FC2ブログ
TOP ≫ CATEGORY ≫ 1/8 ラ フェラーリ製作

週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編 GG流 1/8 モデル、塗装とツヤ出しのあれこれ【多分永久保存版(笑)】...の朝の部

p1-08 B (4)
****LaFerrari 1/8; GG's methods of paint and polish for large models

pnt l 209 Gif
*****************それを言うのなら 忘れ ”られた” 頃にでしょ(爆)

久々それも相当に(汗)、戻ってまいりましたアシェット 1/8のお話。GG製作中のラ フェラーリ、お色直し版リニューアル カラーバージョン、その名も...!!!
『アシェット 1/8 ラ フェラーリ・GG ブラックバージョン (まんまかいな!)』
...は、こんなのでした。(何、覚えてないって??)
pnt ak 001-2
...が他に、こんな事や (イモリ調カラーリング Ver.↓ 爆)
pnt l 114-2
...こんな事して遊んでます (変身戦隊モノ劇中車 風カラーリング Ver.↓ 爆爆)。
p1-64.jpg
と申しますのも、今回は塗装方法の確立とコンパウンドの練習が主たる目的。一応それらは今回で達成と言うことで、ボディの塗装についてはここで一旦お休み。それで塗り事については今は特にやることもなくGGヒマを持て余してします(汗)。

本来はこんなチンドン屋さん仕様じゃなくて、全身に漆黒を纏いとことん磨き込まれたブラックビューティな1/8 ラ フェラーリをそろそろご紹介しないと皆さまから袋叩きに合いそうなGGですが(大汗)、喩えて言えは黒はデリケートなオヤジ心のようにいともた易くキズがついてしまうから、そんな色を今から全塗装なんてしてたら完成時には多分ギタギタ。そもそもは今回の塗装、GGの「自己流塗装」でもアシェット ラ フェラーリをリペイント出来るのか?の実証実験のつもりでしたので、余りものの予備パーツ(=不具合を買い直した際の残り)に塗装したフロントボディのチリ具合や平滑度はともかく、途中、ボディー色が黄色から黒へ変わる ”ちょっとした” アクシデントを始めとする多彩な失敗を重ねつつも(汗)、一応は塗装方法の確立は出来たもの、として、暫くの間ボディの塗装事からは離れる予定でおります。てか、中身も作らないといけないことを忘れてました(爆)。

で、次回の塗装再開はいつ? 相変わらずモデル制作とブログ更新が遅い、と言うかどちらも何もしてないんじゃねーの?疑惑が持たれてる昨今のGGのこと、こんな感じだと次回の塗装もいつになるのやら。今日より明日はまた一歩確実に老いてるハズの自分(の歳)、ヘタをすれば今さっき確立したばっかりの塗装法もいつの間にかに忘れかねない、そういうことなので自分自身へのメモも兼ねて(笑、笑えないか) 塗装と光沢出しについてのGGの知ってる事と言うかやってる事を一気にまとめてみようと思い立った次第です、前述のとおり失敗談はネタに事欠くこともないし(汗)。まぁそれでも 1/8スケール限定ですし、そうそう世の中に貢献出来そうにもない『自己流』な内容ですけれど。ただし責任編集の月刊プラモ雑誌に書かれている類の記事ならいざ知らず、GGの趣味ブログなどに載ってる”笑撃的” テクニックなんぞをついマネしたばかりに... なんてことになってしまっても誠に申し訳ない。そういうことで、ここはひとつ ”お笑いネタのつもり” としてお読みいただけますようお願い激しく申し上げます(汗)。

「興味がないこともないけど、1/8 ダイキャストモケイの塗装って大変そう...」
大抵の皆さんはそう思われてませんか? 大抵の皆さん!それって正解、大正解です(汗)。もうめちゃ大変。特に1/24 プラモに作り馴れて来られた方だといろいろと事情も異なってて困惑することも多いかと思います。興味はあるけど実際にやってみるのはどうかと?そういう方もいらっしゃると思いますので、GGからのとっておきのアドバイスですが... こんなことはムリにやらん方がいいです(爆)。そもそも週刊ものパートワークモケイってのは ”誰でもドライバー1本で簡単に” のコンセプト。モケイに手慣れた人でもうぅっと面倒に思える作業や場合によってはアホ臭く感じるかもしれない工程も既に配布前に済ませてあって、このように舞台のお膳立てが何もかも整えてあるから、後はドライバー1本で誰しもが大作・総額20万円の大型金属製モケイ製作の「主役」を演じることを楽しめるワケで、この大役を演じる満足感こそ従来のプラモデル屋で売っているモケイ製作との違いであり、この手の高額大型モケイ商売の根源を成すところだとも思います。それでも中には、ドライバー1本ってのも悪くはないけど、完成後に思い出せることってネジがきつかったとかネジ穴が見つけ難くてとか、毎週毎週ひたすらネジを締めていたことだけのような(汗)。出来れば今度はいつものプラモみたいに自分の好みで色々と手を染めてオリジナルのパートワークモケイを完成させてみたい、モデラーの心得があるとそんなことも思ったりと。ただし、これは金属モケイ、折角のお膳立てしてくれた舞台裏の作業まで今さらワザワザ自身で、やる、やり直す、となると普段のプラモデル作りの人生なら遭遇しなくても済んだのに、てなことにいっぱい直面いたします。これまたプラモデル屋で売っているプラモとパートワークものとの違いなのですが、その違いが実際にはあまり知られてないようで。同じくモケイ作りとは言っても、ダイキャストモケイでは塗装工程ひとつをとっても、なるほど手間いらずを優先に考えられた、よりホビー性に富む今日のプラモデル達と比べると、素材の違いから始まり、使用塗料、用具、作業環境、パーツの重さ(笑)と、異なることがいっぱいの混乱の極み。プラモ趣味の延長などと考えるよりはいっそ小バイクいじりくらいの心構えで居た方がいいような、そんな”モケイ世界”だったりいたします。確かに唯一無二、自分だけのオリジナルの1/8が手に出来うる機会でもありますが、ダイキャストモデルの再塗装はその第一歩と言うにはあまりにも危険な入り口(汗)、でもあったりもいたします。そんな入り口をGG流ではございますが、もしよろしければご案内いたします、けど、さて、...いかがなさいますか??


******************************************************

朝の部

♪...それでははじまり、はじまり(汗)♪


そもそも塗装とは何なのか...? 塗装とはプラスチックやダイキャスト、あるいはレジンその他の素材から出来ているモケイに、実物と同じ素材感を附与するための”機会”、GGはそう考えます。折角のそういうチャンスであるからには、塗装の際には『質感』、これを何よりも最重要視して仕上げることを心掛けております。

あれれ、またまた、そうなの? 本当はツヤなんでしょ? 「GGは光沢オタク...」
巷ではそんなことも囁かれているようなのですが(この前、自分からそう言ってたろ!)、大切なのは質感の方。言ってしまえば光沢だって ”質感のバリエーション” のひとつに過ぎないんです。実物の光沢が如何なるものかを見て(あるいは考えて)同様の光沢感をモケイの塗装面に与える、それによってモケイの『らしさ』を高めるワケです。もし、ただ単に「光沢」が欲しいだけならば、ワックスなりボディコート剤の類でも塗ってあげればボディはピカピカですし、磨きキズもこの方が労せずして消せますから断然お手軽です。けれども、ボディ塗面の仕上がり具合はそれだと「光沢剤」調になっちゃって必ずしも質感を再現していると言い切れない。それでは折角のラージスケールモデルがあまりにももったいない! 1/8 スケールモデルの利点は、塗料や塗装方法に変化を付けるとそれが分かりやすくモデルに反映する、つまりよりリアルに仕上がる可能性を持っていることなんです。物体は大きい程、物理的な影響を受け易くなる。 ホント楽しくなるくらいに微妙な差が出るから、塗装の質感や光沢具合も色々と考えてみたらって、勧めたいほどです。かと言って周囲の状況などにも敏感で、ディスプレイ環境があまりに安っぽかったりすると狙った”色の質感”も出なかったりと。ここでも”物体は大きい程物理的な影響を受け易い” 悪しきにつけであってもということですが。こんな感じでラージスケールモデルならでは、楽しく頭を悩ますことも出来ます。なので1/24と同じ仕立てで作ってたらホントもったいない、そんな 1/8 スケールのボディ塗装です。

使う塗料は実車の市販タッチアップ用、ソフト99もしくはホルツのものです。
pnt l 107
後の説明もこれらの実車用やまたは工業用塗料を使うことが基本となってます。

で、そんな1/8塗装でGGが用いるのは一般のモケイ用ではなく、質感の再現のため仕上がりに”らしさ”が出せる実車用の自動車用塗料。これ、例えばソリッド色では塗膜の厚みとか磨き出した際の光沢の雰囲気だとかがとてもいい感じなんですって元々自動車塗料なんで仕上がりが自動車っぽいのも当たり前、なんですけれど。使う塗料は実車の市販タッチアップ用、ソフト99もしくはホルツ...先日の1/8 ラ フェラーリの色補修で紹介してたアレです。Amazonでの実売価格は\500円程度、大抵の日本車の色なら揃うと思いますが、但しフェラーリ色となると特注なのでソフト99のHPからの注文で通常定価の倍くらいの値段になります。もちろん 1本でモケイ全体が塗れるワケありません。うっ高額~、それでも幾らかかっても GGのフェラーリは ”この色”で、って心に決めた色があったんですが、あぁ残念

その残念な”この色” ...世界に1台の本物の『GIALLO MODENA』(但し日本製塗料ですけど-汗々)で塗装されたアシェット1/8 ラ フェラーリを製作する計画...
世の自動車の塗装色は皆、番号(カラーコード)で管理されてまして、のカラーコードは4305。実車をお持ちでないGGさんは、確認にネットで拾った番号を片っぱしからソフト99のHPへ入力しまくりましたので、S99の社員さんからはGGがさぞ多数のフェラーリを所有するオーナーだと思われたことでしょう。思えばあの頃がGGのモケイ人生の華...。特注色は3本購入いたしておりましたが既に最初の 1本でご存じのとおり塗装計画は破綻。今、手元には用途未定の残りのボトルが...。一体コレどうしましょう? 悩める似非フェラーリオーナーのGGでした。

1週間で届いた特注色セット。ただしエアタッチってモケイ用ではないですよ。
p1-09 (3)
この量でバンパーとFフェンダー片方くらいは塗れたかと思います(=忘れた-汗)。

ただ特注でもフェラーリ全ての色には対応してません。ざっとチェックしたら...
ROSSO CORSA (322)    
ROSSO FIORANO MICA (321)
GRIGIO TITANIO MET (3238)
BLU TOUR DE FRANCE MET (522)
...なんかは対応可能色でした。 ※(  )内はカラーコード

”ferrari color code”で画索↓こんな表も出てきます。2004年?ちょっと古いか
p1-82.jpg

ただしフェラーリには限らず、ですが実車と同じだからってその気でメタリック系を塗装しても金属粒子の大きさがスケール感に合わないと却ってカッコ悪くなりかねないので要注意。メタリックカラーの粒子は大きさ(と、あるいは形も?)が色によってまちまちですから、どんなスケールでも違和感が生じない色もあれば、1/1 以外では使用出来ない(とGG的に思う)ものもあります。それと、フェラーリに限っての話だと、ロッソコルサなんて憧れの色なんかで塗装しても、微妙な赤色って見分けが付き難いもの。注釈でも入れとかなきゃ普通に赤ですから傍からでは分かってもらえない。ヘタすると自分自身でさえそのことに自信が持てなくなる、そんな赤色。なので、自己マンの世界にすらなりません(悲)。そういうことならば半額で購入出来るRX-7の色(ちょい明るい発色が強めな赤)でも塗った方が演出的にはこっちの方がロッソコルサ”らしさ”が出せるからよっぽどよいかと思いますよ。

さぁS99社のHP↓からメーカー名と番号を入れて希望の色を作ってもらおうぜ!
もちろんフェラーリ以外の色だって出来ますヨ。
p1-38A2.jpg
スプレー缶も作ってくれますが”GG流”では筆塗りタイプを購入。それをシンナー(GGは、Mr.カラーうすめ液)で希釈してエアブラシにてボディ塗装してます。

調色可能な色は然程多くありませんが、中には通っぽい(?)色があったりします。
800px-Ferrari_California3.jpg
No 524 は AZZURRO CALIFORNIA MET、まんまクルマな色!Bene デス。


ではさて、ここからいよいよ塗装実技の話になります!

実技に際して、何よりもまず先にGGが皆さんに知ってもらいたいと思うことが、パートワークの1/8 モデルのボディ。...実はダイキャスト製なんですよ、ハイ。


♪...ハァ?♪


『1/8 モデルのボディはダイキャスト製』そんなことを今さらなんでと思うでしょ? でもそれが全ての始まりであるからです。それは、それは...そもそもモデラーの皆々さんって ”プラ” モデラーさんであって”モク” モデラーさんでも ”カナ” モデラーさんでもないのですが、そのことをハッキリと自覚していらっしゃる方って事の外少ないのではないかと。それだけならまだしも、木製模型や金属模型なんかは一般のモケイ店ではまず売ってないから業界的にも「モケイ用品」といえば当たり前的にプラスチック製モケイの用途のものを指しているのですが、ショップの店員さんでそんなことを日頃から自覚してる人ってそういないでしょう。そう言うことで要するに、モデラーさんが皆、”プラ” モデラーであるのと全く同じ理由で街のモケイ屋さんも皆、”プラ” モケイ店であって、そこには需要と供給が釣り合っていて世の中めでたしめでたし...なのですが。なのですが、時たまプラスチックで出来たモケイから外れようなんてことになると、そこからめでたくないことが始まります。どうもモデラーたるもの『モケイ』と呼ばれるからには、それがダイキャストで出来ていようとも、やはり”モケイ作り”には不可欠であらゆるものが揃ってるいつものモケイ屋さんにて必要品を購入してきてしまいます。あらゆるとは言っても ”あらゆるのプラモデル用の品”しか置いてないんですが、実際は。「金属への塗装なら先ずプライマー」だってさ、とクレオスなどの商品をそういったお店で購入されても、実のところ 1/8 スケールのハードユースなボディには使えるような類のものでもありません。それらは可動とかも無いお手を触れないこと前提の 1g にも満たない極小エッチングワイパーなんかの塗装のためのもの。エッチングは ”プラモデル”メーカーが声高らか言うとおり、確かに『金属』ですけどここでの登場理由は薄さや材質感だとかでプラ材に出来ないことをやらせるための代替品であり、また加えてマルチマテリアルと謳いちょっぴり制作を難しくさせてその厄介さを「楽しんで」もらおうとする ”プラモデル” メーカー側の企画品という位置づけものですので。「すみません、金属パーツ(ダイキャスト・1/8)の塗装をしたいのですが?」「はい、金属パーツ(エッチング?1/24?)ですね? それでしたら、こちらにございますクレオスの...」って館内放送通りの親切丁寧な説明で却って話がちぐはぐになるより、だったら「オイオイ、ウチはお前らダイキャストモデラーなんぞが出入りする様な処ではネー !!」とでも言ってくだされば...。

プラモ用スプレー塗料がダイキャスト部品にも”それなり”に吹けることで話がいっそう混乱してしまうのですが、実のところプラモ用の塗料はプラモデル以外には使えないものでして、何もこれはダイキャストに限ってでなく(!)その他のプラスチックに使用した場合でも(!!)、実使用に耐えるだけの塗料の食い付きは保障出来ないのです。つまりこれらの塗料は皆 ”プラ”モデル用であってもプラスチック用ではないのです。ん??...つまり私たちモデラーの中では絶対信仰的な存在であるプラスチックモケイ用のプラスチック。ポリスチレン(英)あるいはスチロール(独)という実は ”本名” を持っているその素材は、数十種類もある『プラスチック=石油化合物』の中の一つの”種”で、その素材的特色は良好な溶融具合や着色応用性、耐衝撃、成形時の寸法に狂いが生じにくいことなど、まぁほとんどプラモパーツ製造のためにあるような素材でして、そんな優れた適性とは引き換えに耐性には著しく劣る材料でもあります。もちろんプラモの完成品は炎天下なんかにディスプレイもしなけりゃ派手に障害物とぶつけ合うこともありませんから使用される環境下にさえ適合してれば十分。一般工業的な基準の目からすれば相当に”ひ弱”な素材になりますが、だからってモデラー以外に誰かが困ったりするワケでもありませんし。そう言うことですので当然プラモデルの周辺用具もまた、そんな素材へでも問題なく応用出来るように作られてます。カラー塗料やプライマー、パテもそういうこと。ほらプラモ接着剤だってそうでしょ? プラモ以外で何か役に立ったことってありますか。皆、相当に「マイルドな」効き目で作られてますので、だからそれらをタフこのうえない金属のパーツ表面なんかに使えば、マスキングテープの一発で塗料を持っていかれることも簡単に起こりうるワケです。そう言うことで、だからモケイ店へは行かずにダイキャストパーツ用途の品ならば工業用途や実車用などで探した方が吉と言うことなんです。考えてみればプラモデルの塗料って、プラモデルのパーツ表面ですら侵すことが出来ないんですよ、でしょ?

