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【番外編(←またそれかよ!) 】 SF70H 1/18 : 今どきのF1モケイとフォーミュラ・ワンについて... のGG、勝手な勝手な考察?

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******************************GG's New 1/18 Model Review

1/8だとブログ更新も ままならないけど ...なので今回は(も)番外編!!


********************************他のスケールものだったらネタにも苦労しないのですが。

実は今回はこんな感じでGGの購入したF1モデルは「デへへ、いい感じだゼ」って自慢話、元い、モデル比較の話をする予定だったんです。が...それ、もう、やめ。
えっ?そんなことより1/8 ラ フェラーリはって、それはそのデヘヘ (汗)。

近年のF1ディテールが立体的に見たい程に気になってて。で、コレ買いました。
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なるほど早速タミヤの1/20 SF70Hか、って?...いいや、それはコチラ。
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コレも同じくタミヤさんのSF70H。カタログからの画像を(内緒でw)アップ。
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...で、GGが購入したのが下のヤツです。ミニチャンプスのSF70H、ダイキャスト 1/18。今回も前作同様に大人の事情ってヤツにてBBRブランドからの発売中。
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意図的に同じ構図で写真撮ってみました...。が、写真撮るのもぅしんどくて(笑)。

ブログを書き始めた当初はそんな感じに、どこのブログでもやっていそうな2つの商品のディテール比べ(汗)なんかしつつ、どっちがイイのよ?みたいなネタを企画、いやもっと正確に言えば「大枚叩いてるオレの1/18の方がそりゃイイに決まってるだろ」って自慢がしたかったのですが...それワケあってやめました(爆)。

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ハースF1チームのVF-18が昨年型のフェラーリSF70Hとあまりにもそっくりなもので、ライバルチームからはインチキしてフェラーリから設計データ貰ってるだろ!? って開幕戦での速さ以来クレームも出ているようですが、GGが買ったBBRのダイキャスト製 1/18 SF70Hとタミヤの1/20のプラモデルでは、実はそれ以上に、もうそっくりなんです。いやいや、そもそもそれって同じクルマだろってことじゃなくて(汗) ...昨今のCAD製作によるクルマもののトイ事情の話です。先ずはそこから今日の話を始めないと。今の時代、レジンやダイキャスト製のミニカーやモケイそれにトイラジの類に至るまで、それらを作るトイメーカー間での”形状の差”ってのはもうほとんどないんですよ。強いて言えば、スケールの大小による再現度とか自走化のためのモディファイとか、価格的や製造方法の違いからくるディテールの有無があるだけで、何年が前までには必ずあった「ここ、実車と違うゾ」的なオカシナ箇所や特定のブランドが有していた絶妙な実車の雰囲気再現なんてのも...今の自動車トイやモケイでは見られなくなりました。これこそ現代のデジタルデータの成せるワザと、言ったところなんです、単純に言えば「コピペ」ですね。いやいや、GGが購入したSF70Hの比較(自慢??)話をする気が無くなったのは、そういう「些細な」ことが原因でもないのですが。

例えば、くだらない冗談に苛まれながらも皆さんが今お読みいただいているこのGGブログの文章を、何故だかエクセルやワードに書き写すことになったとしても、別にGG文の一語一句をチェックしたりあるいは緻密な計算の基に生み出された珠玉の自虐ネタの仕組みを研究する必要はなく、ただ右クリックでコピー⇒ペースト、それで終わりでしょ? モケイ事が趣味なアホなオッサンが職場の目を盗み盗み数日掛けて書き上げたもの、それと全くと同じ文章が僅か1・2秒足らずで写せる、それはデジタルのデータだからです。紙等に書き写すというのなら誤字脱字といった劣化、いや元の誤字を直されるだろうから優化になるのか、とにかく良きにせよ悪しきにせよ(汗)元の形から微妙に変わってる可能性もありますが、ソフトからソフトへ、つまりCP内での”データ移動”であれば、100%完璧な状態の同じもの、誤字は誤字のまま(爆)を書き写すことが出来ます、それも文章に目を通さず何が書いてあるのかさえ見る必要もなく。だからたったの250名しか従業員がいないハースF1チームだって、その10倍以上のスタッフ数で作るチームと同性能なクルマを造り出すことが可能なんです。もの凄く単純な言い方になりますが、数千時間をも掛けて作ったデータを提供してもらって、自分のところのコンピュータ上へ右クリックしたってことです、もちろんF1レギュレーションの合法的範囲にですが、オモテ上は。

