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週刊 ラ フェラーリをつくる:フェラーリの赤い結晶塗装のカムカバーって、「情熱」を感じませんか? -その2-

て、いいかげんカスタマイズ始めないと

前項からの続きなんですが...。.>
1958年の250 Testa Rossa以来、フェラーリの情熱の歴史を継承してきた赤い結晶塗装のカムカバー(市販車への応用は、実はずーっと後の84年パリ・サロンで発表されたTestarossaから。結構最近じゃん)ではありますが、アシェットの1/8 ラ フェラーリのこのパーツ、もちろん赤にて塗装されてはおりますが、すこしばかり大人しいかなって感じがするので。自分的にはちょっとこの色味が気になってました。(もちろん個人的な感想ですけど)

実車の如く情熱を熱く語ってもらうんだったら、もっと表現力が欲しい。
だったら、もっと赤味も存在感も強くしないと、と。それで先週と今週の第6号、第7号とで左右のカムカバーも揃ったことですし、いっそのこと、アシェットのオリジナルカムカバーの赤色を塗り替えてみました。

ん? ひょっとして、カスタマイズって単に色を塗り直したってだけ?
ええ、 実は。あんまり大きな声で言えないんで、こうやって文字のボールド(太字)を外して、小声にしてるんですが。

で、どうせ色塗り直すんだったら、ちょっぴりひと工夫加えて...、
 ①色を際立たせ、カムカバー全体のコントラストを上げる
 ②表面には少しツヤを入れて重量感を演出する
 ③結晶塗装風な表現は再塗装でも残す
てな具合で、もう少し「らしい雰囲気」に仕上げてみたいかと。じゃないと、カスタマイズにならないので。

実は、フログ立ち上げ前に既にいくつかのカスタマイズは済ませちゃっておりまして、今回のカムカバーもそのうちのひとつ。

なので、完成写真しかないのですが。こんな感じ。
C 2


もうひとつ。
C 3

んんん、なんか写真の色、悪いです。 

本当はもっと鮮やかな「語ってくれる赤」になっているんです。赤(カムカバー)、銀(ボルト)、黒(コネクタパーツ類)とのコントラストだってシャープな感じに仕上がってるんですが、この写真の色からだと、みんな何だか言い訳っぽくなっちゃう、ムムム。
とりあえず、再塗装で施したあらたな結晶塗装の具合くらいは、お分かりいただけるとは思いますが、どうでしょう? 写真、説得力なくって、すいません。

不肖GG.takaのカスタマイズ、初っぱなからこんな具合ではございますが。
今回は普通に赤色はそのまんま、タミヤのカラースプレーの赤(TS-8 イタリアンレッド)を吹いただけで、下地も同社のピュアホワイト(TS-26)、共にツヤありですね。で、仕上げで表面へフラットクリアー(TS-80)をのせてます。完全なつや消しにならないような処理の仕方です。
カスタマイズとか言っときながら...単に今回はそれだけの事なんですが、自分的には納得の仕上がりにはなっております。別段、オリジナル状態より後退したところもないし。なので、自己評価は、簡単作業内容も含め、ヤッテヨカッタ指数は、97/100度といったところ、真面目な話として。(ハミ出てた筆塗りは、パーツ小さくて見えないからマイナス3ポイント。気になるものでもないということで)

ただ、普通に色を上塗りするとオリジナルの結晶塗装面も消失しちゃいますので、新たに表面をざらつかせる塗装をしております。また、左右カムカバー上に形成されているコネクターは塗装後にあらためて筆ぬりしてます。



以下、何を考えているのか長文解説。下手なブログ初心者の見本もいいところなんですが。
...今のところ知恵が回らず。あい、すみません。

写真がないので、やっていることを強引に文書で説明をいたしますと、こんな具合です。
あらたに塗装をするときに消えてしまう結晶塗装を再々現をしないといけないので、塗装するにあたっては、普通とちょっと違ったやり方でスプレー吹いてます。噴出したスプレーの塗料の先端がやっと対象物に届くくらいの距離で、今回は対象物と缶スプレーとの距離を通常よりも離して吹いてます。(通常塗装=13cm~15cm程度。今回=25cm~30cm)
噴出するの塗料の量をボタンの押し加減で調整し、ノズルボタンを押す際は、極ごく軽く、チョン、チョン.....チョン、チョン.....と、いきおいも弱めて塗料を噴射。シュッ、シュッ、シュッ.....と、部分部分へ回数を分けて、各々塗料が霧の状態のままに塗装面にかかる感じに塗料をのせていきます。この霧状の塗装で結晶塗装の細かいざらざらの表面を表現します。
回数を分けて吹くのは、一度に大量に吹くとすぐには塗装面が乾かず、次の塗料がまだ乾いていない状態の塗面にのった場合、塗料が微妙に溶け出して、塗装面にざらざらが形成されにくくなるためで、ほんの少しだけ間隔(時間)をおきながら、塗装面を、乾かし、乾かし、ちょっとずつ、ちょっとずつ、スプレー塗装を進めて行きます。

(チョン、チョンだとか、シュッ、シュッだとか、何が言いたいのやら)

一旦全体に色がうすく均一にのったところで、1回目の工程は終了。この工程を何度か繰り返しながら、下地は真っ白になるまで、本塗りの赤色は希望の濃さになるまでを繰り返して、塗装を仕上げていきます。かさね塗りで色を濃くしていくのは、通常のスプレー塗装の場合と同んなじで、各工程毎に5分程度、乾燥時間を持たせる様にしております。尚、ボディーへとかの塗装ではないので、厚塗りをするはことは今回必要ありません、というか、厚塗りしてしまうとディテールが消失しちゃいますので、ご注意です。