だた逆の場合だと、これはちょっとヤバイ。つまり『プラスチック用途』と書かれたアクリル塗料やウレタンの塗料があったとしても、それらが置かれているのが自動車用品コーナーだったら、プラモデルに使ってはいけません。上記しました通り一様に「プラスチック」という通り名で呼ばれてるソレは、実に30種以上に及ぶ用途別の”種族”が存在し、ここで言うところのプラスチックとは ”プラ” モデラーに馴染みの深い『あの』プラではなく、そこまでいちいち詳しいことは書かれていなくとも、そんじょそこらの溶剤ではびくともしないような高耐性の工業用プラスチックのことを指してます。だからそんな「プラ違いのプラ用途」の塗料なんかを、もしプラモデルのか弱いパーツへダイレクトに塗っちゃったりするとかなりマズイことが起きます。記載用途や外観が同じような商品に見えてもタミヤ製なんかとは中身の成分は一緒じゃありません。ですので量が多いからって自動車用カラー塗料をプラモ用のお買い得代替品などと思ったりはしないでくださいませ。
裏ワザ的な使い方なので、ことさらに自己責任でのお願いですが、実車用塗料をどうしても、ってプラモに使いたいのであれば、プラモデル用のサーフェイサー(カラー塗料じゃなく)で一旦プラモパーツを塗装(覆い包む)してしまうと、自動車用塗料でもプラモパーツを侵しにくくなります。ただし実車の色は1/1サイズ、つまり広い面積で塗装され強い光エネルギーを受けた際の条件下にて有効に見えるよう発色が調整されてますから、1/24の小面積ではゆえにそれが暗く映ることもありますのでご注意を、ってダイキャストの塗装なんかよりこんなプラモネタの話題の方が、よっぽど世の人のために役立つんだろうなぁ...。浮かばれない 1/8 モデラーのGGなのでした(汗)。

今、気が付いたんですが... さっきからちっとも実践的な話になっていません。


♪それなら先ずは下地塗装なんですが...♪


それではあらためて金属ボディの塗装について(汗)。上記で書いたとおり塗料は実車用ないし工業用のつまりは金属材向けの塗料を使います。で、金属塗装は先ずは下地作りから。こういうところが”素のまま”で塗装を行うことが出来るプラモなんかとの違うところ。下地? 何だそれ? 俺はボディに色が塗りたいだけなんよ、なんでプラモみたいに行かないのさ? そう思われる方もいらっしゃることでしょうが、ここはひとつ、今まで下地作りが不要で製作されてきたプラモデルの方が実は画期的だったんだって思ってはいただけないでしょうか? 一般素材的には下地を作ることの方が普通で、しかもそれはもの凄く大切だったりもします。プラモデラーの間でも一部では塗装の前にはサーフェイサーで下地処理をするべきか?いや否か?と、熱い議論を戦わせたりもされるようですが、戦えるってのは要するに、どちらでもそれって可能ってことでしょ、つまり個人的な仕上がりの好みがどうのこうのの話ですから。で、そんな記事を日頃何気に目にしてたりするものだから、同じ『モケイ』であるダイキャストであっても、どうせ下地の必要性なんてものはそれに多分ちょっと毛が生えたくらいなもんか?と思われていそうな。実のところダイキャストにとってのそれは、好みの云々なんかの話ではなく絶対的条件なんですケド。プラモってホント画期的なモケイ商品だと思います。日々の弛まぬタミヤさんやバンダイさんをはじめ業界皆様の屈指の努力の成果でもありますが、ホビーに特化したプラスチック製モケイ、つまりプラモデルはよりモケイ作りを素直に楽しんでもらえるよう、素材にしろ製造技術にしろはたまた周辺商品にしろ、いろいろと進んでるって感心します。それに比べ金属モケイや木製モケイときたら、まるで原始時代から時間が止まったまま。ガンプラがもし ”ガン金属モケイ” だったら皆さんはきっと卒倒しちゃうでしょう。でも本当は、そんなあたり前過ぎちゃってるプラモの方が実は特殊だったりします。プラモに出来ることって、結局のところプラモにしか出来ないことが多いんですよ、たとえば無塗装製作とか。実際のクルマがホワイトボディ(未塗装の車体)のままで街中を走っているってことはないでしょ。もちろん塗装をしないとボディには色も着かないけど、それだけじゃなく金属肌を露出させたままでいると空気に触れて表面は酸化して曇ってしまいますし、雨風に晒されは腐食が進み、質が高くない鉄などはあっという間に錆びて真っ赤、それが金属です。金属は意外にあっけない素材なんです。型から出しらそのまんまでOK、そんなことが可能なプラモデル素材イケてるでしょ? 金属は「オレさぁ、塗装が苦手だし、だから成型色のままでもイイや」ってなワケにいかないんです。

ダイキャスト塗装の際に先述の自動車用タッチアップ塗料の他にGGが使うのが...
p1-41.jpg
左のプラサフと右のクリア。クリアコートは色に応じて使用を使い分けています。

で、手間ではありますが絶対必要な下地形成に行うのがプライマーとサーフェイサーによる 2大処理。具体的に言うと、塗料の密着性を高める「プライマー処理」と、ダイキャストの粗い表面を整える「サーフェイサー処理」です。手間と言ってもこれだけでなんですが、それでも多分にモデラーの日常性を超えているようで親身に必要性を感じてもらえません(汗)。密着性だとか粗い表面だとかと一体何を言っているのか、とご理解をいただくことが難しい様なのです。そりゃそうです、手垢でもハデに付いてなきゃプラモデルはいつだって塗料はパーツにのるでしょうし、何の面識もなく ”素” のままの荒れ放題なダイキャストパーツの表面をお見せしたら、これ不良品ですか?? 塗装なんかよりパーツの交換請求が先じゃないの?と勘違いされてもGGには笑えません。出来の良すぎるプラスチック素材に慣れてしまった現代のモケイ感覚からでは、ダイキャスト天動説みたいなことに思えるのかも。もしダイキャスト塗装に上達の秘訣があるとするならば、その第一歩は然るに、これら劣素材に対しての正しい理解、それと、なんだコリャ?を素直に受け入れる気持ち(汗)なのではないかと、GGは本気で思うのです。マジで。

それで、GGが下地作りに欠かすことの出来ない材料を紹介いたします。ロックペイント社のプラサフ、商品名『プラサフグレー』です。”Primer Surfacer” 通称プラサフとは読んで字の如く「プライマー」と「サーフェイサー」の機能が一緒になったもので、下地作りの”2大処理”をこれ1本で行える商品。中でもロックペイントのプラサフは下地形成に納得の高性能ぶりを発揮してくれますのでGGのお気に入りです。お気に入りです、なんですが、さらにGGにはもう一段、強力な”天然”のプラサフも使うのです...その話を少々。GGはダイキャストボディを再塗装する際には元の塗装は剥がさないんです。実は、剥がさないこの元の塗装というのがGG言うところの強力なもう一つのプラサフだったりするんです。日頃のプラモ作りからの流れからか、既に塗られた塗料ってものは剥がすのがやっぱスジだろう?と思う方もなんとなくいらっしゃるようですが、もしかして? 頭に思い描いていらっしゃるのって、塗装を剥がすと出てくるであろうプラモパーツと遜色のない綺麗で滑らかな金属ボディじゃないですか。ダイキャストモデルのボディカラーって、皆さまももうお馴染みの、劣素材(笑)へ施された塗料ですから予想以上に頑固ですよ。剥離しようとするとホント大変なんです、これが。で、やっとの思いでどうにか塗装を剥がしてみると苦労の果てに自分が厄介なことをしてしまった事実を知って...愕然とします。モケイだったらモケイらしく、無塗装状態だって美肌なパーツなのが当たり前なんじゃないか? なーんていつものプラモ同様な素材肌が出てくると思っていると全く異なる ”結末” が目の前に。あらわれいでたのは金属の塊そのものみたいな荒れた表面をもつパーツ。そんなダイキャストのボディの正体を初めて知り、こんなのウソだろ!、と、まるで『猿の惑星』(1968年)のエンディングみたいな気持ちになることと思いますが、そこで見たモノが真実の姿です(痛)。覚えてます? 塗装を剥がす前のそのダイキャストボディって、仮にパーツにヘタクソな塗装が施されてあったとしても(汗)、それでもスムーズなそれなりの表面を持っていたでしょ。つまり、曲がりなりにも金属用塗装がされたパーツなら未塗装の素の金属肌状態よりはずーっと上等に仕上がっていたということです。それを全て剥がしてしまった今、単に色が塗りたいだけだったのに、今度は荒れたパーツ肌の修正までやり始めなければならない状況になってしまったのです...。

なんて事か... これは俺たちの地肌だったんだ? 今のいままで分からずに...(嘆)。

ダイキャストどもめ(怒)! 皆地獄へ落ちろ。 モデラーCH氏は真実を知るのでした

別の色に再塗装するにも、GGが元塗装を剥離もせずにそのまま残して置くのは、そのずーっと上等に仕上がっていたオリジナル塗装面をプラサフに見立て、それをパーツの下地を作りにと ”拝借” するからです。さてはGG、剥離を面倒くさがった末にまたいつもの手抜きか !? と思われてるかもしれませんが今回は違うのです、本当だってば !! 結果的に完成への近道にもなりますが(笑)、仕上がりの点でもこちらの方がずっと良くなるんですよ。元塗装というのは超粗いダイキャストの表面を事実上パテ埋めをしてくれていて、またそれは焼付塗装=熱重合という方法で金属面に強固に塗装されてるからちょっとやそっとの衝撃では欠けたりはがれたりなどはしない、だからこれ以上に望めないくらいベストなサーフェイサーとプライマーになってたりするんです(焼付塗装って? 説明は後程)。てか、プラモだったらお店から買ってきて、箱を開けたらいつだって好みの色でボディ塗装して終わりなのに、ダイキャストモケイは、先ず下地を作ってだのなんだの、そこへまで行くのでさえもこんなに遠い遠い道のり。元の塗装なんかを完全剥離させてまたゼロからあらためてダイキャストの下地作りなんて、そんなことしてたら好みのボディカラーを塗装するのの前に、下地の出来の良し悪しまで面倒は見なきゃならないし...もう大変なことになってしまいます。作業数が多いってのはただ単にミスをする機会を増やしてるだけ、そんなことよりあれやこれやいろいろと手抜きすることを考えた方がよーっぽどイイ仕上がりのモケイが作れますよ (爆・爆・爆)。

GGは元塗装をパテに見立て、鋭角でより平滑なボディ下地に仕上げていきます。
ftbdy 04 A
そうそう、序文のとおり進捗がありませんので昔の写真の乱用です。ご勘弁を(汗)
ボディパネル再塗装用の下地造形ために、都合のいいところだけを削って...
wh-zz 7
都合のいいところだけ残す、元塗装を下地材として使っているのが分かります?

と言うことで、元塗装を残すGGいつものダイキャスト塗装の下地作りの方法を解説いたします。前途のとおりGG流では元塗装は剥離をせずにその上から紙ヤスリで表面を均し整えて新塗装用のボディ下地を作ります。要するに配布されるオリジナルの塗装済みボディパーツって、GG的には金属肌馴らしでサーフェイサーとプライマー工程の2大下ごしらえが終えられている部品を供給されているようなもので、それを受け取りそこで最終的な下地仕上げの処理を施してるワケです。GGフェラーリの場合はさらに金属パテは併用するわ塗装面はガンガン削るわ、と写真のとおりパーツ表面も哀れな状況になっていますが、普通にボディ形状は特にいじらず塗装だけを塗り替えるのであれば、多少の金属肌の露出は気にせず、1000~1500辺りの番手の紙ヤスリを使い旧塗装表面を均等に均し下地面を作ります。尚、このヤスリ掛けはこの後に塗布するプラサフ塗料が旧塗装面へしっかりと乗るための塗面の足付けも担ってますので、元々塗装が整っている表面であっても一様に全面パーツのヤスリ掛けは行います。ラ フェラーリのように整形加工をしている場合は、パテ整形箇所を含め一旦600番の紙ヤスリでラインを整えてから、その後高番手の紙ヤスリへと移行します。で、最後は前出のプラサフスプレーで全体にひと吹き。プラサフによってヤスリ跡も露出した金属肌も共々消え、一面、真っ灰色なシャープで綺麗な下地ボディが仕上がります。ちなみに旧塗装を全部剥離した裸のダイキャスト部品をこのプラサフスプレーだけで仕上げるとなれば、荒れた金属表面を埋めるのに相当量のプラサフを吹くこととなるので、大切なディテールはダルになりますし、奥まったところやL字の角など塗料が届きにくいところなんかムキにスプレーしてたら、あっという間に周りにはメチャクチャな量のプラサフがのるでしょう。元塗料を下地材に活用する方法は、プラサフも効果的に必要以上には厚く吹かなくとも済むので、表情豊かな下地が出来上がるんです。ついでにプラサフ代も安く済みますからお得ですよ(爆)。
近年のポケールなど、一部のダイキャストモデルに自動車用塗料に適してない(弱い)、塗装があります。どうしても実車用塗料での色替えを希望するなら、結局のところ元の塗装は全て除去し下地から再塗装を始めるしかありません。さらに印は長くなりますが、もしそれらの塗装の剥離が必要な際は、剥離剤も自動車塗装用関連商品などの”きちんとしたもの”を使ってください。既述のとおり金属のパーツに施された塗装はとでも頑強です『地球に優しい』が謳い文句の商品なんかだと焼付塗装にもお優しすぎちゃって全く思うようには作業は進みませんから、それで悲惨な結果を招きます...。地球には優しくとも、モデラーには酷なだけなんです。

ロックペイントのプラサフグレー/062-1940、420ml入り。値段まちまち(謎)。
p1-28.jpg
”プラ”+”サフ”。プラは”プラ”モじゃなく”プラ”イマーの”プラ”です、念の為。

物理的なチリ合わせが完了したGGラ フェラーリのフロントエンド。この後に
紙ヤスリによる表面の猶平滑化を施し、プラサフを吹いて下地作りを行います。
wh-z 03
これまた使いまわし画像。深紅のフェラーリの頃が新鮮だったりもします(爆)。
塗装溜りの削除の他は、元塗装を必要な量だけ削る。だから豊かな表情は残る...
p1-21.jpg
豊か?? 今はのっぺら坊ですがこの辺りはその方が後々に豊かな表情となります。

質問! 元塗装を剥がさないでその上から下地を作ったりしたら、本塗装で塗装面がぶ厚く見えたりしませんか? ...ということは全然ありません。実際のところ塗装溜りの除去や旧塗装が作ったエッジのダルさの修復などを含み紙ヤスリの研磨で全体をシャープに作り込んでいくので、却ってボディパネルが薄くなったような印象さえしてきます、もちろんこの話、小さな 1/24や1/18 じゃなくて 1/8 でのこととさせていただきますが。それと近頃は見ていませんが、時に技術的事情かと思わしき塗料が不要なほど多量に吹かれているダイキャストパーツなどは、これらを修正していくともともと設計図に書かれてあった ”かっこよい” ボディラインなんかが出て来て、なるほどと感心することもあります(困った話ですけど)。一応断っておきますが、ここで使用するプラサフももちろん実車用用途などの金属に適したものでないとダメですよ。ミニカーのボンネットを閉めた時の音...重力落下でカツン!のアレ。金属はプラのようにはたわんでくれませんから、その「カツン」の衝撃は素材で吸収されることはない。つまりダイレクトに塗装面へと跳ね返っているワケです。ミニカー程度の重さのダイキャストで既にちょっと怖い音ですから、比較にならないほど重い 1/8 サイズのパーツでそれをやるってことは...。例によって手軽に買えるからってタミヤ等の同等品とかはそういうことなので使用不可。缶のウラに書かれてある能書きがどうであろうと、あるいはプラモケイ店のベテランスタッフ諸氏がいかに感動的かつ情熱的に商品説明をしてくれたとしても、所詮はそれらがカーショップには並んでいない事実に変わりはありませんので。

p1-78c.jpg
パテで肉盛りしました。が、そんなパテ跡もプラサフ吹けば綺麗に消えます。
p1-67B3.jpg
その上に塗装を施して、世にもシャープなFフェンダーの出来上がり。ほら、ネ!