昨今のクルマトイはミニカーやモケイそれにRCの類も含んで、これらは自動車メーカーから直接供給されるデザインデータを基に作られています。よく聞く「実車のCADを使用」ってな宣伝文句がそうです。自動車メーカーから送られて来るのは、細部の情報など補填する必要なんて要らない程完全なデジタルデータ化されたクルマのデザイン情報、それをそのまま金型の製作用のパソコンに直結しちゃうんだから、後から第三者のセンスが入るなんて余地もないし、そんなことをすること自体も不要です。なので、トイ会社毎にクルマの形状が少しづつ違うってことや以前はある意味当たり前だった、想像を基に原型師が図面を引いた ”妙なディテール” なんてのはもう見ることがありません。近年さらには、いよいよCADの技術も進んで来ると金型の設計自体がコンピュータによる支援設計の結果、より複雑にまた理想に叶ったものを製作することが可能になったので、それを用いることで、ディテールに富みながらもかつ正確、精巧な商品を作ることがそんなに難しいものでもなくなりました。今や昔のようにセンスや技術の不足ゆえ、いつまで経っても造形がヘタくそなメーカーなんて存在もレアになりつつあります。こと最近自動車会社から発表・販売されたクルマに関しては、正に自動車メーカーのカーデザイン情報がそのまま、皆さんお手元のトイやモケイになってるんですね。

それってそれじゃぁいつ頃からの話?かと言うと、デアゴスティーニが丁度良いことに1/24で歴代フェラーリのコレクションを出してますので、これに面白いことが見て取れます。ご存知と思いますがこのシリーズ、伊ミニカーメーカーのブラゴとタイアップして(やだな爺さん、それコラボって言うんだよ)、同社の新作・旧作の金型を用いた廉価仕様なフェラーリミニカーが付属します。で対象となったのは昨年1月17日発売の第11号 488GTB、それとその直ぐ後の号、第13号に付属する458スパイダー。この2台、実車はフェラーリ調マイナーチェンジなのでデザインはほとんど同じクルマなんですが、それぞれのブラゴ製 1/24ではその出来が非常に異なります。実際にミニカーを手に持ってお互いを比べ(1/8のブログ管理人がなんで両方持ってるんだか...)て分かるのは、取り付けパーツの隙間とか段差・チリ、それにダイキャストエッジの厚みの違い。それ以上に、2011年発表の458スパイダーはあまりにもアバウトなボディラインが引かれた、強引な造形で... いかにも元来のミニカー然とした出来・成り立ち、あはははブラゴだよネっなんですが、対するフェラーリ2015年発表の 488GTBのミニカーは、と言うと、前作にないドアのウエザーストリップの作り込みとかのそこここの具体的な箇所に及ばず何よりも、クルマの姿勢や実車の持つ巧妙なラインが狂いなく再現されているんです、おおっ!スケールモデルってな具合で。ほぼ同じラインをもっている実車の2車のハズなんですが、お互いのミニカーはフロントフェンダーからして、もう別物。何より印象的だったのはミニカーの重量。これ488GTBの方が明らかに軽い! ナニガオコッタノカ...?

