継いでいる(とGGは考える) ”タクシーちっく”なタクシーのカラー。これに限らず日本の古参交通会社のバスや電車とかのカラーってそんな二世代くらい前の塗装技術の色をしてますでしょ? 欧米的色彩感覚がまだ一般化する前の日本人の色意識に「和」のあった時代の色、と言ってあげてもいいのですが、でもあのタクシーの色、どうみたって下地の白が足りない黄色そのまんまだろって。黄色は汚くなり易い色なんです。汚れが目立つ、ではなく、汚れて見える、の方で、例えば下地塗装の白が不十分だと黄色は、赤のように暗くならずに緑の方へくすんで行きますし (件のタクシーはそんな色)、汚し塗装はヘタに施せば期待とは違い、上手く陰影が付かずに緑がかって発色の悪い色になるだけで思うようにカッコよくはならない。わが家の昭和カラーのフェラーリは、これでもかってくらいなオタク級の磨き(汗)が施されたものだから、強く天井や壁の暗い色がボディに映り込んでいて、そんな黄色の汚れ事情の中、『Giallo Modena』本来の色を緑に濁らせてたワケです。黄色のフィルタリング効果のせいでなにも見えなかったから、”色の正体”がまさかの天井の映り込みだっただなんて、思いもよりませんでしたが。

この写真、ボディに一番近いクッキングタイマーは分かりますが、そこから先、写真右半分はもう同化が始まりすぐ横に位置しているハズのカメラに気付けません。
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黄色のフィルタリング実験。こんなことしててモケイ制作は一向に進みません(笑)

と言うことで、わが家の『Giallo Modena』ラ フェラーリは...
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ちっともそう見えない色調(汗)と、照明器具以外は映らないボディ光沢(汗々)との
それらが自慢の逸品なのです(爆)。

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『Giallo Modena』...もしこれが他の色だったら、そこまでこだわる必要もなかったんです。でもこの色はGGの憧れ。伝えにくい色なのか あるいは絵にならないから(陰影がむずかしい)なのか、ネットで見かける多くは赤味がかったイエローフェラーリ。実際の『Giallo Modena』は少し白が入ってて、街中で見る本物のそれは、奇麗であって存在感があってそれでいてそれでいて、つまり、写真と実際とにギャップのある色なんです。だからそのギャップを他人の主観で以って ”再現された色”なんかじゃなく、”実際の色” を使ってイエローフェラーリを仕上げる。アシェットの 1/8 ラ フェラーリは、ただモケイを組立てるだけではなくて、GGがそんな憧れの『Giallo Modena』を手に入れるチャンスでもあったんです。要は、実車もレプリカも買えないGGの貧乏企画ですけど、アハハハ、はぁ~~(汗)
(1/24等の小スケールでは実色を使用すると色味が異なってしまう場合があります。)

で結果は、憧れの色をGGは結局自分のモノには出来なかった、ってところです。正しく言えば、GGの家では。もっと正しく言うなら、狭い部屋で天井は低く照明はさほど明るくもなく、いくらボディを照らそうともボディに映り込んだ周囲の暗い天井や壁の色がボディ本来の塗装色を変えてしまうそんな環境の貧相なGG家では、ってことなんですが、そんなこと恥ずかしいから書かせないで!!
なので今回の Amalgam との色対決、結果は保留。実はAmalgam の黄色いフェラーリって見たことないんです(汗)。やはりそれ相応の部屋でないとダメな色なんでしょうか。ならイーブンでしょ?部屋のせいってのがやっぱり悲しいけれど...。

GG、別の悲しいこともしてました。もしかしたら知らないうちに捨てたのかも。
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アナタの跳馬、ちゃんと在りますか? 実は↑は代用品です。話は次回で(悲し)。

...と言うことなので次回予告を。GGは1/8 (のダイキャスト)では、塗装をするのに自動車用塗料を使ってます。それは何よりも楽だからなんですが(笑)、ただし今回の塗料、Giallo Modenaに限ってはいつもと勝手が違ってて
*塗装面が硬くて磨き出しにくい...
*磨き出しを均等にしないとすぐ色ムラが出る...
*塗り分けが思った以上に綺麗に仕上げないと目立つ...
*いつもは不要の下地の白が必要...
*そもそも近所のショップには置いてない特注カラーは倍額定価(汗)...
なもんで、コストも労力も3~4倍いつもよりも冗談抜きに掛かってます。なのでこれを折角だからネタにしましょう。ホントは何気に綺麗なボンネット塗り分けとか、つなぎ目を処理したラジエーターアウトレットとかを見て欲しいんですけど。

ちょっとここで、ブログを個人使用(汗):
ottoさん、再塗装するのにGGは前の塗料は剥がしたりしないんですよ。剥がせば表面が雑なダイキャストを下地からわざわざ作り直しとなりますし、塗料剥し剤は下手なものを選ぶと塗料が剥がせない!!!! なので最悪です。(地球に優しいのとかはダメ。塗料剥しってそんなに優しくないです...とこの辺りも次回のお話で。)


******************♪♪♪♪



憧れの『Giallo Modena』で塗装されたGGのラ フェラーリは...
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雰囲気こそ変わりましたが ...これじゃぁ、赤の方がよかったんじゃねぇ(爆)

結局は色彩考の話や今日の話って、失敗の言い訳の為だったんじゃないの、GG?
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いや、いや、言い訳だなんて...。

言い訳じゃなくって
理由の説明だったんです。

どうしてGGは...

    アシェットの 1/8 ラ フェラーリをにしたか...の。



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ぶはははははは~にしちゃいました。


結局、モデナなんとかって色はあきらめて(笑)、余ってる手持ちの不具合パーツへ黒塗装をしてみました。綺麗なんですこの黒。これもまだ実験中ですが、多分これで行っちゃうと思います。ちょっとチリがアレですけど、それにしても不良品の手持ちだけでテストのフロント部塗装出来がちゃうんですよ。R側のフロントフェンダーが黄色なのは唯一このパーツに不具合が出なかったためです、ちょっと残念。
(それは残念じゃなくって、むしろ幸運だと思うが?)

1/8 ブラック◆ラ フェラーリ
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結・構・キ・テ・ル...

実はこの黒、純正NERO PASTELLOじゃなくトヨタ専用って品名なんですけども

では、では。

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