ちなみに、形状の変更(パテ盛り)まで行うのならば、ダイキャストには金属パテ。
wh-z 20
ダイキャストと相性バッチリで...詳しくは長くなるから(汗)ボディ修正関連編へ。

それと今ひとつ、ボディ塗装の塗り替えで下地処理を行うことの利点ですが。1/8 クルマモケイをよりクルマらしく見せるのに役立ちます、というか例によって気にならない人は気にならない(...汗) ダイキャストモデルが持つ致命的な欠点を、これで補えます。そもそも自動車の外板ボディはフェンダー、ボンネット、ルーフ、ドア etc、etc と形に抜かれた延鋼板を接合した集合体。一枚一枚の板の貼り合わせの出で立ちですが、対するダイキャストモデルは鋳造で作られる品、ダイキャストの名の通りの鋳造法で、溶かした金属を型へ圧入してものを作ります。自動車で言えばこれはボディパネルじゃなくエンジンブロックのような”塊もの”を作るときの製造法です。然るに、引き延ばされた板と嵩を増してつくる塊、互いは出来上がる個体表面の様が自ずと質の異なるものになります。見るからに重そうなトランスミッションのケースと同じ製造法で作られるダイキャストモケイのボディ、好ましからぬ鋳造感は下地処理にてパーツ表面をあらためて整えることで改善が見込めます。てか、どうせの下地処理です、色塗りのためだけじゃなく、こういう利点があるならそれを積極的に活用し、より完成度の高いものに仕上げてみたいものです。


♪下地作りはいよいよ完了、に、は、...なりませんでした♪


プラサフはスプレー後に若干塗装肌が荒れます。ですので、仕上げの仕上げでプラサフの乾燥後に1500番前後の紙ヤスリを軽くかけておきましょう! これでついに下地作りが完了。ハイお疲れさまでした、この続きは次回のブログをお楽しみに!!
...なところだったんですが、アシェットのラ フェラーリにはGG的にもう一つ下地作りの際にやっておかなければならないことがありまして、というかブラックに色を替えたもので、ゆえに予定外の面倒な作業要項がGGに一つ増えてました。話は下地製作からずうっと先へと時間が進み、GGのラ フェラーリのボディを黄色から黒に替え、塗装を終わらせてさらに磨き出しまで完了をした段階になってこの問題が顕著に出て来てしまうのです。この 1/8 ラ フェラーリ、バンパーやボンネットにプラモみたいな ”ヒケ” や表面の ”うねり”があったんです。が、下地製作からずうっと先、既に光沢ボディのフィニッシュの時点なんかで今さらこんなものが見つかったのではたまりません。プラ材じゃないんで素材が冷えて体積萎縮することがないとすればおそらく鋳造時の圧力不足かも。それでこのヒケ具合がまた厄介なもので、下地処理によるパーツ表面を整形出来るレベルを少し超えちゃってまして。

と、まぁ黒ボディにしたのでかなり目立つのですが、他の色なら気になる程でもないでしょう(笑)。先日のGGブログのインチキ色彩考でも紹介しましたとおり、黒はボディ周囲の画像が明確に映り込むので、それが黒のカッコイイよさをキメるのですが、同様にボディ表面に歪み(ゆがみ)なんかがあればそれも簡単に分かってしまいます。チリ合わせがどうだの、フェンダーのライン具合のどうのこうのを言う前に、そんな歪を無配慮に残しておいたらダッセぇ~の一笑、黒ボディの価値はたちまち下がっちゃいます。光沢の磨き出しには気を遣うし、ボディカラーに黒を選べば塗装のハードルは一気に高くなります。が、それは十分覚悟の上。商用車でも塗るのなら適当に黒吹いときゃそれでいいんでしょうけど、フェラーリとしての黒ですから。銀座の深夜、思い掛けず出くわしたあの時に感じたそのもの凄~くヤバそうな迫力。だからこそGGはGIALLO MODENA を捨てて、この色に賭けてみたワケで、”その黒” に完璧に仕上げてGIALLO MODENAカラーのラ フェラーリを抜き去る...それが目論み、でないとその先を行くAmalgamにはいつまでも追い付けないから。黒を選んだ限り、映り込みへの問題は逃げることの出来ない宿命のようなものなのですが、ではGGはこれにどう立ち向かうのか? てか、今なら黒やめて別の色にさっさと逃げちゃうのもまだアリですけど(爆)。

写り悪い...ですが(汗)、矢印の辺りに右左を横断する感じで浅いヒケがあります。
p1-35-SS 1 (2)
原因は?裏面リブ部分で圧力低下を誘発。細部への良心造形は有難いのですが...。
p1-81 B

一方のバンパーも若干なんですがパーツの表面に波打ちの症状が出ていて、在るべきピシっとした本来の平滑が出てない。これも構造上に厚みがある部分が不規則にヒケを起こしているため。これらパーツの波打ちやヒケは厄介なことにパテで埋めるには浅すぎ、かといってサーフェイサーを吹いてもそれではパーツの上へ均等に薄く塗料がのるだけで凹部だけを効果的に埋めることが出来ない。どちらもこういう状況下での使用には向ていないんです。それらはパテやサーフェイサーの欠点なんですが、それだけではなくこの一般常識的なパテとサーフェイサーに頼る下地作りって、GGのブラック フェラーリの成立を阻止してしまう危うい重大な欠点もあるんです !! (⇐ビックリマーク2つです、まぁ誰も気に留めないでしょうけれど)

黒の”色”、と呼ぶもののボディ色を実際に支配しているのは映り込んだ背景です。
p1-43 b
感動的なまでに低い位置に映り込むミッド・フェラーリを囲む背景!再現したい。

黒は仕上げの光沢出しで磨いた時のキズがなかなか消えないから面倒ってのが一般的な意見。いやいやそれってウラを返せば他の色は磨きキズが ”見えにくい” ことをいいことにそこそこ磨いたらそこで満足しちゃって、追い込んでまで仕上げ磨きをしていないってだけの話でして。面倒は考えず、黒でもキズが目立たないような磨き出しが出来るようになれば、赤や青のボディだって今まで以上に潤う光沢が出せるようになりますよ!...だから黒はボクにとっての磨き出しの先生なんです。とかなんとか言いながら、久しぶりに黒を磨き出してみましたが、あれれ先生ってこんなに面倒だったっけ? てのがやっぱり正直な感想だったりもしますが。(余談)

とにかく面倒な黒色フェラーリのコンパウンド磨きはいい加減疲れるからほどほどに手を抜いて(笑)、ここはひとつ別の方向から綺麗な漆黒ボディの美しい映り込みを再現しましょう...。ってボディ表面の平滑度UP!って手があったのですが、そこへ思わずのヒケ問題、黒ってやっぱり面倒です(爆)。ところで、平滑度合ってそれを確認する方法は結局のところ実際に周囲の画像をボディへ映し込んでみることが唯一だったりしますが、これでは塗装を済ませない限り、つまりは塗装をする前に問題箇所を事前に対処しておくことが出来ません。そもそもパテやサーフェイサーってどちらも”つや消し”でしょ? それは小さなキズや凸凹が分かる影を出来易くするため。白/黒の塗装で話したように影と映り込みはオモテとウラの関係。影がもっとも出来易い条件下では映り込みは生成出来ない。これがサーフェイサー処理をした下地ボディです。そんな状態だと背景の画像はおろか光沢ラインさえ映り込んでくれない。まるで荒涼とした砂漠の砂の上とおんなじでボディ表面に当たった光は乱反射し拡散してしまうため、大まかに平滑なことは分かっていても、的確に形状を把握するには至らないんです。だから塗装の完了後、いよいよそこへ光沢ラインが映り込む段になって初めて見落としていた波打ちやパテ跡やらに気付いて唖然とする。「俺はパテ盛りが下手」って、苦手意識のトラウマなんかをそんなことで作る必要なんて別にないんですよ、実のところは、見落としたのではなく、見えなかった、理由はそういうことですから。GGもボンネットのヒケを塗装後まで分からなかったという事実が、そのことを雄弁に語ってるでしょ(言い訳に聞こえる、って?)。が、結局のところそんなもの今さっき発見しても After the Carnival、後の祭りなだけ、既に塗装が終わっちゃってる後ではもう手の施し様がありません。モケイって綺麗に仕上げたいのならば、最終のコンパウンド磨き工程で辻褄を合わせようとしたってカバーしきれないことが少なくないのです。ボディ塗装にしても「下地作りの工程こそ、なにより肝心」そういうことでGGは下地作りを拘り抜いてみたいんです(それよりさっさと完成させる方が先じゃね?)。

実際にAmalgam を真近に見ると、GGはいつも想うのですが、それが 1/8 の大型スケールのモデルであっても隅々に至るまで、どんなに些細な箇所であれ、どこを取っても高品位に仕立ててあるじゃねーのコン畜生!120万円も取りやがってふざけんじゃねーよタコ、でもやっぱり120万のあぁ価値ってあるかも、マジ悔しいぞ、という事なのですが、実際にこれだけの重さ大きさのモノを組み付ければ、どうしたって何処かしらちぐはぐな結果が出てくるから、とても1ピースのボディから成る1/24 プラモのように一体感のある仕上がりにはならないのが”常識”。ココやソコがほらほら繋げてあるヨなんて具合が見え見えになるハズなのですが...それが残念(爆)なことに Amalgamは各所のボディパーツがバラバラに製造されているにも関わらずまるで最初から一体成型モノであるかのような素晴らしい仕立て。ため息すら出そうなそれは、パネル同士のチリ合わせだけでなく、表面を流れる光沢のラインやパネルとパネルにまたがる背景画像も綺麗に映り込むほどのスムーズネスな仕上がりを誇ります、言うまでもなく自動車の美とはもちろんそういうものなんですけれど。安っぽいヒケや不自然なうねりなどは皆無、欠けや修正したであろう箇所も見つからない、インジェクション金型成型でないレジンキャストがこれほどの美しい仕上がりを持つに至るのは、下地の段階から Amalgam 一流の手の込んだ入念な処理がなされているからなんでしょう。そんな 一流の技術に対抗出来てこそGGがこのブログで掲げる「打倒(妥当?)アマルガム」の精神です。そこでGGが持ち込んだ Amalgamの『超・一流(尊)』に対する、GGの『超・自己流(笑)』のテクが下地作りの最終兵器...クリア塗料、なんです。んん??? もちろん、ごく普通の実車用のクリア塗料ですよ。ただ、ちょっとこれを今回はごく普通ではない用途で使ったらどうかなァなんて考えてまして。

ホルツ:カーペイント A-4 クリア MH11604 300ml入り。(\971 アマゾン)
pnt l 110

これを下地作りに用いたらどうかと思ったんです。ボディパーツ表面の揺らぎ箇所を発見出来る光沢もある(←そりゃクリア塗料ですから)し、プラサフよりも厚く塗れる塗膜を見こしてパテのつもりでヒケ埋めも可能なのではないかと。下地処理作業のどこかのタイミングでこれを吹いて ⇒下地ボディをコンパウンド磨き ⇒光沢を使って ⇒問題箇所を事前に発見 ⇒そこを平滑処理し下地は完璧 ⇒あとはいつものとおり本塗装に進む ⇒で、なんとAmalgam 級の超平滑面ボディが出来ちゃう、そんな思惑...。「どこかのタイミング」にこれを吹く、なのは、今回のヒケ問題は黒塗装を完遂した後に出てきた問題だからで、今は机上の案、どうやれば一番効果があるのか、あってもそれってどれくらいなのかは未だ想像の範囲なんです。

となれば早速いつもの実証実験でコレを確認ですね。まだまだある予備(笑)のバンパーパーツのアシェットオリジナル赤塗装の上からクリアを厚吹きし光沢を利用して実際にパーツ表面にあるヒケやうねりの場所と具合を目で確認、塗料の乾燥後にバンパーパーツのうねりに流されないよう注意しながら「当て木」などで真っ平な面を ”作って”いきます。そして最後に磨き出しを行い、施した整形面の平滑度を再確認。上手く行けばこれを本塗装用の土台とし、最終的にボディカラーをこの上(ないしはプラサフをしてから)へ本塗装という魂胆。...上手く行けばですが。

赤バンパーが実験をした方。表面のクリアコートした平坦具合を確認してみます。
p1-36 b
結果は... 黒バンパーと比較するも、どれだけ違っているのかハッキリせん!(汗)。

結局この案、ヒケの残る黒塗装のバンパーと比べても期待したほどの効果が確認出来ないような(爆)。まぁ実証実験とは詰まるところ、良い結果同様に、悪い結果を知ることもその目的ですから、そういう意味では、目的達成...ではダメでしょうか? 実のところもうひとつあるヒケ部品、ボンンネットの方はヒケ修正に成功してるんです。もっともそちらは今回の実験ではなくて、GIALLO MODENAに塗装していたあのボンネットの方でして。このパーツ、黄色に塗装するにあたって当初の予定になかった重ね塗りをいろいろとする羽目になり、そうこうしているうちにヒケが綺麗に消えちゃってました! それで、この事を基に思いついたのが今回の下地”光沢附帯”処理法 ...結局のところは実験は失敗みたいですが(汗)。でも実験の価値とは出てきた結果をどう活かすかで決まるもの。ならば失敗したその理由について考えてみましょう。違いはクリアと黄色、いったい何が異なっていたのか?

クリアと黄色との違い。つまり塗料に顔料が含有してる分、黄色の塗料の方が体積比が高いんじゃないかと。顔料成分が積もってボディ表面にパテみたいに堆積してくれる有色塗料に対し、クリアは無色ゆえ、その効果が少なかったのでは。実際にソフト99の特注カラー GIALLO MODENAは、暫く放置するとビンの中に白い顔料の成分が沈殿するのが見えるくらいですから(GIALLO MODENA は白味のある黄色)、いかにもって感じで効果ありそうにも思えます。そういうことならば、本番では下地作りにクリアでなく黄色を活用すればいいということじゃないでしょうか。光沢が出てないゾって悩んだ末、ボツにしたあの GIALLO MODENAですが、それを下地作りで光沢チェックに使うなんて、なんとも皮肉な話ですけどソフト99で買い過ぎちゃった塗料が何分あと2ボトルも余ってますもので(爆)。

そもそも黄色は厚塗り傾向の色。こんなライト縁部のギザギザな不具合箇所でも
wh-z 04
プラサフと本塗装の2工程、特に整形作業もせずに綺麗に埋まっちゃうんです
p1-44 C3
なので、不要になった『GIALLO MODENA』はパテに最適さ、って悲しい物語。


♪...色も人も個性はそれぞれ。比べると結構違うものです♪


さっきから在ること無いこと書いてますんで、ブログはご覧の通り長くなっております。いや、無いことは書きません、ちゃんと自分でやってることのみを記載していますので。ただ、その内容ってのが、いつもGGは小さな話ばかりなんですが。

さて、それで黄色塗装したボンネットのヒケが消えてたの続きですが...。上の文章、よ~く読んでみるとボディカラーの塗料を厚く塗って、そこを紙ヤスリで均せば表面のヒケは消えます、って書いてあるようにも読めますでしょ。実はそう書いてありまして(汗)。だったら、わざわざ黄色なんて色を間にはさんだり下地の均しも省いて、ただ単純に本塗装で黒を多めに吹き付けてその厚くなった塗装層から平滑面を削り出せばイイじゃん? ってことになりそうなのですが、そのような予定はGGには100%ありません。何故なら、GG的には黒は ”薄く塗るべき色” だから、そうでないと『魅惑の黒ボディ』は塗装では表現出来ないと考えているからなんです。『魅惑の黒ボディ』って表現が大人っぽいでしょ(←いつの時代よ?)。

上でも述べたとおりダイキャストパーツの不良エッジのギザギザしたが自然治癒しちゃう程に黄色とは厚塗り傾向のある色。半熟目玉焼きのようなそのテロッとしたイエローボディの主張感は、上手く厚塗りをすることでその効果を引き立てることが出来ますが、これと逆に黒の場合は、その魅力であるところの精鍛さを引き出すためには、黒塗料本来の透明感を損なわないよう薄塗りをすることが肝心だとGGは考えます。隠ぺい力の高い色の黒に「透明感」がある?? GGの表現力の乏しさなんですが、確かに黒は厚塗りをすると濁るんです。で、そうなると、黒は精鍛な凄みを失なってしまうので、黒で塗装したクルマもその存在意義が危ういものになってしまいます。タミヤのプラモスプレーとかを使ってみて感じたことありませんか? 事の外、黒ってペタペタ(”beta-beta”でなく”peta-peta”ですよ)してるって。塗料に粘り気がないんですね、すごく垂れ易いですし。比べて、黄色や赤はタラっとしてるのが、塗料でも塗装面からでも分かるでしょ (テロっとかペタっとかタラっとか、さっきから感覚言葉が多すぎ。もうムラっとするワ!!)。この傾向、タミヤでもソフト99やホルツであっても、いわゆるラッカー系缶スプレーでは同じようで、おそらく色によって含まれている顔料の性質の違いだと思います。自動車用のタッチアップ塗料は元々どの色も隠ぺい力が高いのですが、その中でも黒の隠ぺい力は抜群。軽くひと吹きかければ十分に塗装面を黒へと染め上げてくれるのですが、同時にその状態が一番綺麗な漆黒でもあるんです。なまじ塗り重ねは要らない、これは油絵と墨絵との違いにも似ているのかも。だからダイキャストモケイを実車塗料で黒塗装すれば、厚塗りが不要で色のおいしいところも外さず本来のデザイン意匠どうりのボディにクルマをカッコよく仕立てることだって出来る。もっともその分、下地の凹凸具合には敏感になりますから、ヒケに注意し、エッジの立ち具合のサジ加減も下地を作る際にあらかじめコントロールしておく必要が出て来ますけど...って、なに話してましたっけ? ええ、そういうことなのでヒケ均しなんゾのために黒をワザワザ厚く塗れるものか、ってことです。サラっとした塗料(色)はサラっと仕上げる、これがGG流。ただ1/8 スケールボディに関しては色味がたとえ良くともある程度の厚みが塗膜にはないと仕上がったクルマは貧相に見えてしまいますので、薄塗系ボディ色では場合によってはクリアコートを施してリッチ感を付け加えます。もちろん塗膜が薄いままじゃ磨き出しにも不向きですし。


と言うことで、長かったGGの 1/8 ダイキャストモケイの下地作りの話もこれで終わりにしましょう、下地作り...はですがネ。

p1-68.jpg

と言うことで...。
******************************************************

♪リクエスト...に応えて♪


そんなの誰もしてねぇよ!