つまりはCP化、製作工程のコンピュータ介入...要は慣れ親しんで来た従来からのブラゴ伝統(大汗)のミニカー職人芸でなくなってるんです。自動車メーカーからの実車CADデータをCPへ真っ直ぐに、それも製作上になんの足枷もなくすんなりと入れることが可能になった結果なんです。だからと言って、ではこれらはあまりにも機械的で味気のない造形のミニカーになっているのか? ということは全くなく、”ちゃんと”カッコイイ。何よりもこれが今どきのデジタルデータ処理で作られたモケイ、ミニカーの凄いところ。”事実”を捉えることって本来なら非常に難しかったことのハズ。ものさしでそのまま測った寸法で縮小モケイを作れば出来たものは実車らしくは見えない、という話はご存じのとおり。よいモケイ化には「味のあるデフォルメ」が必要、それで何処のトイメーカーにもお抱えの原型師がいて、ブラゴでもそんなミニカー職人って方の存在が以前ならあったワケですが...。F1でも今どきのレーシングカー設計では昔には不可能とされていた「風の流れ」を確実にデータ化してそれを推測出来るよう(ってGGさん、それってもうかなり前からですけど...)になったように、技術の電脳化の発展はトイの世界においてももはやセンス的な概念でさえも、例えばスケールの大小からくる視覚の感覚差異なんかも、データの標準化がもうとっくに出来ているのかも?? 上のタミヤ⇔BBR(=ミニチャンプス)の比較写真も、縮小サイズがそれぞれに違っていても同一の構図に納めると意匠の基本となるラインの婉曲具合や起点終点などに違和を感じる差が全く出ない。以前、GGが自ブログ内でアシェットの1/8 ラ フェラーリと実車の画像を同調させてみた写真でもそう。事も無げにこんなことが出来てしまう、今や優れたCAD設計・製造技術がそれらを”操る”優秀なオペレータさん共々一般化されている今どきのトイ事情。GGが推測するに、ブラゴの自社製品への技術改革の実施は、フェラーリ実車の発表で言うと2015年モデルからではないかと? 2013年の発表車両 ラ フェラーリだとブラゴ/デアゴスティーニのミニカーはこれが今一つの出来(及び、この金型を流用して作ったアペルダも出来は今一つ、残念!!)でしたので、同社は2014年から新しい金型製作技法、機械を導入してきたと思われます。2014年は、つまりブラゴがフェラーリのミニカー製造販売の権利をマテルに代わって引き継いだその年。ブラゴだって結構本気だゾ、ってことなんですよ。

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ろくにモケイも作らず、昔の写真を使い回すクセはいい加減に直さないと、GG。
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...だからと言って、こんなことが今回のブログでのSF70Hの比較ネタの取り止め原因となったってそういうワケではないんです。実際、細かい箇所なんかは製品の価格的仕様によるBBRとタミヤのSF70Hとで相違があって、結構興味がそそられるところでもあるのですが、そんな事はもうどうでも良くなっちゃいました。

自動車メーカーにて用意されるCADデータ、公式なデータとしてトイメーカー各社が使用することになるそれは、逆に言えば、データ上に市販しているクルマと異なった箇所があったりすると、例えば発表の直前で仕様変更された箇所などですが、同一の提供CADデータを使って設計・商品化された世の中のトイは、プラモからミニカー、トイラジに至るまで、トイメーカーは違うのに同一車両であれば皆、同様の箇所が実車と異なるディテールという”特徴”を持った兄弟みたいなことにもなります。実は皆さんのお手元にある各々のラ フェラーリも、唯一タミヤ製を除いては、”各車”とも、市販されているラ フェラーリと形状が実際と即していない同じ間違いが一部にあるんです。良く出来た安価だからとはあなどれない香港製のトイラジから、価格がその何十倍もするBBRやMRの完成品、はたまた神がかり的作り込みで誰もが知っているAmalgamでさえ同じ間違えがある。もちろんそれにアシェットの1/8も。みんな同じところが同じ形状、つまりは実車と異なってます。要するにこれらラ フェラーリのモケイは同じCADデータから興された兄弟であって、このCADデータの出所はフェラーリ社が市販プロト製作時のタイミングで ”その状態の”ラ フェラーリから製作し配布したモノ。アナタのラフェも、あそこのお坊ちゃんのミニカーも、ラジコンも、世のトイ・ラフェは皆市販プロト仕様ってことなんです。唯一、市販車のラフェラーリと同じく”正しい”ディテールとなっているのは、独自におそらくは市販車を研究したと思わしきタミヤだけ、そこはやっぱり流石タミヤです。分かりやすい違いは、例に挙げると3枚のラジエーターのアウトレットフィン。実車では市販化に際してこれを2枚に変更、減らしてあります。分かりにくい所だと(汗)、アンダーフロアパネルの前輪付近に新たに追加されたターニングベーンやリアタイヤ直後のリアバンパー下のエア抜きスロット。いかにもどれもがクルマを実際に高速ドライブしてチューニングしたって感じの箇所ですから、タミヤ以外のラフェは走り込みが足りないってことでしょうか(笑)。他にも小さな変更箇所が幾つかあるのですが、どれもエアロやエアのアウトレットだったりするところがフェラーリらしくて実に面白いところです。ってより、その実に面白いが付いてないウチの1/8が気に食わないのですが(汗)。

