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当ブログ『★1/8 (モデル)で、ブログしてみましょ...』では...ちゃんと 1/8モケイも、製作しています(笑) 

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xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx...2015/10/15 (Thu) ”ブログ...始めました” より

...そう言えば、確か少し前にポケールに手を付けたとか言ってたような気が(汗)。

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いや、冗談。ちゃんとポケール FIAT 130HP製作してます。と言うことで、今日は久しぶり(汗々)のポケールネタです。で、製作中の130HP、1966年にポケールが初めて手掛けた自動車模型(それまでは鉄道模型やってました)なんですが、初めからいきなりの1/8スケール(箱デカっ)って考えもすごいことですが、部品構成もユニーク。部品総数823点の内、プラスチック部品は144点だけで、真鍮部品は小粒ではありますが数で言えばそれを上回る173点もあったりします。その他にも、鉄、アルミ、レザー、布、ゴム(計506点)と、多様な素材の使用しまくり仕様でどこぞの国のプラモ屋さんがエッチングとか金属ビスをちょっと付属させて「マルチマテリアルキットぉ!」なんて仰られているのとは次元違いの内容。なので、面識ない方がいきなりこの箱を開けると、おどろきを通り越して思いっきり引きます。

その中身はこんな風になってます。左右に開いているのが真鍮等の金属パーツ群。これ、内箱天面のウラ側に要所毎に袋詰めされてホチキスで留められてます、しかも重い。だから、旧ポケールを作る時はいつも、”ゴサっ”とした感じでこの内箱を開けることになります。ポケールならではのこの感触、結構病みつきになります。

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このFIAT 130HP、組み始めて思ったのですが、プラや金属部品の加工精度が意外にも高く、またプラスチックの材質もよかったりで、この後に登場する”Pocher Classic”シリーズ(一連の1/8クラッシックカーのシリーズ)とは、少し異なるようです。なので、ポケール特有のあのイライラを楽しみながら(?)組み立てることがあまりないかもしれません。”イライラ”ってのは、当てに出来ない取付けダボの位置とか、部品は加工を加えないと上手く組めないお決まりとか、パーツ同士の曲率が異なってる現実を直視しないこととか、現物合せのアルミ/真鍮部品の曲げ加工の地獄の試練は模型作りの極意として甘んじて受け入れるべしとか、ネジ穴にはドライバーの先が届かないわ、鉄じゃないのでネジがドライバーの磁気に反応はしないわ、しかも極小の ー(マイナス)ネジはドライバーの頭と容易に噛み合わないから締め込こむのにもひと苦労って...何だよコレ!みたいなことです。ハァ、ハァ。

もちろん、この130HPにもそこかしこにそんなのが隠在(?!)してますが、重症でもないようですし、20年くらい前の国産キット組める方でしたら、チャレンジングな課題程度に、それなりに、まぁ問題なく組めちゃうと思います。それでいて、ポケールならではの、今まで経験したことのない”モケイ作り”も、この130HPだって大いに味わえます。例えば、後輪を駆動する左右2本のチェーン。何とこれ、自分自身で組ませて”いただける”んですよ! 正直、どうやって作業を進めればいいのかわかんねよォ~。逆に言っちゃえば、別に経験なんてしなくてもいいような”モケイ作り”がいっぱいです(笑)。なので”オレはガンプラみたいじゃないとプラモとは認めないからね”って方には、エンジン組んでる頃から段々と怪しくなってきて、その先のステアリング辺りで...アウト、かも?

...とりあえず、製作済みのエンジンを車体(というか並列フレーム)へ載せました。

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おおっ!!パーツの同士の合いが、意外にもいいですこのキット。とりあえず大まかなパーツを仮り”載っけ”しただけなんですが、垂直 X 平行がスリ合わせも一切ナシにきちんと保たれてます。単純なカタチの130HPだからでしょうか、それでも妙なゆがみが見られないフィッティング具合が結構綺麗...これは好キット。

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で、そうなると欲もちょっと出てきます。本来、今回はチャッチャと素組みで作るつもりだったんですが...ならば少しはよく見えるよう、手を加えることにします。

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エンジンフードはフチや開口部を薄く削り込んで、フード留めのベルトの基部を丸断面にヤスリ加工してみました...それなりに雰囲気出て来てません? ません??