そもそも下地作りの話ではタイトルで謳う程の『GG流』なんてものがそうしょっちゅう出てくる由なんかはありませんでしたので、ちょっとそれではマズかろうと言うことで、GG最新の新しいダイキャストボディ塗装光沢法からご紹介してみようかと。実はこの方法一度自ログのどこかで昔、オマケ的に紹介した方法なんですが、いろいろと使えそうでして...それはこんな具合の光沢なのですが。

左)New光沢処理を施したパーツ   右)アシェットまんまの元の塗装パーツ
p1-13.jpg
ツヤのみならず、霜降り症状や縦シワ線も消すことに成功してます!これはイイ。

うっかりハズレを引いた(汗)アシェトのオリジナルパーツの塗装の出来に意気消沈、早々にGGは色共々1/8 ラ フェラーリを塗装から塗り替えてやる!! って短絡的な手に打って出たワケですが、これには下地作りから何からと、ブログが楽に2~3回は更新出来そうな作業内容がいろいろとあれこれ付き纏います(笑)。が、そんな色替えまでするようなアマノジャクな性格の誰かさんはほっといて、この方法でも十分質の高いフィニッシュにもっていくことだって可能と思います。

お気づきかと思いますが...コレ、今さっき上の章で”光沢地馴らし法”とか言って1/8 ラ フェラーリの部品のヒケ取りの実験に使用して、そして失敗した(爆)バンパーなんです。それが結果的に想像もしなかったほど悪くない光沢となっちゃったもので、だったら下地にとか言ってないで『上地』で紹介してみようか、と。考えてみればこの方法、悪いワケがないんです、時に”?”を感じるパートワークモケイの塗装レベル(汗)ではありますが、曲がりなりにもそれらは我が家よりよっぽど贅沢な専用設備のもとで施された塗装。それも施されているのは『焼付塗装』ですから、自家製で行う塗装なんかよりもずーっと安定した仕上がりになっています。

奥側と未処理の手前側半分とではバンパーの塗装表面の改善具合も一目瞭然。
p1-47.jpg
正直に言って光沢も色替え塗装より上だったりします(正直には言いたくないゾ)。
p1-49.jpg
この方法なら自家製塗装の欠点を補い、ツヤを長期に維持することも容易かと。

そもそも詰まるところおウチでダイキャストボディなんかに自家製塗装するのって所詮はホビー塗装。なので一般店で容易に手に入るアマチュアユースな市販用具とご家族の理解との両方の限界を超えてまで上手い塗装が出来るということなどありません、よって乗り越えられない壁にも直面いたします。家族理解の壁を乗り越える方法についても、ご紹介したい研究と実験の成果による ”GG流” があるのですが、今回はとりあえずモケイ作りがメインなのでそれはまたの次の機会に(笑)。

実車のタッチアップ塗料をモケイ用シンナーで希釈しエアブラシ塗装をするGGが好む1/8 塗装方法には、塗料硬化の際に溶剤成分が揮発することによって生じる塗料の体積減少という問題が付きまといます。いわゆる塗料の乾燥ヒケです。塗装した表面は時間の経過と共に僅かづつに荒れが進行する、黒や濃い(深い)色などの、いわゆる”映り込みで魅せる系”のボディ色塗装ではこれが大問題。塗面が荒れれば周囲の画像はそこに映り込まなくなってしまい、これらの色の存在価値は崩壊します(って、大げさな)。GGがヒマのあらん限りを尽くして(笑)、高光沢に仕上げた自慢の鏡面ボディも、実のところ半年も経たぬうちに再コンパウンド掛けの必要性が出てくるかもしれません、いや状況においてはそれは3ヶ月かからないかも。これには何らかの対策が急務。現在GGが検討しているのは、将来ヒケて来るであろう分を塗装直後に既に人為的に減らしてしまう方法で、溶剤揮発により塗料の体積が減る分を先に高い圧力を掛けることで塗料の中から強制的にガス(揮発成分)を抜いてしまえばどうかと考えているのですが...。膨張している部分をあらかじめ取り除いてしまえば原理的にはもう痩せてこない、でしょ? また塗料の層の密度を上げると硬度も高まるので、塗料面が減少していく際に起こる塗装表面を歪ませる力にも対抗出来るのではないか?と。そのようにボディカラーの層に手を施しておいた上から、クリアコートで仕上げてやれば、経年劣化の度合いを最小限に抑えられるのでは、なんて思っているのですが。もちろん採用の決定は実証実験の結果次第です。幸いなことに予備パーツもまだまだ余ってるものでして(汗)。

...などと言いながらも、ヒケる量って実際には微々たるものなんで、ほとんどの人は違いすら指摘出来ないかも。でも、それでイイのですよ。

カーボンクリアコートで実用化のGGの圧縮乾燥法がこれに応用出来そう、ただし
p1-52.jpg
水性塗料の時より高圧力で押し付けないと。マジでトンカチでトントンするとか。

いずれにしても溶剤系塗料である以上、揮発⇒ヒケは起こりうることで、塗料に限らずラッカーパテなどでも同じ溶剤系なのでヒケ問題を避けることは出来ません。これに対しパートワークモケイやミニカーなど、ダイキャスト製モデルのパーツに全般的に適用されているのが『焼付塗装』と呼ばれる塗装法で、これにはヒケといった物理的現象が付いて回らないんです。「焼付け」って呼び方が混乱を招くのか、プラモデル塗装の後にオーブンなどの熱に晒して塗料からシンナー分を飛ばせば焼付けしましたよ、と思ってる方もいらっしゃるそうですが、それは単なる強制乾燥なだけ。焼付塗装はそもそもが塗料からして違う別モノの塗装なんです。焼付塗装とは「熱硬化型」の塗料を用いた塗装法のことで、つまり揮発(乾燥)ではなく、熱反応によって凝固をさせたもの、これを『熱重合』と言います。専用塗料を120℃以上といったハナからプラモ素材では受付けることが出来ない超高温の中で熱重合させたその塗面はただでさえ後の体積変化(=ヒケ)がないだけでなく、耐久性がまた凄まじい程に高い。オフィスのデスクやロッカーの表面塗装が欠けてたりヒケてたりしてるのって見たことないでしょ? ノー天気に毎朝毎夕、ガシガシ開け閉めされる皆さんのオフィスのロッカー扉、こんな”日常使用”にだって十分に耐えうる塗装強度の持ち主なんです。少なくとも年間で500回以上も開け閉めされているワケで、ちょっとそれを考えてみてもこの凄さにはビビっちゃいます、明日出勤した際にロッカーさんをマジマジ見てしまいそう(笑)。そんなことで、かな~り前に書きましたパーツの下地作りで、オリジナルの塗装は剥離させずにそれをプラサフ替わりとして使うと紹介したのも、この塗装強度がそのまま利用出来るからなんです。なんかスゴク得した気分でしょ(←アホ) 。そんな自慢の強度ですから、アシェットのボディ塗装は塗り替えずこの上にから専用のクリア塗装層を設けて、光沢および荒れの修復をそこに受け持たせれば、ボディ色こそは変わらなくとも、自家製塗装では叶わないヒケなどの経年劣化に対する強さを得つつ、同時にオリジナルよりも光沢度も平滑度も共に高いボディに仕上げることが可能になります。

強度はともかく焼付塗装の出来の良し悪しは塗装業者(又は出版社)の”良心” 次第
p1-63 (2)
オリジナルのボンネット塗装はこんな状態。で、GGは全塗装の”決心”をした次第
(2年ぶりに見たけど、自分でもびっくりだなこの出来は。なんだよコレ、って。)

そう言うことで、先述のとおりこの方法、オリジナルの塗装面の上にクリアスプレーを吹き、コンパウンドの磨き出しで仕上げて完成となりますが、この作業で一番重要なのがクリアの塗料が上手く乗るようにパートワーク部品のオリジナル塗装の表面に施す「足付け」処理となりますのでその解説と、ついでのついでに、クリアコートをせずにオリジナル塗装の上から直接コンパウンド掛けをして光沢を出しをしたいって方、これももちろんアリですよ、もいらっしゃると思いますので、その際の留意点なんかも紹介いたします。どうもGGには「ボディはアシェットオリジナルの塗装の上にクリアコートしました。オワリ」みたいな何も説明してないような説明の仕方ってのが出来なくて。で、あれこれ書いては話はどんどんと長くなりますがその辺りはどうかご了承を、なんて今さらですが(汗)。

で、その「塗装面の足付け」ですが、そんなに難しいものでもありません。これは塗料の食い付きを良くすることが目的ですからGG作業にはめずらしく ”適当に”って程度で十分、オリジナルの塗装表面を2000番の紙ヤスリで極々軽くヤスるだけです。ただそれでもいくつかのポイントはあります。先ず、あくまでこれは上に塗装する仕上げのクリア塗料への足付けですので、番手の粗い紙ヤスリは使わず、またムキになってパーツの隅々の面をヤスらなくともそれで結構です。多少の塗装溜りや塗装層に入り込んでいる糸ほこりなどを取り除くことは構いませんが、例えばエッジや鋭角なフェンダーの稜線それにボディ各パーツの接合部などは元々が塗料の乗りが薄い箇所ですから、こんな場所をわざわざヤスって金属肌を出すような危険を侵す必要はなく、付近までの足付けをしてあげればそれで十分です(パーツに付いてる油はあらかじめ洗い落しておいてくださいマセ)。注意しておきたいことは、色によって塗装の厚さに傾向があること。ブログ第一部の終わり辺りでも述べてますが、例えば黒塗料などは黄色に比べて、いや正しくは、比べられない程、塗面の厚みが違います...要は薄いってことですが、こんな具合なのでダイキャストのパーツはボディカラーが異なれば、必ずしも以前の(ヤスリ掛けの)経験が役に立つとは限りません。ですので、GGとしては、トラブルを避けるために目立たない箇所などで先に「試し」を行ない塗装層の厚みを把握しておくことを激しく推奨している次第です。...なんて言っといて、一番目立つボンネットの上とかをいきなりコンパウンドを掛け掛けしちゃうクセがいつまでたっても治らないGGですが(爆)。
あらためてになりますが、一応お断りを。同じダイキャスト塗装であってもメーカー毎に使用する塗料が同じとは限りません。前述の新生ポケールのように実車用塗料に対して強くない(塗料を上塗りすると溶け出す)ものもあれば、以前イーグルモスから発売されてた1/8 GT-Rのボディに塗装されたクリアでは、このボディの素材同様に硬度がかなり高い塗料が使われていた例もあります。このGT-R、今は生まれ変わって現在デアゴスティーニからGT-R ニスモ(2017年モデル)としてS岡県とY梨県で試験販売中ですが、おそらく同じ模型会社の製作でしょうから、同様の激硬塗料でしょう。あ~ぁまたコイツにはツヤ出しで一苦労させらるのか。...は?何だって。

一応の目安として、ダイキャストパーツの焼付塗装された塗装面を磨き出した際、過度に研磨して行くとどのような状態になるかについて書きます。塗装面をダイレクトにコンパウンド掛けしてツヤ出しをされる方もココは要注意な 事項です。ダイキャスト研磨は研磨過剰なレベル段階に入ると先ず最初は塗装面の色が僅かに暗くなって来ます、最初は僅か~にです。それが進んでいくと次に塗装された色は失われていき、それに替わる様に研磨箇所が薄っすらとネズミ色へ変化(変色)していきます。これはダイキャストの焼付塗装が下地塗装を施していないからで、一旦色の変化が始まるとそこから金属肌の露出までの時間はあっという間。気を付けないといけないのは、ボディの色が暗くなったように見えるということは既に金属肌が下から透けて出して見え始めている状態にあるということ。なので塗装面が少しでも暗く見えて来たらその段階でかなり危険なレベル、既に注意が必要なんです ...なんですが、オリジナル塗装面のコンパウンド磨きによる光沢出しには巧妙な罠が仕組まれているんですよ。「あと少しで美塗装面が手に入る」って時にこの表面の色の変化が始まって来たりするんです(て、ことが多いような)。ジワリジワリと色が暗くなっていくから、元塗装色と現時点の色差の変異を客観的に捉えることが出来ない。磨き出すという行為は同時に塗装面を薄くしていることに他ならないのですが、色の変化より今はこうしてツヤの取得が優先、とばかりに研磨に入れ込んでいるから気持ちのコントロールは効かず、あと少し、もう少しと...。気が付くと超ツヤツヤなボディを持ったネズミ色フェラーリなんかが出来てたりします。

と怖い話はこの辺りにしておいて。そもそもは別の目的の実験結果から発見したこのクリアコートによるツヤ出し法、実はパートワークのモケイ製作でGG今後にとても期待するところが有りまして。今回のブログ話、コンパウンドでも修復出来ないようなまさかの大ハズレな塗装パーツを引いても、それがラ フェラーリみたいな乗用車(?)のモケイだったから、ある種強引ではありますけど塗り替えって手でオリジナル塗装からの変更も出来ましたが、もしそれがレーシングカーだったら? カッコいいラインやスポンサーロゴがタンポ印刷で既にボディパーツに入ってる、いつか一度は手にしたい♪ 競技用車両なんかのモケイだと塗り直しって”裏”手段は使えない、てかタンポロゴ消しちゃうかもしれないから、コンパウンド掛けすることさえ怖いでしょ? 今までは某国のラリーカーとか、好みではないクルマばかりだったんで平気のヘェ~でスルーしてましたが、万が一にも自分にドンピシャな「いつか一度は♪」なんて感じのレーシング・フェラーリなんかが創刊されたならば...どうせパートワーク、塗装が悪いのは目に見えてるし、いったいオレはどうしたらいいんだろう! と、そんな日がいつか必ずやって来ると、期待をしつつも悩んでおりましたハァ~。が、この方法だったらバッチリ。ロゴ入りボディの光沢修正も問題解決、かも? クリアの塗装だけだったら、足付け程度にヤスリ掛けを施すだけですのでロゴの部分まで直に手を入れなくて済みます。描かれたタンポ印刷の耐溶剤性が「肝」ですが、それが問題ナシならは、今後この手のド派手な1/8 モデルをお上品にディスプレイ出来る可能性がそれこそ一気に開かれるのです。
...期待上々、あぁ早く恋恋『いつかは一度♪』な、レーシング・フェラーリ。

もしかしたらその「いつか一度は♪」が早くも創刊? 伊国でT4が1/8で発売中。
p1-32 A
ラ フェラーリと同じくCentauria社からの創刊。今頃現地では40号辺りを配布、
そしてついに日本でも、”あの”アシェットが試験販売を開始したとの情報も...。

だだネこのシリーズ、毎号のパーツ内容が耐えられない程ショボい、ショボすぎ。
p1-72B.jpg
クリックで拡大しますけど、拡大しない方がイイですよ..ショック受けるから(笑)

この最新のボディ光沢手法、名付けてGGの『〇~✖△◎!?光沢法』のシェイクダウンにT4をもってくるなんて贅沢過ぎです。もっとも既タミヤな方だったら、今更 T4をさぁどうぞ!ってあらたまって創刊されても、ってところでしょうか...??
もちろんこの手法、スポンサーロゴの”入ってない” クルマに使っても十分過ぎる光沢クオリティーですから、今後のGGカスタマイズも主力メニューになるかもしれません...だって塗装楽だし。(なんて書いてますけど、この手のモノポスト競技車両は大抵はPVCで出来てます、でないと車体が重くなりすぎてサスアーム壊すから。となると塗装は普通のプラモ用でOKです。結局ロゴ付きでフル・ダイキャストなのってラリー車くらいじゃないかと。だったらストラトスを出して!って。)


♪と言うことで、ここから『昼の部』となるのですが...♪


と、取り敢えず今日はここまで。この話その後は『昼の部』の塗装編、続く『夜の部』でツヤ出し編と展開いたします。そう言うことで次回はボディーカラーの塗装のお話しを。ただしあくまでのGG流、何ともしようがない、ほとんどお役に立たない話ばかりでございまして、特に次回はその最たるものになりそう(汗)。ですからその分、お笑いネタはいっぱいご用意させていただいております(それを、何とかしようよ!)。



次回予告...の代わりに(汗)、『昼の部』の塗装編から画像の一部をご紹介。
pnt l 206-3

『夜の部』のツヤ出し編はこんな感じに書いてます、てか書き直し中です(汗)。
pnt l 207-2



♪続く... こんなのがあと2回あるんですけれど(汗)♪


それで実は今回のブログ、(ここだけの話ですが...)当初は 朝・昼・夜 の部をひとつに纏めた超長編1話完結モノで公開するつもりだったんです。下地の話は続く塗装のためであって、その塗装を終わらせ次にコンパウンドのツヤ出しにかかる。このような一連の工程の流れを分けて公開すればブログだと更新の新しい最終の話が後々には最初に来ちゃう。ツヤ出しの話から先に始めるなんて、世の中が逆さま。大した事は書いてありませんよ、とは言いつつもあるがままの物事の流れを逆らうことに納得行かなくて。たとえどんなに長くなろうとそれで「一話完結」に拘っていたのですが...読み返すと、そのあまりの話の長さに自身が耐えられなくなりました(爆)、これじゃ誰だってついて来れない。今さらですがブログって栞(しおり)を挿む切っ掛けがないから本の様にはいかないもので、ならばそのことは考慮しておかないと。それで、間に休憩時間を入れた朝と昼と夜での別個の公開なんですが。
それでもまだ長いって?
実はいまだに一話モノには未練があって(汗)。でも話を読んでくださる方がいらっしゃってのお話なので。もっともこの話も、既にここまでついて来れた方だけしか目にしてないでしょうから、本当に ”ここだけの話” になっていることでしょう?
...かも。


こんなのがあと2回あるのですが...。続く、続きます(汗)。
では、では。


P.S. OMEDETO TOYOTA!