ところが、今回のSF70Hに限って言うと、タミヤでさえも、なんとウチの1/18と一緒、あるいはBBR(本家の6万円の方)やLooksmart、ブラゴやMFH、これから出てくるであろうトイラジとも全くの一緒の仕様、つまりは皆同様に開幕オーストラリア戦バージョンなんですね。もしかするとフェラーリはモケイやトイの商品製作に際して過不足ない詳細な実車データの用意をする代わりに、いかなるユーザーメーカーにも提供したデータを改ざんした他戦仕様の車両なんかは一切作らせないとかの規則を設けているとか。だっていちいち商品化に際してチェック/認定をしてたらフェラーリの仕事だって増えちゃうでしょ? こっちだと流行ってるんですけどね、改ざん。そんなことも考えられるんですが... いかがなものでしょうか?

実車と違って一枚数が多い3条のラジエーターフィンが大きな特徴。ボンネット内も造りが大幅に違う、てか、アシェットのラ フェラーリと全く同じ、WHも同様。
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綺麗な奥方様とそうでない金持ち風オッサンの写っている写真から、GGはコレがウワサの内々だけで行われる特別先行新車発表会の画像と推測してるのですが...。

ラフェも上の後で改修を受けて、ここら辺は普通の”車商品ぽく”もなりましたが、
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フロア下ではエアロなんかが追加されて、”普通ぽさ”が更に無くなるのでした。

ご興味ある方は市販ラ フェラーリのボンネット内のネット動画でも検索いただければ、アシェットの形状がかなり異なっていることが分かると思います。とにかく昨今のモケイ・ミニカーの新商品事情はそんな感じですので、自分の手にした商品が形状や雰囲気が大きく実車と異なることもないかわりに、ディテールにおいてはこっそりと実は違っていることもあります。自動車メーカーから提供された実車データのそのもの、全てはそれ次第です。どこぞのパートワーク雑誌で声高らかに『当モデルは実車のCADデータを使用、今までにない精密で...』なんてさも事有難そうに謳う宣伝文句は、実のところ、自動車メーカーが配っているデータをいじりもせず手抜きでそれそのまんま使ってるだけで、金のかかる実車取材はしてません、てなことなんですけど。そういうことなので、実車のCADデータの提供ってのは実に好都合なことなんですね。いや、モケイを売る側にとってでなく、売らせてる側つまり自動車メーカー自身にとってとても都合の良いことなんです。実車の取材なんて面倒でコストもかかるようなことをさせるかわりに進んで実車の製作データを提供しトイメーカーに商品化を促す。実際に自動車を運転しない人にまで自動車を売ることが出来るので、自動車メーカーとしてはそれは貴重な収入源となるワケです。なので今は新車発表とともにそのデザイン情報も詳細なCADデータとして用意します、というか自動車設計自体がCPでやってますからそのデータを右クリックしただけですけど。自動車メーカー的にもなんら面倒なこともコストもたいしてかからないことです。フェラーリってメーカー、信じられないことに彼らが作る実車の販売は同社の総売り上げのたったの30%を占めてるだけなんですケド、それじゃぁ残り...というかフェラーリ社を実質的に支えている70%の売り上げを占めているモノの実態?ってのは。フェラーリは新しい車を作ってはオーナーになれる方へそれを販売する傍らで、それとともにオーナーには ”なれない”人にも、つまり世の中の程んどの人にまであまねくその新車(のデータ ⇒玩具・モケイとして)を売っているワケですね。だからある意味、貴重な実車をお持ちの方々とオモチャしか買えない身分のGGとは、フェラーリ社の売り上げを支えていることにおいて正に対等の立場であると言っても構わないんです...言えっこないけどさ(爆)。