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それとコックピットフロアー(というより、まんま木の板)のモールド表現が泣かせます。まるで小学校の教室のイス(昭和30年-40年生まれの人限定! の話)みたい。この色、この艶、なんとかこれを活かしながら製作出来ないかと考えてます。

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FIAT 130HP、前述のとおりポケール(旧ポケール)の自動車模型進出第一弾だったわけですが、プラにしても金属にしても、60年代の設計とは思えないしっかりとした技術力です。ゆがみのない平面、切り立った崖のようなシャープなラインをもったプラ整形部品。とくにエンジン周りやボルト/ナットのカチッとしたモールドなどには、とても好感がもてます。但し、このことは、このFIAT 130HPだけの話しでして。この後の1/8クラッシックカーのシリーズになりますと、”苦労を金で買う”ポケールらしさ全開のモケイになっていくのですけれど(実は、設計者が入れ替わっております)。

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第1作目のFIAT 130HPから今日に続く(と言っても”今日”の方はブランドを買い取った英国ホーンビィ・ホビーズ社製で、ダイキャストボディに路線変更をした旧ポケールの”PRESTIGE シリーズ”の流れを汲んでますけれど)...に続く、ポケールのモデルポリシー、つまりは、1/8スケールであり多用な素材の構成になってはいますが、ジャン・パウロ・アルティニ設計のポケール第2作”Alfa Romeo 8C 2300”から、それを引き継ぐジャン・フランコ・ファビリス設計の”Bugatti T50”に至る”全ての部品をパーツ化してやるから、覚悟しとけ~!”の神がかり的モデル設計前夜の製品なので、実車とのあいだの相違も若干見受けられます。

とくにドライバー側のシートの高さが、モデルだと足りないんです。それと実際はカップのような形状のシート裏面も、1パーツで出来たポケールの部品では、そのラインが全く異なっておりまして。このことはブログ冒頭に載せました箱絵を見ていただくと分かります、てか、いじくる前のモデルの写真取り忘れてました(汗)。

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必要な装置を組み合わせただけの、シンプル極まりないこの頃の単純な競技車両のカタチ130HPなんですけれど、ここ(シート)はクルマのオシャレしている場所、それにこのままでは、車体の全体のシルエットが”アタマでっかちの尻つぼみ”的バランスとなってまして完成時の姿もカッコよく決まらないので、シート全体の高さ上げ、また裏面にはモデルにはないラウンドした曲面パネルを表現してみます。このシートじゃ、座面も薄くてお尻が痛そうで可哀そう... (実車はソファーみたいな厚い座面なんです)。

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まだ製作途中ですが、ポリパテ使って上下長の短さを先ずは修正、これでお尻も快適です。問題は実物と逆の弓なりラインになっているシート裏面の形状。これは、ちょっとズルして、シート全体を後ろ寄りにやや傾け、腰の辺りを削り込みラウンド面を稼ぎ出してます。後は、裏面パネルのフチへevergreenの1.5mm半円プラ棒で枠組み足して完了、って既に「素組みでチャッチャの話し」何処へやらです。

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ポリパテ整形、削っては盛ってを繰り返し未だ仕上がらないのですが(遅)、これでハンドルが顔の前に在るような物理的違和感もなくなると思います。こういう類のところは、完成したモデルから説得力を欠いてしまいそうなので、いじられずにはいられないGGの持病...出てしまうんです。実はさらにあと一箇所、説得力の面からという意味で、どうしても、付け加えたいモノがこのモデルにはありまして。

第2回フランスGP(1907年)、FIAT 130HPはこのレースの優勝車両のモケイなんですが、前にお話ししたとおり、この年のフランスGP、レースの全走行距離が770kmにも及びます。これって何と東京~広島間の距離なんです(ゴールには6時間46分も掛かりました)。なので、この時代の競技車両はスペアタイヤを2本も3本もクルマへ載っけて走ってました。ピットインで交換すればって? このGPコース、一周が77kmあるんですけど...。なのでスペアタイヤ、このモデルにも付けてないと当時の時代背景が再現できないんじゃないかって思ってまして、モデルで省略されたここ、是非ともなんとかしたいと。それにこのスペアタイヤの搭載方法ってのがまた無骨で味があってイイんですょ~。ついつい拘って...しまいそう。