週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編  かくしてGGフェラーリの色はこうなりました

pnt ak 001-3
***************LaFerrari 1/8; body painting "the 1st color" vol. 2

色彩考が導いたのGGフェラーリの色なんです...!? (汗)




V8元祖の308の黄色はGGにとって溜息の出るような存在でした。
...とか、
お前らのベビーカーとオレのフェラーリ(←モケイ)を一緒にするな!
...とか、

そんなGG憧れの『Giallo Modena』でアシェット 1/8 ラ フェラーリを制作する計画は実はもう随分前からあたためてあって、てか、既に3号目で大ハズレの出来のフロントボンネット(汗)を引き当てて、その瞬間これで塗り直しだなと。それで
ブログのタイトル画も一時はイエローのラ フェラーリを載せてたんですけれど
発表までに時間も経っちゃって、今はまた別の絵にしちゃいました(笑)。そういうことで、先ず手始めにボンネットとパテ盛りをエッジに施したRフェンダーを先行テストとして、本番と同等処理にて塗装と磨き出しまで行ったところなんですが。もうここで疑念が出てきたんですね、それもはじめの一歩的な疑念が...。

疑念: これホントに ...『Giallo Modena』なの?(爆)
pn2 03
塗装してみたその黄色は、モデナ(伊)というよりも日本交通のタクシー(東京都)にも見えるのでした...。

▷▷ 如何にも前回の続きですよ的な続け方で続けておりますが、ご了承を ▷▷


GGフェラーリの 対Amalgam最終兵器(...だったつもりの)『Giallo Modena』塗装。実車の色を再現しましたってよりか、実際に実車の石跳ねの補修に使ってる塗料の方が色としてのリアリティは上じゃねーの? そこへ光沢もバッチリ決めて
...ヨシ!これでもらった、オレは Amalgam に勝つ、とそんな魂胆でした(汗)。なんでそれがタクシー屋さんになっちゃうんでしょうか? 間違えなく使っている色は憧れの『Giallo Modena』―日本製ですハイ―ですが、 塗装なり磨きなりをいろいろ試しても、らしくならないんです。トヨタも日産もいっしょに見えるであろう、黒なんかならともかく、この色は由緒正しいモデナの『Giallo Modena』
GG憧れの色。そもそも黄色は微妙なニュアンスの違いで別の色になっちゃうから
どうしてもコレジャナイ感が拭えないんです。

黄色の高いフィルタリング効果が、映り込み乏しい室内光の下で大暴れ!ガォー!!
pn2 21 B
大暴れ!その結果は!? 地味~な(汗)タクシー色の黄色いボディだったりします。

原因は「フィルタリング効果」と「映り込みのトリック」の2つに在り!!と、考えておりますが、そもそもがGGの自論なんで、本当ば全然違ってたり(爆)。前回の冒頭文、あれも、最近のフェラーリはイエローが似合わないなんて...いや、あれはマジですよ、もっとカッコいいが色が今では他にもあるってそう思ってますけど。

フィルタリング効果は前に話したとおり。ボディ表面の映り込みがなんにも見えなくなってしまうんですが、でもそれだけだと黄色の変色理由にはならないんです。ボディのツヤの出しが甘いから? でもね、この 1/8 フェラーリに施してある磨き出しは『超オタク級』なんですよ(自分で言ってて恥ずかしいデス)。

pnt l 94
無理な角度で見ればツヤも出ていることが分かりますが、これじゃ腰が。あぁっ。

まだ試験塗装の段階なんで、問題の解決は得意の磨き出しに見出そうと、やるだけやったれ(笑)って、超が付くほど、いろいろと磨きまくってあるんですよ...但し、磨き込むほど症状が悪化するとも知らずに。とは言え映り込みが苦手系のボディ
カラーならブラーゴのホワイトの時のように映り込みの少なさを流麗な陰影が補ってくれてるハズなんです。そうなってくれないわが家の『Giallo Modena』”タクシーちっく (多少、誇大表現あり)” な緑へ濁った黄色になってしまうのでした。

会社の創立の頃の上質な塗料や塗装技術の確立がまだ十分ではなかった当時の色をそのまま引き継いでいる(とGGは考える) ”タクシーちっく”なタクシーのカラー。これに限らず日本の古参交通会社のバスや電車とかのカラーってそんな二世代くらい前の塗装技術の色をしてますでしょ? 欧米的色彩感覚がまだ一般化する前の日本人の色意識に「和」のあった時代の色、と言ってあげてもいいのですが、でもあのタクシーの色、どうみたって下地の白が足りない黄色そのまんまだろって。黄色は汚くなり易い色なんです。汚れが目立つ、ではなく、汚れて見える、の方で、例えば下地塗装の白が不十分だと黄色は、赤のように暗くならずに緑の方へくすんで行きますし (件のタクシーはそんな色)、汚し塗装はヘタに施せば期待とは違い、上手く陰影が付かずに緑がかって発色の悪い色になるだけで思うようにカッコよくはならない。わが家の昭和カラーのフェラーリは、これでもかってくらいなオタク級の磨き(汗)が施されたものだから、強く天井や壁の暗い色がボディに映り込んでいて、そんな黄色の汚れ事情の中、『Giallo Modena』本来の色を緑に濁らせてたワケです。黄色のフィルタリング効果のせいでなにも見えなかったから、”色の正体”がまさかの天井の映り込みだっただなんて、思いもよりませんでしたが。

この写真、ボディに一番近いクッキングタイマーは分かりますが、そこから先、写真右半分はもう同化が始まりすぐ横に位置しているハズのカメラに気付けません。
pn2 40
黄色のフィルタリング実験。こんなことしててモケイ制作は一向に進みません(笑)

と言うことで、わが家の『Giallo Modena』ラ フェラーリは...
pnt l 37
ちっともそう見えない色調(汗)と、照明器具以外は映らないボディ光沢(汗々)との
それらが自慢の逸品なのです(爆)。

******************♪♪♪♪


『Giallo Modena』...もしこれが他の色だったら、そこまでこだわる必要もなかったんです。でもこの色はGGの憧れ。伝えにくい色なのか あるいは絵にならないから(陰影がむずかしい)なのか、ネットで見かける多くは赤味がかったイエローフェラーリ。実際の『Giallo Modena』は少し白が入ってて、街中で見る本物のそれは、奇麗であって存在感があってそれでいてそれでいて、つまり、写真と実際とにギャップのある色なんです。だからそのギャップを他人の主観で以って ”再現された色”なんかじゃなく、”実際の色” を使ってイエローフェラーリを仕上げる。アシェットの 1/8 ラ フェラーリは、ただモケイを組立てるだけではなくて、GGがそんな憧れの『Giallo Modena』を手に入れるチャンスでもあったんです。要は、実車もレプリカも買えないGGの貧乏企画ですけど、アハハハ、はぁ~~(汗)
(1/24等の小スケールでは実色を使用すると色味が異なってしまう場合があります。)

で結果は、憧れの色をGGは結局自分のモノには出来なかった、ってところです。正しく言えば、GGの家では。もっと正しく言うなら、狭い部屋で天井は低く照明はさほど明るくもなく、いくらボディを照らそうともボディに映り込んだ周囲の暗い天井や壁の色がボディ本来の塗装色を変えてしまうそんな環境の貧相なGG家では、ってことなんですが、そんなこと恥ずかしいから書かせないで!!
なので今回の Amalgam との色対決、結果は保留。実はAmalgam の黄色いフェラーリって見たことないんです(汗)。やはりそれ相応の部屋でないとダメな色なんでしょうか。ならイーブンでしょ?部屋のせいってのがやっぱり悲しいけれど...。

GG、別の悲しいこともしてました。もしかしたら知らないうちに捨てたのかも。
pn2 42
アナタの跳馬、ちゃんと在りますか? 実は↑は代用品です。話は次回で(悲し)。

...と言うことなので次回予告を。GGは1/8 (のダイキャスト)では、塗装をするのに自動車用塗料を使ってます。それは何よりも楽だからなんですが(笑)、ただし今回の塗料、Giallo Modenaに限ってはいつもと勝手が違ってて
*塗装面が硬くて磨き出しにくい...
*磨き出しを均等にしないとすぐ色ムラが出る...
*塗り分けが思った以上に綺麗に仕上げないと目立つ...
*いつもは不要の下地の白が必要...
*そもそも近所のショップには置いてない特注カラーは倍額定価(汗)...
なもんで、コストも労力も3~4倍いつもよりも冗談抜きに掛かってます。なのでこれを折角だからネタにしましょう。ホントは何気に綺麗なボンネット塗り分けとか、つなぎ目を処理したラジエーターアウトレットとかを見て欲しいんですけど。

ちょっとここで、ブログを個人使用(汗):
ottoさん、再塗装するのにGGは前の塗料は剥がしたりしないんですよ。剥がせば表面が雑なダイキャストを下地からわざわざ作り直しとなりますし、塗料剥し剤は下手なものを選ぶと塗料が剥がせない!!!! なので最悪です。(地球に優しいのとかはダメ。塗料剥しってそんなに優しくないです...とこの辺りも次回のお話で。)


******************♪♪♪♪



憧れの『Giallo Modena』で塗装されたGGのラ フェラーリは...
pnt ak 001-8
雰囲気こそ変わりましたが ...これじゃぁ、赤の方がよかったんじゃねぇ(爆)

結局は色彩考の話や今日の話って、失敗の言い訳の為だったんじゃないの、GG?
brf 00 A
いや、いや、言い訳だなんて...。

言い訳じゃなくって
理由の説明だったんです。

どうしてGGは...

    アシェットの 1/8 ラ フェラーリをにしたか...の。



pnt ak 001-2


ぶはははははは~にしちゃいました。


結局、モデナなんとかって色はあきらめて(笑)、余ってる手持ちの不具合パーツへ黒塗装をしてみました。綺麗なんですこの黒。これもまだ実験中ですが、多分これで行っちゃうと思います。ちょっとチリがアレですけど、それにしても不良品の手持ちだけでテストのフロント部塗装出来がちゃうんですよ。R側のフロントフェンダーが黄色なのは唯一このパーツに不具合が出なかったためです、ちょっと残念。
(それは残念じゃなくって、むしろ幸運だと思うが?)

1/8 ブラック◆ラ フェラーリ
pnt ak 001-1
結・構・キ・テ・ル...

実はこの黒、純正NERO PASTELLOじゃなくトヨタ専用って品名なんですけども

では、では。

週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編  かくしてGGフェラーリの色はこうなりました【予告編】

pn2 10 b
***************LaFerrari 1/8; body painting "the 1st color" vol. 1

色彩考から導いたGGフェラーリの色なんです...(汗)



いい加減、あぁ~だこう~だと口ばかりの色の話の方も終わらせないとと思ってまして。今回は、ブログを無理矢理まとめましたって感で、あちこちに話は飛んではおりますが、次回でそれらは上手く着地もいたしますので、何卒ご了承のほどを。で、本日は先ずこの話から。先日の色彩考もそうですけれど、GGの自論なんて、絶対にそうだ!と言えるようなものでは決してありませんが(汗)それでもGGが思うに... 最近のフェラーリは黄色が以前より似合わなくなったんじゃないか、と?

フェラーリって、事実上の本業であるブランド商売で、副業のイメージから赤を商標カラー的な知名度で使えるので、スマホのケースやボールペンなんかと同様に、モケイやミニカーも赤になっちゃう。で、お前らのベビーカーなんかとオレのフェラーリを一緒にするな! とかなんとか...天邪鬼なモデラーは社色のイエローとかに塗ったりもしますが、実車買えないんだしベビーカーと大差はないんですけど(笑)。ただ、そんな(どんな?)フェラーリのイエローですが360モデナあたりからあえて黄色を選ぶことに意義なんてあるんだろうかって、GGはそんな風に思ってしまうんです。今のフェラーリ、黄色の商業的有り難味も薄くなって来たようだし、それに何より黄色が以前より似合わなくなっちゃたんじゃないかって。

で、それと替わるように、あら?カッコイイじゃん的な感じになってきたのが白とか黒だったりして、ちょっと微妙な気持ちではあるんです。GGが子供の頃は、白のBBや308ってのは邪道で妙に安っぽく思えたし、F40の黒(←非純正ですよね?)を見た時に至ってはものすごく如何わしいものを感じて「俺はどんなことがあっても黒のF40なんて買わない!」って買えもしないのに心に固く(笑)誓ったもんなんですけど。ストライプがお好みですか? それではお客様こんな感じで如何でしょう? でもね、テスタロッサくらいの頃までのデザインってそんなモノに頼らなくとも十分フェラーリはカッコ付いてたハズって思ってるんですけど。フェラーリって変わりましたか。どんなカラバリでもお下品にならないようなデザインになってるんじゃないかと。今の御時世なんだし、それも良い事だと思いますよ。
...それでもやっぱり、黄色は似合わないような気がするんですけど(汗)。

V8元祖の308の黄色は、GGにとって溜息の出るような存在だったんですけど。
pnt l 85 b
Giallo Modenaって難しんでしょうか。色がフェラーリを選んでいたのかも⁇

最近の黄色はイカンような。お隣りの色と、どちらかをくれると言われたら...
pnt l 83
どっちでもイイ...?(汗) まぁフェラーリだからと言って色に拘る必要もないか。

Giallo Modenaって難しんでしょうか。『ジャッロ・モデナ(モデナの黄)』は
ご存知のとおり、マラネロのあるモデナの格式ある県色にしてフェラーリのコーポレートカラー。なんて、コイツまたウンチクぅって言われそうですが、それではいざどんな色ですか? と訊かれても、実はちょっと白い黄色程度しか知らなかったりしまして(汗)。半熟目玉焼きのロータスではなくてバナナ? ただ、黄色って思うに、赤味掛かった黄色と青味掛かった黄色とでは、同じ黄色であっても”別”の色だって感じる、この2色だけでメタリック系だったらメタリックレッドとメタリックブルーくらいの差はあるんじゃないの?な、微妙な色のニュアンスの違いでイメージが大きく変わっちゃう色じゃないかと。ミニカーとかだったら赤とか白を買って来て、後から多少の実車との違いを知っちゃっても許しちゃえるんですが、黄色に限っては、コレジャナイ感が消せない。って、もしかしてソレ自分だけ? でも、黒だったら違いがどうのなんてのさえないでしょ...「この黒さぁ、どちらかと言えばトヨタというより日産っぽくない?」なんて言い出す人います?