(ああ、やっぱり途中の写真は撮っておかないと、ダメですね)

赤の本塗装が終了後、コネクター部分をつや消し黒にて筆ぬりして乾燥させ、最後にフラットクリアーを全面に吹いて完成。筆塗りの後にフラットクリアーを吹くので、筆の跡も目立たなくなりますよ。

(こんな説明文章で理解しろだなんて、言われる方はいい迷惑だろうな)

塗装のポイントは、スプレーのノズルボタンを押す際の指先の微妙な、力加減といったところでしょうか。
ノズルボタンは強く押してしまうと、霧状に塗料が噴射しません。かといって、これがあまりに弱いと、ブツ、ブツ、ブツと塗料がダマになって出てきます。自分の場合は塗装を開始する際、いきなり対象物へは吹かずに、不要なものを用意しておいて、そちらへ先ず1~2回くらい試し吹きしておいて、吹き方のシュミレーションをしています。これは、ボタンを押す指へその時の力加減の感覚を覚えさるためです。
それと、同じメーカーの缶スプレーであっても、極端な表現すると、さらさらした液、ヌルヌルしている液といったように、色によって缶の中の塗料(液体)は柔/硬度の違いがありますので、色を変えてスプレーをするときは噴出し具合を毎回チェックしています。また塗装を行う時の気温の違いによっても、塗料の噴出し方に微妙な差が生じたりもしますので、試し吹きの際に、この辺りもあらかじめチェック、シュミレーションしています(そんなに神経質にではなく、"一応は"くらいな程度ですが)。
尚、塗装の最中、万一、ダマが出たり、あるいは霧状に塗料が塗れなかった時は、その場で一旦作業を止め、塗装面を完全に乾燥させてから、作業を再開すればリカバリー出来ると思います。また、塗料の残量が少ない缶スプレーは圧も弱く、ダマが吹き出やすいので、ご注意のこと、です。

(やっぱり、ブログには、写真。写真ですよ。)

と長々文章で書いてしまいましたが、(もし同じことをしてみたいと思われる大変貴重な方がいらっしゃるとしたら...)要領が上手く伝わらないかもと心配。やはり、今後はステップごとに写真は撮るよう反省いたしております。
(もし、ご不明な点がございましたら、コメント欄にてご質問くださいネ!って誰もやらないか、こんなこと)

そう言えば、メッキ部品のボルトパーツの六角穴の中にも、黒を落として(スミ入れして)軽くメリハリも付けてましたっけ。

追記:
ノズルも汚れていると、ダマが出やすくなります。もしスプレー塗料の最中に、塗料が穴の周りに付着ましたら、ふき取ってから塗装を続けてください。
◆ご指南いただきましたのは、前作のデアゴスティーニのカウンタックの頃からいつも大変をお世話いただいております、スマイル歯科blogの6jiroさんです。
こちらのブログも多種多彩なモケイの製作ばなしがいっぱい。こと更すごいことに、それらが同時進行しております、なんと。
是非、ご訪問してみてくださいませ。


で、何とか情熱的にフェラーリの歴史を語ってくれそうな、1/8 ラ フェラーリのカムカバーが完成いたしました。

エンジン全体が完成するのは、まだ何ヶ月か先の話ではありますが、ちょっと先取りしまして、ラ フェラーリの車体にエンジンが納まりますと、こんな感じになります。(実車写真より)

C 5






あのぅ、GG.takaさん? せっかく作られた「情熱」見えないんですが..。
あららぁ、ホントだ。(大汗)



....では、また。
(おいGG、ボールド外してまた小声かよ!)





週刊 ラ フェラーリをつくる カムカバーのカスタマイズのお話
これにて、The end。


※次回のカスタマイズは!...これっ※ 

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おいおい、今度は大丈夫なんだろうなぁ??



週刊 ラ フェラーリをつくる:フェラーリの赤い結晶塗装のカムカバーって、「情熱」を感じませんか? -その1-

てなコトなので、カスタマイズしてみました

赤い結晶塗装のカムカバー...、250テスタロッサ。スーパーカーブームの頃、初めて見たフェラーリ 250テスタロッサの一枚の写真。自分には単なる昔の古いフェラーリとしてメモ程度に記憶されるはずだったのに、ただ、あのエンジンルームの写真...、アルミの銀と真紅に彩られたカムカバーのその得もいえぬ鮮烈なコントラスト。赤い色をしたV12エンジン。その強烈な印象は大切なものとして、子供心の中の特別な場所にどうしたって置かざるを得なかった。

 フェラーリはだからやっぱり...凄い。

野蛮なほど美しく、野蛮なほど高貴な、あの結晶塗装の赤い色。口数少なくも、フェラーリのもてる情熱の全てを伝えようとするその様。図らずしもそれは、僕にとっての、フェラーリのレースに対する熱いセンティメントを知る、最初のきっかけになったのです。
...とかなんとか、つくり話のひとつもしたくなるじゃあないですか? フェラーリの赤いカムカバーって。

今じゃフェラーリ、みんな赤色結晶塗装なんで、ちょっぴりありがたみも薄まっちゃいましたが、それでも企画会議で昨日今日、仕様を決めた、そこらのスポーティカーの赤カバーとは、歴史的な存在意義において全くの別物。
フェラーリはだからやっぱり...凄い。です。

C 1





では、また。

で、カスタマイズは?
文章が、体力的に長くなっちゃって。-その2-へ続けさせてください、ませ。(汗)
ふわぁ





週刊 ラ フェラーリをつくる カムカバーのカスタマイズのお話
To be continued...いたします。