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実は、ポケールのFIAT 130HP、1966年の発売以降、その後2回程リニューアルされ、それぞれにカタログNoがK70、K77、K88と付いてます。今GGが組み立てているモデルは最初のK70版なんですが、後のリニューアルでは、何と下の写真のとおり、スペアタイヤと無骨なタイヤラックが追加されてるんです。ほら、いいでしょ?ってよくないよ、シートバックも改善されてるし、こっちが欲しかった。

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ああ、残念! な~んて言っといて...フフフ、手はもう既に打ってあります!
こういう時こそコレ(↓)。Marvin Meitさんの所の『Model Motorcars』社製、Spare Tire Support Racks!! ”Marvin Meitさん”だなんて、相変わらずのGG流、変なお友達呼ばわりですが、その話はひとまず置いといて...

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このサポートラックのセット、タコ糸まで入ってまして、これを組み付けると、オリジナルK77やK88より上出来な仕上がりになるんです。ほら、こんな具合に。

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『Model Motorcars, Ltd.』アメリカはフロリダ州、マイアミに程近いところにある会社なんですけれど、ここのポケールモケイへの拘り様はスゴイの一言。ワンオフで当時製作された貴重な実車を取材して、現存のポケールをベースに1/8のレプリカを作製するなんてこともしちゃいます。そういった技術を活かして、ポケールではオミットされてたり考証が不十分なパーツをオリジナルで製作直し、販売しています。例えば...この時代のタイヤってホントのこと言っちゃうと、黒くなくって、白いんですね。せっかくディテールアップを施した自分のポケール、タイヤもリアルに仕上げたい。けど、素人じゃゴム製で白いタイヤなんて造れないじゃないですか。MarvinさんとこのModel Motorcarsなら、これが手に入るんですよ!

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一部レジン製のパーツもありますが、実車の質感を損なわないよう、使用する素材も吟味されてます。いまいちど、上のサンプル写真...ホイールが実車同様の木製に変わっているの気付きました? これもModel Motorcarsグレードアップパーツのひとつです。こんな拘りまで”商品化”しちゃうんですから、もう唖然。もちろん、Model Motorcarsが用意するアップグレードパーツはこのFIAT 130HPの他にも、様々なポケールモデル用が各種揃ってます。ベンツにブガッティ、RRやアルファだってあるふぁ!(在るわ!)、なんて...あれっ、なんかGG疲れて来たみたい。ブログの話がポケールじゃなくって呆け~るになってません? マズイな、今日はこの辺で、ブログをさっさと締めたほうがいいかも(爆)。


...ということで、次回はMarvin Meitさん率いる『Model Motorcars, Ltd.』のお話しなどしてみたいと思います。(お友達呼ばわりは止めとけって、GG。)
ポケールやるなら一度はModel Motorcarsってなもんで、次回をおたのしみに。

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ところで、「サポートラック」買っといて...タイヤは購入しないの?

そのことなんですけど、予選終了後の再現...てのをとりあえず目指しますんで。

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では、では。


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*****************http://modelmotorcars.com/
****”次回”がいつになるのやら ...なので、先にリンク貼っときました(汗)。

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...3min/24h

ドライバーさん、皆さん、さぞガッカリだろうなぁ。

意味のないブログ更新ですけれど...書かずにはいられなかったもので。






...では。


トヨタ ルマン24時間
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『5000ヒット』は失敗話しで...。週刊 ラ フェラーリをつくる:カーボンコックピットのデカール自作について

『...だって、成功例だけ書いてたら、すぐネタ無くなっちゃうから』


xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx...2015/10/15 (Thu) ”ブログ...始めました” より

ということで、今日はラフェラーリのカーボン剥き出しのコックピット内装、デカール自作と貼り付けの要注意点の話、ほとんど失敗の話です。『...だって、成功例だけ書いてたら、すぐネタ無くなっちゃうから。失敗例もちゃんと載せます』って、ブログの1回目にとりあえずは書いてはいたんですが、今日はそれになりそうです(汗)。よりによって『5000ヒット』を達成出来た日なのに。もっともGG的にはコックピット内の自作デカールなんて単なる”オマケ”要素の存在なので、出来については別に気にして...ホントは更新ナシにしたいくらい気にしております。