*********************♪


さてさて、予告どおり話は飛んで、何故か色は青(汗)。このクルマの色はミネラルブルーと申します。で、その体によさそうな色『ミネラルブルー』ですが、では、その塗装色は下の写真でどこに見える色になりますでしょうか?
pnt l 96 c
答はGGも知りません。明るい部分もボディ色みたいだし、暗い部分もそう見えるんで...、多分、明と暗の中間辺りの明るさのところがそうじゃないの?なんて答えるでしょうね。ちょっとぐらい違ってもGG的にはどうでも別にいい色だし。

これ、”映り込みが塗装色をあいまいにする”の説明の続きでして。しつこくまた映り込みなんですが、この写真の明と暗、これ実は影でなく背景です。クルマに映り込んでる周囲の景色で、スタジオの白い壁と暗いフロアーの配色を上手くボディ表面へ映り込ませてあるんです。光が当たっているように見えるクルマの上半分は白い壁そのもの、同じく影のようなクルマの暗い下半分もフロアーの映り込みで、こんな風な浮遊感のあるシャープなボディの陰影は、お外で普段見る影ではちょっと創れません。こうやって、映り込む背景を上手くボディーと同化するテクニックでもって、カタログのクルマを(実車よりも?)カッコよく見せているワケですが、目もくらむような真っ白い壁なんて撮影スタジオの中だけのこと。なので映り込みが普段からこんなに上手く結果に結び付くとは限りません。ましてや生活最優先の日常の部屋でのモケイの展示なんかでは望むべくもないってところだったりします。

ちなみに、スタジオの撮影って上で言ってますが、実は今はほとんどがコンピュータ画像です。データで作ったクルマのボディへ虚無の世界を計算で写し込むのは”レイ トレース”っていうCG画法。スタジオへクルマを運ぶのも照明のセッティングをするのも今どきのカタログ写真とかは皆んな、マウスでちょんちょんです。

こんな感じに、周りの絵を”計算式”で対象物に映り込ませるレイ トレース画法は
pnt l 303-B
地道に模型を磨くアナロジーな光沢オヤジ、GG最大のライバル...なのかも(汗)。

でアナログ世界の話ですが、上述の日産デイズのようなメタリック系とか多少濃い目の色なんかだと、映り込みはボディに対して浮き上がって見えるからそれだと分かりますが、明るい色ではフィルタリングの効果が強烈に起こっていて映り込みがボディ色へ溶け込んで見分けが付き難くなります。それでもまだ”白紙”ような白色なら多少でも、元の色が映り込み画像に残ってたりもしますが、黄色ではそれさえも絶望的、ボディ色との同化傾向は一層進みます。そうなったらもう、フェラーリのイエローなのか?イエローのフェラーリなのか? どっちなのかが分からなくなってしまうんです(どっちも同じこと言っているような気が)。

下の(↓) ラ フェラーリ。四方をガレージの壁などで囲まれたような環境では、目に見える映り込みは室内の照明に強く照らされた一部の明るい場所の壁、それ以外のこのクルマのボディ塗装表面の大半を占める部分は、なんにも無いように見えますが、実は照明の当たらない薄暗~い壁や天井の映り込みなんです。ボディを見て何もないところに天井の照明だけがポカ~んと映り込んでいる...でもそれって変でしょ? 照明が見えてるのなら天井だって実際はそこにあるハズなんですけど、天井の存在が思いつかないほどに、あまりにも見事にボディと同化しちゃってるんですね。この暗い色の天井がボディに映り込んでいるのって、先述の日産デイズで車体の下半分へ暗いフロアを写し込ませて、疑似的に”影色”を作っているのと同じ状態。このフェラーリの色、だから実は『Giallo Modena』本来の塗装された色ではなく、映り込んだ天井の色が混ざって変色してしまった色なんですが、天井の映り込みのことが理解出来ていないと、そういう説明もピンと来ないんです。例えばこのクルマが、先程のレイトレース画法を使ったCG画像の球の様に、クロームでピカピカボディだったら、この位置だと今見ている写真なら天井が写るってことは想像出来るでしょ? そんな風にしつこく説明しないと理解してもらえないくらい
黄色って色は映り込みがボディに見事に染み付いちゃってあやふやになるんです。

んんん~ん? 明るい壁は解るけど...その他の場所には何も見えないけれど。
ですから、その見えないってのが映り込んだ天井なんですって。えっ分からない?

ちなみに、この Giallo Modena のラ フェラーリ所有者は誰か?と言うと...
pn2 01
相変わらずのダサい室内照明とオタッキーなアナログ光沢オヤジぶりで有名な、
pnt l 302 B
GG.takaさんちのラ フェラーリ.....”でした”。
pn2 02B

爆! だな、こんな展開!!!。



*********************♪


...V8元祖の308の黄色は、GGにとって溜息の出るような存在でした、とか
...お前らのベビーカーなんかとオレのフェラーリを一緒にするな! 、とか

そんな憧れの『Giallo Modena』でアシェット 1/8 ラ フェラーリを制作する計画は実はもう随分前からあたためてあって、てか、既に3号目で大ハズレの出来のフロントボンネット(汗)を引き当てて、その瞬間、これで塗り直しだなと。それで
ブログのタイトル画も一時はイエローのラ フェラーリを載せてたんですけれど
発表までに時間も経っちゃって、今はまた別の絵にしちゃいました(笑)。そういうことで、先ず手始めにボンネットとパテ盛りをエッジに施したRフェンダーを先行テストとして、本番と同等処理にて塗装と磨き出しまで行ったところなんですが。もうここで疑念が出てきたんですね、それもはじめの一歩的な疑念が...。

疑念: これホントに ...『Giallo Modena』なの?(爆)
pn2 03
塗装してみたその黄色は、モデナ(伊)というよりも日本交通のタクシー(東京都)にも見えるのでした...。

言っとくけど、俺のせいじゃぁないからね!!!


映り込みが悪い黄色...なのにその映り込みが信じられないことに!
pnt l 304


いろいろと検証してみたら...話が長くなる結果になってしまいました。
...なので、続きは次回に(汗)。


ボディー塗装編:かくしてGGフェラーリの色はこうなりました【予告編】
では、では。


週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編 GGの色別グループ分け、シリーズ最終話 ”その④” です。

pnt l 127 C
*流用↑ネタも行き詰まりか      LaFerrari 1/8; painting tips part 4

本日のGG色彩考は...えっ?まだその話 やるの(汗)



こんにちは! 近頃はブログの更新よりも自分のコメント欄に投稿する回数が圧倒的に多いGG.takaです(そんなこと言っちゃマズいだろ)。GG的色分けグループその④は、グループ中でボディー表面で反射する光の量が最も多い色についての解説です。てか、普通に「明るい色」って言った方が通りが良いでしょうけど(笑)。

あっ、その前に当ブログにコメントをくださる同じくアシェット ラ フェラーリ制作中のotto氏からの依頼事がありまして、先にその回答を下記へ記載致します。

pnt l 200 A
この部分、アシェットはネジの取付け箇所も含めてボディ色で、なんか未塗装っぽい、というか、実車こそ”未塗装”でカーボン剥き出しじゃないかと、それ再現するのにツヤ消しに近い半艶黒に塗装し直しました。ってことなんですが、ottoさん。
(これ昔のGGフェラーリです。今思うに、このまま再塗装ナシでもよかったかも)

ブログ本文にまでコメントを投稿してしまいましたが、本編に戻ります...。

pnt l 03 e

...と言うことで、GG的色分けグループ話も最終話のその④ですが、このシリーズ、毎度ながらですが 1/8 等ラージスケールモデル前提ってことをお忘れなく、そもそも小スケールモデルではこんなこと特に問題にもならないでしょうから。
はてさて、既に自論が始まってますので、ここからは半分くらい適当に聞き流していただきたいのですが(大汗)...、2階の窓から駐車場のクルマを眺め見るような1/24や1/18スケールのカーモデルは、クルマの全体像を見て楽しむもので、小スケール鑑賞モードに入っている脳はフェティックな細部の仕上げなんかより、関心があるのはあくまでも全体像。となると、今日の話の中心になる『映り込み』にしても『影』にしても、小スケール観賞モードの脳には、同時に視野の中に飛び込んで来るモケイ上の様々なディテールと同様、全体像の把握に利用される以上の情報量がそこにあったとしても別に有り難味なんてないので無視されてしまいます。
...なので今日のお話は1/24や1/18では意味を成さなくなっちゃうんですよ。

”磨き込んだフェンダーに浮かぶ『映り込み』と『影』が織りなすその美しい共演を暫しのあいだ我を忘れて眺め入る” というあのお馴染みの行為は、より寄った視点で鑑賞することになるラージスケールだからこその特権の...えっ? 皆さんそういうことしてませんか。

*********************♪


1/8 スケールモデルをディスプレイする際に関係している、クルマがかっこよ~く見える(と、無理矢理GGが主張する)2つの要素『映り込み』と『影』。赤を代表とする色の明暗具合が程よいグループその①は、映り込みと影の両方がバランス良くボディ上に表現され、黒を代表とするグループ②では、その特徴としてボディには周囲の背景が色鮮やかに映り込みます。そして、今回のグループ④の特徴は...特徴はなんと映り込みが苦手なこと(爆)。これが苦手となると誰かさん的には非常に困るんですけど...。

実際のところ、ボディがグロス(ツヤあり)でありさえすれば、必ずそこには周囲の背景が映り込んでいるのですが、明るい色で塗られたボディとなるとその映り込みが見え難くく、というか分からなくなってしまいます。その原因はボディ塗装色のフィルタリング効果。黒やその他の比較的濃い(暗い)色では周囲の景色はほぼそのまま深い色彩を以ってボディ表面に映り込みますが、これが例えば白いクルマでは薄灰色系の色調の色段階も少ないモノトーン画像に映るようになってしまいます。

映り込みって...黒では色鮮やか、赤だとちょっと怪しく、白ならもうわからない。
pnt l 117 Z
これに気付いてしまったからには、磨きオタクのアナタはもう耐えられえない!

フィルタリング効果についてお話ししますと、先ずは色分けグループのネタシリーズの初回で説明した『色が見える原理』を。話を要約すると、って要約して書いてみましたが、却ってワケ分からなくなってきたので書くの止めちゃいました(爆)。

要するに、先ずは映り込みがあって...これは塗装されたボディのツルツルした表面が透明なスクリーンとなってその上へ周りの景色が映ってるような状態。ものの表面はそこそこ鏡面であれば色は問わず表面はそれなりに映り込みが生じます。が、透明なスクリーンに映った半透明の画像ゆえ、スクリーンの下にある色、ボディカラーですね、の影響をもろに受けてしまいます。このボディカラーが与える影響をボディ塗装のフィルタリング効果って呼んでます、もちろんGGが勝手にですが。

下のラ フェラーリも実際にはボディのイエロー部分へはルーフと同様の鮮やかな空の絵が映り込んでいるハズですが、黄色のフィルタリング効果があまりにも強くて...こんな風に、ほとんど見えなくなってしまうんですね。実は黄色とかベージュとかって、結果的に白よりもフィルタリングの効果が強かったりします。この画像、黒いルーフの映り込み具合とボディのギャップには唖然としちゃいます。

pnt l 90 b (2)

ボディ色によってフィルタリング効果に差が出るのは『加法混色』との関連だと思います。GG自論の限界に近づきつつありますが、考えるに明るい色の方がボディ面の光の反射の量、つまり光のエネルギー量が多いからじゃないかと。例えば白、
『加法混色』で自然光の色7色の全てが混ざる場合が白色で、要するにそれだけ高エネルギーなので透明スクリーン上の映り込み画像は白く染められて、モノトーンに近い画像に変えてしまうのではないかと。逆に、黒のボディに映り込む背景が色鮮やで濁りのない画像なのは、そう考えれば、黒は『加法混色』では光エネルギーが0(ゼロ)の場合であって、エネルギー的な影響は持たない、というよりか、影響を及ぼすことが出来ないからだと思います。で、黒のボディに映り込む背景はそのままの色鮮やで濁りのない画像が残っていられるとGGは考えるのですが...。

部屋の中に白いクルマをディスプレイをすると、やっぱり白いボディに映り込みむ部屋の風景は輪郭も朧気な白い画像に染まってボディに同化してしまいますが、とにかくこのフィルタリング効果はラージスケールのモケイにとっては、とても厄介な存在になるんです。それというのも、ラージスケールのモケイってそんなに大きくないからなんですが。

..............What?英語って妙に知的に見えるもんで。

*********************♪


モケイのクルマは実車のように大きなものではなく、1/1の環境世界では50cm強のモケイよりも部屋の壁の方がはるかに巨大な存在、そんなの当たり前ですが。1/8 スケールモケイを部屋にディスプレイしてる状態って、実車で考えればトンネルの中にクルマが居る様な状況なんです。壁にしろ天井にしろ、モケイのずーと前から始まっててずーと後ろまで続いてます。もし手鏡とかあったらボディに添わせて覗いてみてほしいのですが、そこに映り込んでいるのは、モケイよりも遥かに大きな天井、モケイよりも遥かに大きな壁なんです。というか、大きすぎて映りきってないでしょう。ボンネットに映り込んでいる物体は、ボンネット上に画像が収まらない巨大な天井。それが、白いクルマの場合はフィルタリング効果でどうなるかというと...背景本来の色彩を失わせる白いボディでは、部屋の天井や壁はボディ全体と同化して見えてしまいます、それで映り込みがボディカラーの一部になってしまう現象が起こるんです。1/24スケールモケイと比較すると、湾曲率が3倍も緩やかになる 1/8 モケイではボンネットなんてほどんど平面で、それがなおさらに視覚的な感覚を惑わすことになります。今、目の前にあるクルマのモケイのボディの白い色って、塗装した色なんだろうか? それとも、映り込んだ景色なんだろうか? って、判別出来ないことさえ起こるんです。皆さんの白いクルマモケイにもし「何となくパッとしない白だなぁ」なんてことを感じているようなことがあったら、それ、ご自身の部屋の暗い壁が映り込んでいるのかもしれません。


ちょっとブレーク、書きすぎたので。関連ない動画ですけどカッコいいですコレ。

究極の塗装って感じでイイ。ただ鏡面になってない塗装面がGGとしては(←バカ)


ということで、お気に入りのモケイをディスプレイする際の『映り込み』テクニックが封じられてしまうGG的色分けグループその④の色ですが、そんなマイナスポイントを埋め合わせてくれるこのグループのもう一つの特色があります。それが、明⇔暗コントラストの高さ。なので、ここからは、これを使ってディスプレイをカッコよく見せるお話をいたします。白をはじめとするこれらの色は影を作る能力に長けている、そういう事なんですけれど、実際のところは「白いから影が目立ってるってだけじゃん」って言われるでしょうね多分に。それに「黒は暗いから影が見えない」ってのが一般的な認識なんだと思いますが、影が作れないんです黒は。ちょっとした実験をしてみました。

こちらは『★1/24 (ミニカー)で、ブログしてみましょ...(爆)』でお馴染ブラーゴフェラーリ。タミヤモデルブラシの柄で、白ボディの上に影を作ってみました。
pnt l 123

こちらは同条件下のブラーゴの黒。ブラシの柄の影がボディの上に...あれっ無い!
pnt l 124-A

影って何? 光源からの光を遮る、そうするとその先へは光が届かずにそうやって光が遮られた表面では他よりも反射する光エネルギーの量が極端に落ちて、そこの部分だけ周りより暗く見える、それが影。では、どうして黒に影が出来ないのか? 『加法混色』で言うところの光エネルギーが0(ゼロ)の状態が黒、黒は元々光エネルギーを持ってない。反射する光自体がないから黒に見えるところを、今さら光源からの光を遮って表面への光の量が減ったからと言って暗さに変化なんて生じるワケがない。...つまり、もしかして黒って影そのものなんじゃないだろうか?
反射する光の量がゼロ、よって表面の色と影との間の明暗の差もゼロ。それが黒。ならば逆に、自然光に含まれるすべての色が混ざる白色は一番光の量が高いから、出来る影との明暗の差も一番多いことになる。白いボディにはよって、他の色と比べそれだけ明暗のコントラストがハッキリと現れている。

そうならば興味深いことでもありますね。上の2枚のブラーゴ写真、今一度ご覧いただきたいのは、今度は影ではなくて映り込み。説明してきました様にこの写真を見ていただくと、白と黒の映り込みの違いがよく分かります。傍のブラシだけじゃなく壁の絵までもがよく分かる黒、それに対して白は...白の方はほとんど何にも分からない! これじゃぁ懸命に磨き込んで表面へ周囲の画像を映り込ませても...。白ゆえのボディ表面の高い光の反射で起きるフィルタリングの効果は、先述のとおり、映り込んでいるハズの画像もそれをないものにしてしまう。ボディに強い影を作るその原因は同時に、強烈なフィルタリング効果も生み出す。これが白です。

白と黒。相反する2色の関係もなかなか面白いです。「映り込みに自信ないんでその替りにコントラストどうすかね」って白と「影はイケてないんすけど映り込みなら誰にも負けませんよ」ってな黒。ディスプレイにふさわしいのはどちらかって。
”磨き込んだフェンダーに浮かぶ映り込みと影が織りなすその美しい共演を暫しのあいだ我を忘れて眺め入る” ...でも、両極端の色、ボディが白や黒では、実は共演はしてなかったんです。
『コントラスト』の白か?それとも 『映り込み』の黒か? さぁどちらを採る?!
...究極の選択ですが、ならば両方が楽しめる無難な赤を取りましょう(汗)。


*********************♪


白いボディは、明/暗のコントラストを有効に活かしましょう。...ということで、ちょっぴり実践でもしてみます。色分けグループその④では、より影が際立って、より影が引き立つような美白ボディを作りましょう、化粧品のCMみたいですけど(汗)。要はボディの下地作りの際にはちょっと意識してエッジを立て気味に細工しておくとか、磨き出しにしてもちょっと意識してエッジを残すようにヤスリ掛けするとか。大したことが出来るワケではありませんけど、ただ、そんなちょっとしたことが、1/8 スケールには大切なディテアップの要素なんですね。クルマに寄った視点でディスプレイを鑑賞するラージスケールモデルでは、つまりそれだけ狭い視野でモデルを眺めることになる。いっぺんに全体像が見渡せる1/24 の様にはいかないから、フロントフェンダーを眺め見ているとルーフのラインは視界の端っこで辺りにあやふやで、テールを眺めたらフロントホイールは視野のずっと外。視野内の情報量が不足すれば大味なモケイに陥り易いので、だから、視野に入る範囲のディテールは詰め込めるだけ詰め込んでおきたい。なんなら、映り込み効果の期待出来ない白は、いっそのこと影を”起こす”こと以外にも、コントラストを演出するために意図的に黒い塗装パートをボディに入れてもイイくらい。黒いルーフや黒いドアミラーなら今風の流行りだってことにしてもおかしくないでしょ?