F2002時代なのでCADデザインはまだ”自前”ですけど、香港の絵は今でも同じなんじゃないでしょうか? モデラーとはまた違う拘りで作られるフェラーリです。

実車F2002はレース用に10台も作られてないハズ。フェラーリにおいては、マラネロ”以外”の場所で製造されるクルマの数こそが真の生産台数ってことです。

うわ、香港のお兄さんお姉さんの方がモケイ作りがGGより上手い!(しかも早い)
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製作意欲、完全に萎えたわ。それでGGは大金をフェラーリへ貢ぎ 1/18へ転身。
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そもそも当初は同じ車両の2車(2社)を見比べるつもりのブログで書き始めたので
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これらの写真も実はタ〇ヤさんの1/20のHP画像と同じ構図で撮ってあるんですが
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見ていただくとわかりますが形状的なことに関して、両車に差は見当たりません。
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優劣とかではなく価格や作り方に依存するディテールの差が認められる程度です。
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ロゴの類はデカールで処理。ミニチャンプスはフロアのカーボンをエンボスで表現
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表情は豊ですが、フロアが未塗装プラなのはミニチャンプスの性なのでしょうか?

素材とパーツ割りはこんな感じになされてます。ダイキャスト:赤、プラ素材:黒。
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今はタイヤがツルツルですけど、ここからちゃんとヤスリ掛けしてくれるんです...
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深圳のお兄さんお姉さん達が。”リアル!どうも有難うございます”(一購入者より)

その他、細小パーツ取付けや鬼デカールの手間を思うとタミヤより案外お得かも。
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...と言うことで、差は商品としての作り方にあるのが今のクルマモケイだってことで、外観上の重要な意匠に関することならどれも100%近く信用してよいでしょう。SF70H、リアのサスアーム真下とフロアとの間には結構デカイ整流ウイングがあるなんてこと誰も知らないでしょ?? GGもこれ買うまで知りませんでした!!!
”近年のF1ディテールが立体的に見たい程に気になって” 買ったSF70Hは大正解...ワハハ、あっぱれじゃ。そういうことになるハズだったんですが?ここまでなら。


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「面白くなりそう...!!」のイメージが出るかと思ってGifアニメ試してみました。
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でも、やっぱりどうしてもGGはこのチカチカ感が馴染めないや...ボツかな?Gif。

今年のF1は久々に(汗)面白くなりそう...!! 決っして焼きパパイヤと青牛の因縁対決なんて下衆な話題にそそのかされたにわか興味なんかでなく、レギュレーション改定でクルマにカッコよさが帰って来たから、って、ん?こっちのがよっぽどゲスか。HONDAが青山で開幕戦のパブリックビュー開催ってことで早速愚息を連れて行ってきました、こういう事をするの何年ぶりだろう。今年のF1はなんか面白くなりそう。ついでに「とろろっそ」とかって昨年のF1も置いてあるんだ、とか。

...結果は全く予期せぬものでした。ショックです。パパイヤ、ダブル入賞?青い方は最下位と参加車唯一の機械トラブルでリタイヤそれもホンダ製PUが故障って? ショックなのはそんなことじゃなくて、もう全くの予期しなかった別のモノになっていたからです。それは今でもどこぞのF1ショップなどでお目にかかれる売れ残り元目玉商品の何年か前のF1実車翼端板だとかボディカウルとはもう全く異なるモノになってます。名古屋空港(セントレアよ)に展示してあったトヨタのF1をヒマついでに眺めていたのも、考えれば昔のことなのかもしれませんが、パブリックビューイングでそこに見たトロ・ロッソ SRT12はもう自分が思い描くレーシングカーなんてモノではなくなっておりました。ついここに来るまで不肖GGが知っていたレーシングカーは、自動車運動力学で作られたシャシーの上にデザイナーの空力テイストを纏うエアロボディを着飾ったロマンの匂いがする創作、それこそ違いの分かるコーヒー香るCM(古すぎ)の延長上の世界の自動車であったのですが。
何が起こったのか? 製作過程の中にコンピュータ介入してるんです...介入なんてものじゃない、これを造り出したのはデザイナーの空力ロマンでもなければ勘などでもなく紛れもなくこれはデータそのもの、CPの数値流体力学の値そのままの姿をしたエアロ・アスリートがそこにいたんです。