ラ フェラーリのカーボンコックピットカスタマイズ、実のところ、本命は次回でご紹介するカーボンパネルのクレオス 水性トップコート(これ指定です)による鏡面出し。これだけでも悪くないと思います。ただいきなりクリアー吹くのはお勧めではないので、その辺りは次回に、いや”次回”じゃなくって”後回”って書いておこう、でお話しいたします。(後回っていつだよ、GG?)


※皆様へ...
5000ヒット!ほんとうにありがとうございます。有名ブログだと、1日で1000ヒットいっちゃう(カウント方式が別ですが...)って聞きましたけど。ウチはウチ(汗)ということで、1/8 モデルのカスタマイズの楽しさを身近に感じてもらえるような”共感系カスタマイズ ブログ”めざして、著美論づつ続けていきたいと思っております。たまには使えそうな記事も書きますので...(爆)、
あらためてよろしくお願いいたします。- GG.taka -


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アシェットのラ フェラーリ コックピット。造りも細かいところまでよく出来ていて、ほんとうれしい限りなんですが、屋根が付いたら、これらはほとんど見えなくなっちゃうんでしょうね。ただ、そんな状況下でもGT-R(ウチのイーグルモス)と違うのは、暗いコックピットの中でもしっかりと自己主張するコックピット内のカーボンパネルの光沢の存在。ラ フェラーリがいかなるクルマなのかを示しているコレ、やっぱり再現しておかないといけないよな、と思うんです、じゃないと、週刊ハコスカとスペックが同じになっちゃう。

ついで、さらにその光沢の下にカーボンの目が見えると、実車っぽさもひときわ。ありがたいことに、アシェットのラ フェラーリ、既にダッシュボード、ステアリングそれとセンターコンソールがカーボンデカール仕様ですから、これらをクリアコートで仕上げればバッチリ(そう単純でもないですが)。問題は、コックピットの後壁、シートとシートの間の出っ張っているところ。元々のアシェットのつや消し黒のまんまじゃ、よいアイポイントになりそうなここのセクシーな ”Ferrariライン”も気の毒に思えて、やっぱりここは光沢仕上げにすることにいたします。ついでにここにもカーボンが欲しい、だったら、フロアも全部光沢カーボンにしたいってことになってしまいまして。GGとしては、ライバルのAmalgamがそうなってるからには....ってより、本当のところ自作したカーボンもったえなかったので。

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探してみてもどうせ1/8に手頃なものなんてあるわけないので、自作でカーボンデカール作らないといけないのは分かってましたけど、いざ作製してみると...。案の定、よくもしゃーしゃーとブログに載せられるよなぁ、ってな出来でも精一杯。まぁ、主役はカーボンパネルの表面上の光沢であって、こちらは”チラ見”さんの立場なんで、それなりのものが出来ればいいかと。それにしてもパターンものの自作って結構大変なんですネ。あれやこれや納得いく出来に調整してたら、どんどん試作費用が飛んでいきました(泣)。

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参考にされてもあまり役には立たないと思いますが、ブログなので一応どんなことをしたかを書きますと...(先日の話しの補修です)。前回のブログ記事に貼っってある”原寸大”カーボンデータ、あれをこんな風にラインが上手く繋がる様に、いい出来のところだけ取って来て、重ね貼りしながら、この調子で延々9600x3900ピクセルのビットマップを作成(使用:Windows ペイントツール)しておいてから...