そういうことで、明/暗のコントラストを影に頼るには、ボディライン上の影の境目にメリハリがつくようパーツのエッジを立てておくことになります。が、1/8 スケールともなるとパーツ塗装は大口径のガン(ないしは缶スプレー:もっと大口径)にて大面積へ相当量の塗料を吹くことになるワケですが、時にこれがエッジ部分での盛大な塗装溜まりを起こします。パーツの端っこやスジ彫りされたラインの境目なんかは表面張力が発生するので、そういう部分に塗料の溜まった”山脈”が出来易いんですね。で、往々にしてそういう箇所は本来面一であるべきパーツの繋ぎ目だったり、デザイン的アイポイントの鋭角な切り欠きだったりしますので、それらをきちんと事後処理してあげると、ボディラインにメリハリが生まれ、損ねられていた実車の雰囲気もまた戻ってきたりします。(GGはお構いなしにこれをしてますが、金属地肌を出し易いのであくまで自己責任ではあります。)

アシェットのラ フェラーリ。水色の線の部分が塗装溜りで盛り上がった部分。
pnt l 80 (2)
塗装が丁寧なアシェットのラ フェラーリにも、僅かですが発生箇所があります。

塗装溜りは2000番の紙ヤスリで除去してます。それをコンパウンド掛けで仕上げるワケですが(←いつものジャパンワックスですね)、2000番を使うのは、それ以上粗い番手だと、コンパウンド掛けしても磨き傷が(GGには-汗)消せないから。で、最大の注意点は塗装溜りは実はエッジではなくその手前にピークがあること。一番膨らんだコブのすぐ先には塗装の乗りが最も希薄なエッジが控えているので、緊張続きのヒヤヒヤものの作業となります。これからの暑い夏には結構イイかも。そんなGG家の1/8 モデルの通例を、ポケールのアヴェンタドール(ツヤありの白)に施したのが下の写真。ラ フェラーリは赤なんで、今回は代車で紹介いたします。もっともGGフェラーリの塗装面はとうの昔に削りまくりの状態だし(汗)。

ただし前ブログのオマケでやったラ フェラーリのバンパーと違い、こちらは自動車用クリアのコートはしていません。と言うより、今のポケール塗装はなんらかの地球に優しい系の塗料が使われているようで、コンパウンド掛けは平気でも有機溶剤入りスプレー(要するに一般のカラースプレー)には一発で溶けちゃいます。アヴェンタドールは再塗装対象ではないので、オリジナル塗装に直にコンパウンド掛けの結構きわどい処理で、行けるところまでレベルの塗装溜り除去でなんですが、それでも白いアヴェンタボディは陰影クッキリ、キレが出ます。

ツヤもご覧の様に出ますけど、やっぱり白なんであまり役には立ってません。
pnt l 99-1
それより見ていただきたいのは、鋭利なエッジのバンパー先端処理だとか、

平滑にしたヘッドライト収納部やトランクフード周り、ってところなんですが、
pnt l 84

塗装のダルが消えると、アヴェンタ・デザイン本来の”ヤバい感”が出て来ます。
pnt l 78

ご覧の皆さんは、多分、アベンタドールって尖んがってるデザインをしてるんで、だから、鋭い影のエッジが出来るって思われるかもしれませんが、でも、上述のとおり暗い塗装色ではコントラストが付くような影は出来ないんです。暗い色の場合だとエッジの正確な位置が分かりずらい。これらの色はもっぱら周囲の背景が映り込む面と面との構成に頼ってボディラインを表現しているので、そうなると塗装溜りを処理してエッジを立てたとしても、その結果が生きてこないんです。

コレ(↓)見ていただいて、それぞれ『面』表現の違いが分かってもらえますか?
pnt l 86 A
明るい色は影に依って、暗い色では映り込む画像に依って、面が表現されてます。
(前出の写真、ブラーゴの黒・白でも同様のことが分かると思います。)

*********************♪


ということで、GG的色分けグループの話はこれにて終劇なんですが、この自論、ホントのところは未解決なことが幾つか残っているんです。黒は影が出来ない? 実は露出オーバーな場所では、黒でもしっかりと影が出来るんです。炎天下の黒い実車、ドアミラーとかの影が分かるでしょ? ただ同時にボディ表面では太陽光の強い照り返しも起こっている。ここに何かの関連があるのかも、とか思いましたが、そんな環境下に好んでお気に入りのモケイをディスプレイをすることなんてあり得ないから、それ以上考えるのを止めちゃいました(爆)。

本日やっと最後に登場GGの再塗りラフェ。ご覧の通りツヤはバッチリなんですが
pnt l 126
...ツヤだけじゃダメだったんです。で色について考えることになりました、とさ。

色って重力みたいに身近すぎて意識もしてなかったんですけど、いざその存在を『発見』してみると結構面白かったりして。もちろん学術的にきちんとした説明があるんでしょうけど、こんな風にあぁだこぉだ好き勝手に考えて自分のモケイを仕上げるてみるのも、モケイライフの楽しみ方だと思います、お金もかからないし。


では、では。

週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編 オールペンよりも大事ですよね。 タッチアップペイント編

pnt l 00 X
****************************LaFerrari 1/8; painting tips part 3

GG、実は問われるまで忘れてました...(汗)。



アシェットの1/8 ラ フェラーリ、かなりタイトな設計なんで素直に組立てるのも難しいところに、アシェットからはやれ本体をひっくり返せだとか、パーツを再分解せよ、とかまで要求されるじゃないですか。そんなことしてたら、ネジ穴はバカになるしボディはキズが付くだけなのに。で、コメントをされている方からこんなお問い合わせを頂いたんです。

Q:ボディに付いたキズのタッチアップでアシェットのラ フェラーリのボディ
  カラーに最も近い塗料はありませんか?
A:あっ...そうでした。GG、タッチアップのことをほったらかしてました(汗)。

そうですよね、GGは全塗装を前提にMy フェラーリのボディ塗装面を気にもせずギットギトにしてましたが、そんなレア話しなどよりもっと一般的に有益なタッチアップ塗装についての話をする機会を今に至るまで設けてもおりませんでした。急遽、と言うことで、オリジナルカラーのリカバリータッチアップを先程まで実際に検証して試してみましたので、でその結果と、今更ついでに(汗)、オリジナルの赤塗装のままに活かせるツヤ塗装もしてましたんで...それもちょっとお話しします。


*********************♪


で、チッピングとかで下地の金属表面が出てしまった場合ですが、GGは自動車用のタッチアップ塗料を使います...と言うより、GGはダイキャストモデル(1/8 スケール)の塗装はいつも自動車用塗料(をエアブラシ吹き)なんですけど。理由は塗料が濃いので赤などの色でも下に白を塗装する必要がないこと、塗膜が適度な厚みを有してて強度がある(自動車の外壁に塗るから当たり前ですね)こと、それと乾燥が早いってこと、もありますが、何よりも仕上がり具合がオジリナルの焼付塗装の色ツヤと遜色ないってところが大なんですね。なので今回のタッチアップにも向いてます。プラモ用の塗料だと、ボディ塗装の場合にはリッチさが出難いんですよ。ボディ表面のツヤの”出方”もそうですが、ラージスケールモデルって色だけじゃなく時には塗装後の”質感”も大切な要素になります。内装が本物の素材に見えるAmalgamだって、それらは塗装における質感表現ですから。元はレジンの塊じゃぁないですか、Amalgamなんて。

ということで早速のタッチアップ。ただ、そもそも星の数程もある自動車用カラーですから、その中からそのモノって色は殆ど出て来っこありません。なので、ノー天気な感じに発色のよい明るめな朱色掛かった赤(左)と少し沈んだ感じの発色も悪い暗い赤(右)の異なる性格の赤2色で、それを掛け合わせアシェットのオリジナル色味に調整していきます。

pnt l 103 A

上で使っているのは左がソフトQQ 右がホルツ。実車用のタッチアップ塗料です。
pnt l 107

『ホルツ カラータッチ AR2 アクティブレッド MH4610』\600~\800円程度
pnt l 105 A (2)
↑今回はこちらがメイン。沈んだ暗め、職場にいると面倒な性格の赤色(汗)。

『ソフトQQ タッチアップペン マツダA4A トゥルーレッド M-7589』\650円位
pnt l 106 A2
↑こちらは色味の微調整用。明るめ。こういうノー天気な奴も好きじゃないな。もっともGGはこんな風だと職場で思われているフシがありますが...だからナニ?

(GGに配布されたパーツでは)アシェットのオリジナルの赤は、ほとんどホルツの色味に近い少し暗い赤でしたので、ホルツをメインにこれにソフトQQをホンの少し足していく感じで調色してます(調色皿の上で混ぜました)。もしラ フェラーリの不要なボディパーツをお持ちでしたら、調色した色をその上に直接乗せて色の確認をしていくことで、相当追い込んで調色出来ますが...まぁそんな方いませんよね。でも余談ですが、ボディの上に調色した塗料の色がピタリと適合するとすう~っと塗料の存在が消えるんですよ。ステルスか忍者かって具合に”すう~っと”。この感覚は面白くてきっとクセになりますから。クセになっちゃダメでしょうか?

それを筆塗りしたらこんな感じになるんですが。コレどこだか...分かります?
pnt l 104-1 (2)
もちろん薄く塗ることを心がけて、筆ムラも極力抑えながら塗っておりますが。

塗料は前述のとおり、相当に乾燥が早く塗膜も硬くなりますので、ヘタをすると色見本で塗ったようなボコッとした状態でそのまんま固まっちゃいますので、ちょっと要領が必要かも。ぶっつけ本番は何事にもよくないことです。どちらの塗料もシンナー(Mr.カラーうすめ液:クレオス、とか)で希釈出来ますが、筆塗りでは特に塗料を薄めてません。ただ、手持ちの筆を”湿らせるのに”ちょっとだけシンナーを使ってますが。あと、特にホルツの赤の方は乾燥すると少し暗くなるようです。

タッチアップしたのはココ(緑枠の真ん中辺り)なんです。結構分からないでしょ。
pnt l 104-2 b2
**************************************ちゃんと日本語で書け!!

作業中に付くキズって角の小さな箇所ならそのまま塗っても問題ないと思います。
が、もちろん塗料自体は金属には付きませんので、ある程度の下地金属が出ている場合には、予め塗装箇所に薄くプライマーを施す等の処理が必要となります。それと、どちらの容器にもフタが筆になってます...が、そんな筆なんて点塗りくらいにしか使えないと思います。あしからず。

以上がタッチアップの話。ただしタッチアップはタッチアップです。完全修復ではないので、地肌の銀(これ相当分かるので)が見えなくなった程度でStop、ヨシとした方が良いかも。あまり根性を入れて続けてると手直ししたところが却って目立って来るようになりますので要注意...をするようにしてます最近のGGは(爆)。



オ・マ・ケ・な・情・報


GG的には「これは手抜きだろ」って避けてた事があったんですが、やってみると案外イイ結果だったのでご報告を。
オリジナルの赤塗装を2000番の紙ヤスリで下地の金属が出ない程度に表面の塗装荒れを慣らしておいて、その上からホルツのクリアスプレーをちょっと厚く吹き重ねそこを研磨で平らな表面にしてみたんです...。例によって余剰パーツで実験。
結果的にはこれオリジナルの赤塗装へクリアコートを施したってことなんですが。

pnt l 109

実験の目的は元々別のところにあったんですね。つまり、アシェットのラ フェラーリって金属パーツの割りにはボディパーツの表面にやたらとうねりが出てるんです、まるで古いプラモみたいに。で、この類のうねりってある特定のボディ色ではめちゃくちゃ目立つので何とかしないといけないのですが。例えばこれがキズや凸凹だったならばサーフェーサーが使えますけど、緩やかなうねりって修正が困難じゃないですか?

上のボディの”素”塗装写真(最初の2塗料比較の図)と比べてスゴいツヤでしょ。
pnt l 108

で、考えたのがクリアコートをボディに厚く吹いておいて、そこから平らな面を出してみたらうねりが消せるのではないかと。結果は、平面化はまぁそこそこでしたけど、何気に結構な鏡面ボディが出来てました。

実は創刊間もない頃、出来の悪いアシェットのオリジナル塗装(ハズレを購入です)を苦労して磨き込んだことがあったんですが、強情な悪塗装は磨き込み程度じゃさしたる改善も見られず、そんなことからGGは全塗装に固執するようになっちゃったんですが。ボディカラーがアシェットオリジナルのままには限られますが、この方法なら全面塗装の1/4 程度の作業量で仕上がちゃう。手の込んだ全塗装じゃないと絶対にちゃんとしたものは出来ない...なんて勝手に思い込んでましたが、これだったら十分かも。何せ全塗装はお金も時間も掛かりまくりですから。

とか言いつつも、やはりGGは全塗装なんですが...。(そのうち公開...多分)


磨き出しはいつもの2000番ヤスリ+ジャパンワックス(リンレイ)です。もちろんワックスの油分で光出しって話ではありませんよ。

クリアコートは『ホルツ カーペイント A-4 クリア MH11604』\1,000円程度
pnt l 110

”メタリック、パール・マイカの上塗り塗料” って書いてありますが、そんなの気にする必要ありません、別にお父さんのDIYじゃあるまいし。ただポケール(新ポケール)のボディには要注意、というより使用しちゃダメ。クリアコートで表面が溶け出します、環境に優しい塗料(水性のとか?)を使用中...なんでしょうか。

*********************


以上が今回のタッチアップ(とオマケ)の話でした。実を言いますと、実車用タッチアップ塗料を使う話は、日頃よりお世話になってますレッサーかず氏の好ブログ『☆地球の青☆』からで、デアゴスティーニの1/8 カウンタックのタッチアップとして投稿された方からの情報拝借なんです。ソフトQQのM-7589(品番)はまさにカウンタック用として紹介がありまして。そこから色調整とかタッチアップ塗料で果てはエアブラシ吹きの全塗装までにGGは進んで行くワケで、当時のコメント欄は残念ながら見つけられませんでしたが、その方にはとても感謝しております(もちろん、かずさんにもネ)。

ということで、当ブログもきっとお役に立てることがあるハズ、と思って書いております次第です...その割にはマニアックな話ばかりですけど。では、では(汗)。



追記♪


こんなところに追記でご本人様には申し訳ございませんが、今回の記事を書くきっかけのご質問をいただいた方が最近ブログを立ち上げられたって嬉しいコメントを頂きまして...早速お邪魔させていただきました。
んんん!? なんとドイツ直輸入(されたんですか?)で独イーグルモスのBenz300SLをメインに組立てられるブログでございます。

otto-san 01
******otto氏の新星ブログ:イーグルモスBenz300SLを組み立てる!

それって、したくてもGGが出来なかったことじゃありませんか!!
今後が楽しみ、ラ フェラーリも制作中ですよ。皆さんも是非 GO!してみて。

知ってました?

GG さっき 気が付きました...。



この一文に気が付かないと大金を払うハメになる! 超恐ろしい内容がシレっと??
...とあるパートワークモケイでこんな案内があるそうです。
pnt l 102 b
案内文は、この写真の中でも一番の字の小ささ。こういうやり方、GG大嫌いです!