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例えば、上の2つの写真で分かりますか? タイヤが吊下げられた感じに取り付けてある。前後輪ともサスペンションのロアアームの位置がタイヤ中心よりも高いところへまで持ち上げてあるんです。これは従来のサスペンション構成物が下半分、物理的に無いようなもので、この付近のエアロデバイスがサスペンションアームの存在で機能や設計の妨げにならないようにする処理。理想的な空力数値を求めることを優先するがゆえ、こういうことが至る場所で平気で行われている。まるで自動車の形に対する冒涜、あるいは既にこれは自動車ではなくなっているのかも。今やもう自動車運動力学で作られたシャシーにエアロボディを纏うような世界ではなく「空力思想」こそが設計の中心、それに ”自動車的な” 操舵装置や駆動装置を組み込んだようなもの。今のレーシングカーはそれが正解の姿なんでしょう。その最先端こそはF1。地上数センチ上をいかにして相手よりも早く ”飛べる”か? その数値解析の研究の先端にこの ク・ル・マ は存在するでしょう。(...あのぅ、お客様?)

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現代のF1がいかに数値解析の成果を大切にしているかを裏付けてるのが、レギュレーションで許されたエリアに可能な限り取り付けられる数々の空力デバイス。その”みてくれ”がどう不可解な形をしていようとも、些細な大きさのフィン一枚一枚に至るまで全て皆きちんと整合された見事な翼断面を持っていて、そしてなによりも堅牢な造り・取付けとなっているんです(って、スミマセンお客様? お手を触れないでって書いてございますので...)。エアロに関しての追い込んだ解析が出来ているからこその、それを活かす度を超えた数々の設計、製造。すさまじい振動と風圧がかかる実際にクルマを走らせた状況下でコンピュータ上の計算と乖離しないよう、いかなるパートもみな精巧でかつ高剛性(...お客様、ですからクルマにはお手を)。ところがそれを叩いてみると分かるのは ”コンコン”となんとも軽い音がする、つまりこのパーツは軽量でもあるってこと、全くの隙がない!! (お客様っ!!)
そんなもの凄い説得力の高さに、いやが上にも圧倒されてしまうばかりなのです。

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F1と言えば誰でもついついその巨大な4本のタイヤに目を奪われがちですが、しかしながら、それらを取っ払って間近でつぶさに観察してみると今のF1はつくづく航空機的な造形をしているのが分かります。あるものは気流の流れを加速させ抵力を抑え、あるものは浮力を打ち消すためにそこに備えられ、そういった付加的な空力デバイスだけでなく、今や全体のラインからして航空機のそれのよう。ダルに立ち上がるラジエーターインテークのエントリー形状からエンジンカバー付近の膨らみ~サイドポンツーンリアエンドに至る辺りは本当にジェット機のエンジンナセルとそっくりなラインを描いてると思います。ルックス的な速さとは違う智力。

かってF1とは、音速の2倍で飛ぶ戦闘機みたいな尖がった格好のクルマでした、が
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今は速度域の近いビジネスジェットや旅客機との空力的類似が数多く見られます。
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それにしてもリアウイングと翼端板の境のこんな空力処理とか本当驚かされます。