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...それをwordへ差し替えメーターの原稿を作ったときの方法を用いて、データを崩さずに縮小し貼りつけて印刷用原稿を作製します。それをあらかじめ先に別途ベース色を印刷しておいたデカール用紙に重ねプリントしてます。ポイントは縮小して貼り付けを行う際にアシェットのデカールとカーボンのピッチ幅(カーボン目の間隔)を揃えておくぐらいです、とは言っても正確な数値なんかはありません、素人のカスタマイズなんて”現物合せ”と”創意工夫”がいつでも鉄則...ですから。

”完成図”がこちらです...ということで、こうなります。ちなみに前述のとおり、大きな画像データを直接印刷原稿へ縮小ペーストするところがミソ、ミソもミソ、大ミソなので、コレ(↓)をそのまま使っても、いい結果にはなりません。実使用可能の画像データは大きすぎて、ブログに添付出来ませんでした。あしからず。

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で、製作したデカールを上手く貼ると、こんな感じに仕上がります。

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いや、違った...。(写真:Amalgam 1/8 La Ferrari)

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違うこれも、こちらは実車。(ここにイタ車らしいセクシーさを感じるのですが...
自分、馬鹿でしょうか?)


本当はこちら(↓)...上の2枚と比べちゃうと大汗ですが。

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実車やアマルガム製カーボンデカールの出来と比べれば、悲しくもなりますが、製作ソフトも自分の実力も持ち合わせがないもので。こんなもんですが、前述のとおり、アシェットのカーボンピッチに合わせてそれらしくしておけば、後はコックピットの暗さで誤魔化せると踏んでおります。あくまで主役は光沢、カーボンデカールなんぞ単なる雰囲気造りの隠し味ですから...?

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さて、ここからがお待たせ「失敗」の話し、デカール製作も既に失敗と言えなくもなかったでしたが。個人的にお見せしたくない写真のオンパレです。先ずは、上のコックピットの写真。シートを外すせば、GGフェラーリは実はこんな風になってまして。結構、と言うより、相当キタナイです。Amalgamって、こことかどうなってんだろう...なんて想像したりもしますが。

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”見えるところは徹底的に”がモットーなので、反対に見えないところはご覧の通りずぼら、これぞ正にGG流の極み(笑)。ただ、そんなことよりもデカールのフチなんですが。下地の白が出ちゃてますでしょ?

白い下地の露出、コレ明らかにGGの失策でした。カーボンデカール製作に使用した『ミラクルデカール(ケイトレーディング社製)』は、デカール用紙をプリンターで印刷した後にクリアコートを施す工程があって、記載はありませんがラッカースプレーが指定だと思います。実は、あえてこれを水性クリア(クレオストップコート)でやってまして、それで耐久性に問題を出しました。水性コートの表面保護力が弱く、カッターで切り出すと刃に引っかかって簡単に下地が出てしまいます。

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さらに! こちら(↑)はシート下フロアのデカール貼りの箇所。貼り付け時にシワを作ると、その頂点にも下地がポロリです。後々鏡面処理に影響が出ない様にって(塗布の厚みが出ない)黒マジックでリペイントしてますが、かえってそれがまるで、虫食い穴。まぁ、見えないところですので、そのまま行きましたが...(汗)。

ちなみに、重要な余談ですが(汗)、シート下部のラメって見えている部分は、ガンメタル(タミヤTS-38)をスプレーした後にクリアコートを掛けた箇所。デカール貼りの話しをしてる最中になんですが、デカール無しのこの仕様だけでもホントは結構いけます(汗々)。写真はライトの反射で明るく映ってますが、実際はアシェットのオリジナルデカール(もちろん光沢処理したもの)に近い色に仕上がります。この下の写真では、ルーフ直下でカーボン効果が期待出来ないリアガラス周辺は造形を優先して、この塗装で仕上げてますが、ご覧とおり、デカール部分との出来に、ほとんど残念なくらい差が出てません(また汗...ばっか)。

ということで、いい汗をかいた?後は...話しをデカールに戻して。そもそも、なんで水性クリアーなんか使ったの?ってことですが、クレオストップコートを使用してカスタマイズするアシェットのオリジナルカーボンの光沢の”風合い”がかなりいい感じに出来てまして、なので、自作カーボンデカールは印刷から統一して水性コートを使ってみたんです。それと、水性コートで仕上げておいた方のがラッカーより曲面への追従性がいいんじゃないか、って考えたもので。但し、本当にそうなのかは今もって分かりません(汗)。