どこの会社とは言いませんけど、コイツら日本語知らないんで『好評につき』とか『延長』だとか、言葉の意味も解らず使いまくるんですが、それを今さら責めてもしょうがないですし、根が悪徳なんで読者に気付かれないように小さく小さく告知することも、可愛らしさがあってよいのではないかと思いますが...。ただこのバカ会社、延長するとだけ一方的に言い放っておいて、内容は紹介してないんですよ。調べてみると2chでホイールと同キャップ、ドアミラーのカラバリ(黒色)とモケイ用カバーを配布するって投稿頂いた方もいらっしゃいましたが(信憑性は如何に)。
取り敢えずは、延長分ナシに当初の予定通り100号で完成することが分かればそれでいいんですけど。

ミサイルの別途セットだとか 1/5 エンジンのモケイならいざ知らず、単なる既発パーツの塗り替えってところが急ごしらえな商品企画ってな感じ、もちろん本家のイタリア版にはこんな延長パーツの配布なんかないですよ。元値なんて殆んど掛かってないこれらの延長商品5号分を支払うと追加の料金は\9,000円、まるまるこの会社の儲けです。このモケイって予期せぬ不良部品を一杯(シャシーやドアモーター 等々々々々々々々々..)出しちゃったんで、コレはその作り直しコストの回収企画ですか...読者へ徴収する体の?

こんなモケイを制作するのってつくづく嫌になっちゃうんじゃないでしょうか?
あぁ自分のラフェラーリに、もしこんなことが起きたらきっと腹立つでしょうね。

では、では。


ご存知とは思いますが、延長を希望でないのならその旨をアシェットへ連絡しないと、継続了承とみなされますのでご注意を。

週刊 ラ フェラーリをつくる:ボディー塗装編 初のペイント関連話も今日で2回目、中編行きます。

pnt l 00 b3-2
****************************LaFerrari 1/8; painting tips part 2

今日のブログも、ひき続き 自論の色彩考です...。



え、何?! あのさぁ今塗装で忙しいんだからやたらに声掛けないでって。まったくこの色ときたら...難しくて困ってんよホント! だから何? ん、ブログ...
ええっ、もう始まってるのコレ? いつから⁇ もう、早く言ってよ!

そう言うことで、どうでもいいような事をもっともらしく書きまくるのが趣味の、GGの無責任ブログ(爆)、今日も始めたいと思います。
更新が遅い? 実はマジで塗装に難儀してます。もちろん、ラ フェラーリのです。

*********************



取りあえず今日は前回にひき続き塗装に際してのGG自論『4つのグループ分け』
① さほど注意を必要としない色...赤とか。
② 黒やダークブルーなどの端的に濃い(暗い)色。
③ シルバーやグレーメタリックあるいはパールなど、メタリック系の色。
④ 白紙のような白の塗装や淡々とした色。
グループ分けってなんだそれ?って方は前ログをご参照いただいて、の中編です。

今回も先にお断りしておきますが、本ネタは 1/8 等のいわゆるビッグスケール限定で進めてます。1/18や1/24じゃどうしたって「フロントフェンダーへ実車同様の映り込みを魅力的に再現すべく」なんてハナから無理、GGには、出来っこない話ですので...。
それと「パナソニックツインパルック クール色!」ってな庶民的照明環境下でのGG話で、自然光を照明に取り入れた、ヨメが羨むお住まいの方とでは色によって結果も異なる場合があります。あぁそんな結果の異なる家に一度は住んでみたい。


それでは今日は③番のメタリック塗装の説明、シルバーとかの色ですね。

pnt l 04

一見シルバーって聞くとボディーのそこら中でピカピカ光を反射しているような言葉的イメージこそありますが、実は上記の4つのGG的色分けの中で、明るいところも暗いところも併せてグループ中いちばんボディーの陰影がハッキリと出る色だと思います。いや”色”ではなくてメタリック塗装の場合は ”仕掛け” と言った方がよいと思いますが。そんなメタリック塗装を構成する要素は2つ。表面とその下の、異なった2つの塗装で作られた層からなっております。

先ずは下の層から。メタリック塗装というと一般的にこっちを指す塗料で出来た層。ここは色のついた塗料の中に光が反射する金属製のフレーク(薄片あるいは粉)を散りばめてあるんですが、金属と言っても光は鈍い感じに反射をする程度で、フレークは寄って見ると小っちゃなツブで目にも分かる大きさ。そのためメタリック塗料を吹いた後の塗装表面はガサガサで映り込む像は乱反射を起こしてボケボケ、反射する光も渋くとそんな中途半端な状態になります。で、なんでそんな状態なのか言うと、それがメタリックさを出すための最初の仕掛けになっているからです。仮にもっと光の反射率が高くて塗装面も乱反射が生じないくらいにスムーズになっちゃうような優等生な金属微粒子だったら、ボディーはメタリック感を通り越し、鏡のような状態になっちゃいます。『こすって銀SUN』って商品が正にそれで、クローム仕上げってやつです。メタリック塗料の金属フレークって、メタリック感を出すために中途半端な渋さが光る役どころを演じているということです。

話はそれちゃいますけど、クロームフェラーリの制作動画があったもので...

1/8 ならこれも面白いかも。GGフェラーリにこすって銀SUNぶちまけちゃおか?
ちなみにこすって銀SUNやるなら、それだけで通じるような完璧鏡面黒塗装で下地は作っとかないと魅力を半分ぽっちも引き出せないですよ―余談。

メタリック塗装に話を戻します(...クローム仕上げもそのうち実験してみたい)。

で、このメタリック塗料の金属フレーク、ボディーの凹凸具合を明暗深いグラデーションで見せる ”影のある演技” にも定評があります。黒塗装の背景の映り込みによるボディー形状の表現方法や、赤塗装のバランスの取れた影がもたらすそれとはまた違う、メタリック塗料ならではの曲面表現の仕方なんですね。これは光を強く反射させる金属の性質と、乱反射つまり光を拡散させて反射を弱めさせるフレークの性質との相反する二面性が大きく作用してまして、光が真っ直ぐに当たるところでは金属片の影響で白くキラキラとしたより強い反射が起こりますが、角度が付いてくるに従い乱反射の度合が高まってくると、光はことの外、急速に弱まり暗くなります。これによってボディー表面には一般的な色に比べ反射光の強弱がハッキリと出る陰影のグラデーションが生じます。

この陰影グラデーション、”シルバー”色のようにキメの細かい金属フレークが使われている色の場合は特に問題とはならないのですが、中には○○メタリックとか△△マイカなどカッコいい名前の、程よくフレークを目立たせたちょっと凝った系の色は、塗料のフレークの大きさ自体も名前同様にカッコよくきめるカギのひとつになってますので、モケイを実車と同じ塗料やタミヤなどの特定車両専用のカラースプレーを使って本物っぽく仕上げたいと思うとちょっと厄介なことが起きることがあります。実車塗料ってもちろん1/1の実車スケールですから、それを 1/8 スケールで転用すると、8倍とまでは言いませんが必要以上にフレークが目立っちゃたリキラキラ感が強まってわざとらしい反射具合になったり、逆にタミヤの場合だと1/24に合わせてサイズダウンしたフレークで手元に置いて眺めるのにほど良い感じになるよう調整してありますので、ビッグスケールではこれが期待したほどの効果を得られなかったりと、必ずしも...ではありませんが、メタリック系塗料の中にはフレークが1/8 モデルに適合しないケースもあるのでちょっと注意です。

ちなみに実車塗料って基本的に自然光のもと、つまり屋外で観ることを前提に調色されてます。で、この「屋外で」ってのがモケイ作りには困ったもので、この影響が出やすいのがGGのグループ分け④番だったりします。(次回予告ですか?)


見合ったサイズの粒子でないとこんな感じに(↓)...って極端な例ですけど(汗)。
マテルのHW。ウチのフェラーリじゃないですよ、よいカタチしてますけど。
hw 001 266

と言うことで、フレークの大きさが小さ過ぎたり大き過ぎたりすると、キラキラと輝くボディーにこそなるものの、肝心の陰影グラデーションの効果を表現するには欠けてしまいます。絶妙なスケール(サイズ)の金属フレークにて塗装されたメタリックボディーはそれこそ小さな湾曲箇所さえうっとりするようなグラデーションを再現します。上のマテルも金属フレークが1/64 の専用サイズだったら、ってそんなのがあるのか分かりませんが、きっと小粋なラ フェラーリになってるんじゃないでしょうか綺麗。うっとり系メタリック塗装、GGのフェラーリもそれイイかも。けどGGはメタリックはやりません。既に心に秘めた色があるんです...💛
(心に秘めた色⁇ なんじゃいそりゃ)


さて、陰影グラデーションについては何もメタリック塗装だけの専売特許ではなくて、これにかけては実はもう一枚上手の役者がおります、つまりマット塗装です。

pnt l 05 b

マット塗装の塗料の中にはつや消し剤(フラットベース)という粒子状の物質が入ってまして、これでボディー表面の反射光を拡散させて塗装面から光沢を奪い去ることでペイントをマットに見せてるワケですが、実は上のシルバーのラ フェラーリと見比べてみると、リアフェンダーパネルの光が当たっている上部と影になっている下部の明暗の付き方とか、ボディー全体における陰影のトーンがメタリック塗装と全く同じなのがわかると思います。つや消し効果のフラットベース粒子のもう一つの作用 ...メタリック塗装の金属薄片の時と同じことがマットの塗装表面でも起こっているんです。しっとりとして妙に深みやツヤのあるあの鳥肌モノのマット塗装独特のグラデーションの凄味は、それ専用にフラットベースの混在率を調合し反射と乱反射の具合を絶妙にコントロールされた塗料がボディーの表面に塗装されるから。マット塗料がボディーの表面に剥き出しになっている分、メタリック塗装よりも余計にグラデーションの効果も出るんだと思います。そういうことなので塗装面の上へ単につや消しクリアをコートするってなお手頃カスタマイズだとボディー一面がつや消し剤にただ覆われるだけで、マット塗料本来の塗装肌って再現が出来ないんです。ボディー塗装って奥があって色々と面白い。面白いけどモケイでそれを表現するのは大変です。まぁGGはマットフェラーリには感心はないですけど、だってGGは、光沢オタクなワケですから(汗)。

ということで、メタリック系塗装とマット系塗装はGGの色別グループ分けは似た者同士、仲良く③番です。隠ぺい力が高く、サラッとしているメタリックやマットの塗料は赤や黄色のように色味(色の濃さ)を塗料を何度か吹き重ねることで作るタイプのカラーではなく、厚塗りはせず塗装表面に金属フレークやフラットベースを均一にかつムラなく定着させる吹き方をしますので、塗料でディテールが潰れてしまうことがない反面、ボディーの粗(キズ等)もそのままに出てしまいます。従って下地段階でのボディーの平滑面の作り込みや繊細な湾曲箇所、ディテールへのきちんとした処理が、後の塗装で美しいグラデーションを生み出すことになります。

*********************


もっともメタリック塗装とマット塗装、同じグループとは言いながらも大きな違いがあるのは皆さんもご存知のとおり。表面のクリアコート! 当たり前過ぎて書く方も恥ずかしくなるくらいですが、これ、でも決して単なるザラザラ表面になっているメタリック塗装のツヤ戻しとか金属フレークの保護のためだとかにあるワケではございません。メタリック塗装におけるクリアコートはメタリック塗装のボディーを”完遂”するためになくてはならない、金属フレークと同等、あるいはそれ以上に必要絶対不可欠な要素、ここを如何に仕上げるかでメタリック塗装の出来が決まるんです。ところが...ところが、塗料メーカーつまりタミヤさんにしてもホルツさんにしてもそのことについて説明は十分でないんですね。「クリアを吹きつけますと美しく仕上がります(タ社)」とか「仕上げにはクリアが必要です(ホ社)」とかその程度だけで、事の重要性を分かってもらえるよりも、面倒くささの方が先に来ちゃうような、なんだかそんなことがちょこっとフタの上に書いてあるだけなんです。

「仕上げにはクリアが必要です」メタリックの極意はこの一行に集約されている。
holts.jpg
だったらそんな大切なことを集約なんてしちゃダメだってばさ!!

ではその面倒くさそうにも思えるメタリック塗装の上塗りクリアコートはなぜ必要なの? これが単に上塗りすればいいってほど単純なものではないんですね。メタリック塗装の特徴はその色にではなく”仕掛け”です。上で説明をした金属フレークの適正サイズや平滑なボディーへ均一なフレーク塗装をすること等の理由もその仕掛けを作るため。そしてここで最後の仕掛けとなるのがクリアコートなんです。

メタリック塗装を構成するもうひとつの要素、塗装の最表面となるこのクリアコート。ここが平滑にかつ鏡面で仕上がってあることが本来のメタリック塗装なんです。クリアの層の塗装面が磨き込まれて鏡面に仕上げてあるとはっきりとした周囲の情景が映り込みますが、金属フレークの層のぼやっとした映り込みの光の上に、このクリア層に出来た別の映り込みによるシャープな光が重なると、そこへ奥行きが生じます。またクリアコート表面が平滑になっていると光の透過性は高まり、下の金属フレーク層にふわっとした広がりが出てきます。これらのクリアコート層の作りだす奥行き感と広がり感の仕掛けが、先述した金属フレーク層の明暗のグラデーションを作り出しているもう一方の仕掛けと掛け合わさることで、メタリック塗装が”完遂”され、メタリック塗装ならではの深みと陰影のある美しさをこれを纏うボディーにもたらします、って大袈裟かな(汗)。要するに、メタリック塗装のボディーでクルマモケイを作りたいのであれば、金属フレーク同様にこのクリアコートも重要視してきっちりと仕上げる必要があると言うことです。

ただ、少なからず目にするのが、このクリアコートがゆず肌になっちゃってるケース、クリアコートの塗料の吹きが十分でなかったり磨き出しが上手くいってない場合。金属フレークが乱反射で、クリアコートが乱反射しない(=鏡面)ってこの落差こそメタリック塗装のミソなんで、クリアコートがゆず肌だとどっちも乱反射になっちゃう。誰でもかんたん磨き出し、とはいかないのでタミヤさんもホルツさんも「クリアコート用にスプレー買ってね」以上のことを強制する内容をおいそれと容易には書けないんでしょうが、クリアコートをする意義が分かっていなければ目的意識をもって塗装に臨めないわけですから、それではよい結果には結びつかないハズ...あれではさっぱり説明不足だって感じます。

乱反射をする金属粒子表面と乱反射のないクリアコートの表面とが織りなす綾。
pnt l 58
共に重要な要素。どちらか一方が欠けてもメタリック塗装は...。


というところで、色彩考のネタがだらだらと続いてますが、次回のブログも引き続き色別グループ分の話です。同じネタで引っ張っぱるなって言われそうですが、GGのラ フェラーリが目下のところ塗装の問題に嵌まりっぱなしなものですから、色彩ネタをしている間にさっさと問題を解決しちゃおうって魂胆でして...(汗)。

その時間稼ぎの第3弾は、白とか黄色とかグループ、④番です。
pnt l 41
面白味に欠けるネタが続きますが...飽きずにご辛抱を。


*********************


GGが抱えまくりの塗装問題が解決すれば、次回でGGの心に秘めた色に染まりつつあるGGフェラーリをご紹介出来そうなんですが...もしかすると心に秘め”てた”色に既になっちゃてるかも(汗)。「昔オヤジ」のGGなので、GGフェラーリも伝統を重んじた色で、って決めていたんですが、その伝統的(かつ、ありふれた)カラー、予測通りの難色...? その色、苦労がちっとも報われないんです。とは言え、GGの目指すところはそこら辺のペイントショップから出て来たようなお子様が喜ぶ色に塗られたラ フェラーリなんかじゃなく、マラネロの本社工場直出しの色。説得力のあるフェラーリ・カラーを再現することですから...って、おおっ、フェラーリってスペチアーレでも今どきの工場出荷だとこんなにカラバリあるの? あっ、イイなぁこの色。目移りしそう。(さっきの伝統の話はどうしたのよ??)

意外...かな? 他のフェラーリモデルよりも赤の種類が多いようですが。
pnt l 40 B
ネットで拾ったカラバリ表。誰かさんの作でオフィシャルものじゃないですが。

そんな具合に心に秘めた色も既に怪しくなっておりまして...(汗)。問題が色々出て来るんですが、取り敢えずツヤはだけは出せるってのは分かりました。ただツヤって出すものじゃなく見せるものでしょ? その辺でどつぼに嵌まっちゃうんです。

いかにもツヤ自慢な、いやらしい画像↓ですが(汗)こんな感じで進んではいます。
pnt l 55 b (4)
...ただツヤ以外はほとんど『全滅』です(爆)。


はぁ~。

では、では。