昔のF1(のボディ)はカーボン製って言っても、どちらかといえばそれらは以前のFRP工作をカーボン材に置き換えたもの的な印象があったんです。いかにも硬く軽くもありそうでしたが、近くで見たそれは無骨で、チリ合いの具合なんかは実際褒められたものでもなく、塗装にしても、例えばあの頃見たミナルディM191なんて、さすがイタリアの粋なデザインセンスの良さを感じさせる細ストライプの入った塗り分けも、紺・白・黄色をざっとペイントしてその境目をいかにも安っぽい細いビニールテープでもってラインが引いてあるだけだったし(汗)。それで塗装の段差はスゴイのロゴが野暮いのなんの、って、なんか悪口ばかりですが(笑)。でもGGはそういうのが ”レーシングカー的”でカッコイイって思っていました。ダバダ~♬ でしょ? 雑に言えばだから実車のF1だってプラモとかの延長でGGの認識は済んでいたワケですが...。それが今や理想のエアロを追求したボディはブログ冒頭の写真のとおり塗装でのマヌケな段差がどうのなんて次元じゃなくて、もう塗料に厚みなんてもの自体がない(驚)。互いが吸い付き合うようにピッタリと収まり見るからに剛性感ありそうなボディカウルも、それでいてエッジを見るとびっくりするくらい薄くそれは紙細工で出来ているかのよう。さらにモノコックは深海探査だか宇宙に行くんだか、そんな特殊な目的下でないと作らないような信じられない高い精度で仕上げてあって...一体アンタらスペースシャトルでレーシングでもするつもりなの?まさにそんな感じです。大げさ? でも、見たことがあるでしょ、レース中のピット風景、レースの進行状況をクルーが厳つい顔してオンタイムでモニタリングしている様。あれはコース脇のヤツだけじゃなくてさらにデカイのがガレージの中にもあって、数メートル先で実際のレースが行われているのにそこに籠ってスタートからゴールまでデータの解析。さらにそれだけじゃなくそれぞれのチームの本社がある、ドイツ、イギリス、イタリア、それにエンジンメーカーのフランスそして日本において、それぞれ特大のマルチスクリーンを備えた専用ルームで、いかなる国いかなる時間でレースが行われてようと、今そこを走っているマシンに搭載された300個の車載センサーからのオンタイムあるいは1周毎に送られて来る最新の情報を確認しならが、お互いに連絡を取り合いながらそうやって瞬間、瞬間のレース戦略を立ててるんです。まさにNASA、いやそれ以上でしょ! 今のF1はそういうことをやっている、いやそういうことをやるのが近代のF1という”自動車” 競技。それだからトップチームともなれば年間に600億円もの運営費用を掛けてくる、この世界では例え小さくあろうとも取りこぼしなんてミスは許されない。そう考えればチタニウム合金製ボルト何本分にも相当する軽量化を実現する極限まで薄く塗装されたペイントやパネル同士のチリ合いなど、何故様々なものがそこまで完璧に近いのかが分かるでしょ? そんなところで行われている最先端の研究開発の成果がいかなるものか。トロ・ロッソってたしか、ミナルディから発展したチームだったじゃないですか、なんともまぁすっごい変わり様。今じゃライン引き用のビニールテープもペイント棚にあったりはしないんでしょうね(←当たり前だろ)。

な事は別にミナルディの血筋をひくSRT12もシャレたクルマでした。ブルの背、
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ボケる銀塗装に替えて銀テープの光にてラインを強調。イタリア製は今も粋です。

そういったところで、パブリックビューイングも終了。我らがトロ・ロッソ ”ホンダ”のまさかなオーストラリアGPの結果は、あらかじめホンダ青山が用意した(と思いますが...)幾つかのクロージング用原稿のパターンのどれとも合わず、なんとも締まりのないアナウンスにて幕となりましたが、そんなことよりもGGには...。

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”近年のF1ディテールが立体的に見たい程に気になって” 買ったSF70Hでしたが...危うく誤解をするところでした。細かいところまでも非常に良く出来た有難いCADデータから作られる昨今のクルマトイの数々。1/18のダイキャストF1ミニカーの方が縮小スケールが大きい分、細部の再現には有利。あるいは、1/20スケールであってもそこはやはりプラスチックの方が立体化の素材には向いているハズ。どちらの意見を取るかはさておいて、きちんとした価格帯の商品であれば、いづれのものであれ今のF1フォルムのトレンドをしっかり確認したいという希望を叶えることは難しくはないでしょう。でも、もし今のF1カーの本質を知りたいのであるならば...何年か前までとは違って例えこういった良く出来たトイ達をつぶさに見ても、ないしはひっくり返しても、枕元に置いても、職場に持って行ってこっそりと眺めてみても、そういうことをしたところで(汗)も、おそらくは分からないでしょう。それはデジタルのデータの中にあるようなものではなく、だからモケイやモデルカーに写し取ることは出来ないんです。モデルガンはどう高額な商品であろうと所詮それは見た目のよい”玩具”。手に持てば楽しく見て眺めてもヨシ。あそこはリアルだしここはよく出来ている、そうは言っても、そこにあるのは本質とは離れたところにある単なる本物っぽさだけ、元となっている実物の用途は言わずもがな。そのための”優れた”結果のみを出すことだけを目標に作られた”道具”で、飛距離、命中精度、そして求める殺傷能力のそれらを熟考のうえ考え出された設計と素材と製造の結果としてのカタチを成しているものです。そして、そういった突き詰めた本質の基に生まれる道具は類を問わず皆、あの表情を自然と持つようになるんです。決して写し取ることの出来ないその表情、パブリックビューイングで見た今のF1マシン トロ・ロッソ SRT12もその表情「非常に醒めた機械」を持った窮極な道具だったんです。机の上に飾ったピカピカのF1ミニカー、そういったものを眺めているよりも、そのミニカーをディスプレイ台から外し、代わりに同じサイズのペンチや精密ドライバーをそこへ置き眺めみる、その方がよっぽど今のF1の本質が見えて来る気がします。