既に試作の際にデカール用シートを使い果たしてしまいまして、アクリルコートを適用した場合との比較が出来なかったんですよ。結局のところ、このことが、GG最大の「大失敗」って、今回の”オチ”だったりするんですが(また...汗)。ただ、表面の保護力については、この後の仕上げのクリアコートで十分補われます。表面はカチンカチンになりますし、貼ったデカールも剥がれません、というか剥がせなくなります。実際、デカール自作は仕上げのクリアコート込みで企画してました。

万一同じことを試される方がいらっしゃるとマズいので、デカール貼りのポイント(=苦悩?)についても記しておきます、あくまで水性コート前提ですが...。先ず、水はけが非常に悪いです。デカールを貼ってもそのままですと、水分が発散されませんので、デカール内に出来た水泡を、都度、都度、端から逃してやる必要があります。また、仕上がりの曲面の追従結果は申し分ないのですが、デカールは一気に曲面へフィットしないので、少しずつ、少~しずつ、気長に且つ気を抜かずに、デカールを曲面に馴染ませさせる必要があります。デカール軟化剤はインクジェットの印刷面には危ないと思います。曲面へフィットさせながら、都度水泡逃してと、なので何だかんだ、付ききりで一箇所1時間以上の時間を費やしながら仕上げていきました。そうそう、型紙なんてのもめんどうで、用意してません。カーボン目の方向だけ気をつけて、大まかに切り出ししておいて、貼り付けた後から余白をカット。それでも余った分は、切り込みを入れて、パーツ内側へ折り曲げて隠します。但し、水性コートのせい(?)で、デカールは濡れた状態だとネバリがあってハサミで切れませんので、カラカラの状態になるまで時間を置いてから余白の切り出し作業をしています。デカールは再度水に濡らせばパーツにフィットしてくれます。

で、一応の完成をみることが...出来ました。


とりあえず、正面からのショット。何だかんだありましけど、曲面のフィッティング具合と光沢の感じは、上手くいってると思いますが...いかがなものでしょう。
虫食い穴? ありますけど、大丈夫...見えないから...多分。

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結局、最後の最後になって分かったんですが(遅い!!)、印刷後の水性クリアコートの際にかなり厚めに吹いておくと、下地の露出はある程度防げます。それと、切り出しの際もカッターの代わりによく切れるハサミを使うと問題が出ません。上の写真、リアガラスの入っているコックピット後壁上部パーツは今回一番最後にデカールを貼ったところですが、形状のきついところに1ヶ所だけパッチワーク(継ぎはぎ)処理をしてあります。下地もほとんど露出してないと思いますが、どこだかわかります? 下がその拡大写真...が、あえて回答はナシ。”出来の良し悪し”は皆様の判断(笑)にお任せいたしておきます。

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で、最初の写真に戻って...。

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ダイソー犬”Pepe”も見上げてますが、屋根を想定して覆いをしてみました。序段のとおり、ほどんど見えなくなってますが、期待どおりのカーボンパネルの”オマケ効果”は出てると思います。実際にはこれにフロントウインドウが加わりますので状況も変りますし、アシェットのオリジナルよりちょっと明るめに変更する予定の室内灯の効果が、どのようになるのかもまだわかりませんが...。

さて、それではこの次のブログ記事では、”本命”のカーボンパネルの鏡面出しをいたします。コンパウンドもサンドペーパーも不要? 使用するのは、クレオスのトップコート光沢と両面テープ?!。


むかしクレオスは濡れた水面みたいでイヤだって言ってなかったっけ、GG?

ええ、そうなんです。でもそれを解決してくれたのが、両面テープ!なんです。

両面...テープ! ハテ?



両面テープによる硬質のある鏡面出し。ダッシュボードはこんな感じに(また画像、使いまわしただろ、GG)。コンパウンドで磨き出したタミヤのクリアコートとはまた違った風合いの仕上がりになります。これで、クリアコーティングの仕上がり具合が2つになりますので、状況に応じて使い分けしていけます。

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エアボックス(って呼ぶのね、アシェット)も、このクリアコート、応用してます。
もっとも、理由があって本仕様はGGはここはタミヤで仕上げる予定です。実はこのパーツ2つ持ってまして...(謎)。

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それでは、次回、いや後回を乞うご期待。(だから後回って、いつなのさ!)
※なるべく早めにアップいたしますので、何卒ご辛抱のほどを - GG -

では、では。
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