結局は...そういうことなんです。

んん~ん? 結局は...ナンだって。と言われても今日のブログ、実はどう纏めようか特に締めるネタが見つからなくって。あっ、そうだ、件の ダバダ~♬なCM

20秒辺りのところで女性の方が爆笑してるんですよ。いったい何を話してたんですかぁ、中嶋さん! ってところでお開きなのはどうでしょう。

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違いの分かる話、なんかちーっともしてない!

気になりますでしょ? では、では。

Comment

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こんちは!
仕事の合間に読みながらでしたので、読み終わるのに1日かかりましたw
なるほど〜最近はCADのデーターでほとんどの模型で差がでないんですね〜。
あとはディティールの差となるわけですね。

F1のマシーンも最近のものを見るとあの立体迷路のようなフィンたちを見ると、もうこれ人間のデザイナーのアイデアでは無いなwとわかりますよね〜。もう、飛行機よりも複雑でしょうねw
軽く強靭なボディーというのも技術の進歩でどんどんレベルが上がって来ていますからこの先どうなっていくかとても楽しみですね^^。
2018年04月16日(Mon) 21:15
CPデータはオタクじじいの夢を叶えるのか?
編集
6jiroさん、おはようございます!

CADのデータ、便利です。でもだからといってトイ造りが楽になったってことでもありません。

確かにCP化で手抜きをするメーカーが存在する一方、他方ではCPデータ管理による超絶な製造技術の実現を進めていて、いままでは困難とされていたものを具現化しようと努力もしてます。バンダイではエナメルの質感をもったプラパーツとか、凄いのは血色の感じられるフィギュアプラモなんてのも開発中だとか。これらはもちろん次世代ガンプラへの先行投資ですけど、そのうち、バンダイさんこそ案外タイレル社になってたりして。

CPは可能性です。手抜きにも使えるし、先に進むのにも使える。要するに「鋏とデータは使いよう」とってことですね。そのうちトイやF1に限らず、神業的職人芸の領域だったモノが大量生産出来るようにもなりますよ。

例えば、蚊に刺されるくらいの“痛み”しか感じることの出来ないようなもの凄~く細い注射針とかも出来ちゃうとか。歯医者さんへ行くのも、楽しくなりますな、な、事になるといいのですが(痛いのキライ)。

2018年04月18日(Wed) 06:01
No title
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お早うございます!

あれえ いつの間にか更新されている。
毎日覗いているのですが気がつきませんでした (^^ゞ

今回も盛りだくさんというかてんこ盛りですね!
ざっと読むだけで30分ぐらいかかりました。
中身は10回ぐらい読まないと理解しませんけど、、(汗)

最近はF1もほとんど見なくなり(ラリーしか見ていません)ましたが
相変わらず空力がメインのレースなんですね。
オッサンにはエンジンが丸見えの頃のF1が一番楽しかったです。
タミヤのプラモも1/20で税込5400円!!いや~ぶったまげましたよ。

CADCAMもそうですが、これからは実車のF1も超高精度の3Dプリンターでも
出てきてボディもほとんど一体成形の時代になるんでしょうか。



2018年04月19日(Thu) 09:04
更新に気付かれないステルスなブログが魅力なんです。
編集
ottoさん、こんばんは!

>あれえ いつの間にか更新されている。
決まりのない更新のタイミング、それが当ブログの魅力とお考えください(汗)。
ついでに、先程こっそりと最後の文章を書き直してます。どうしてもまとまらなくって
...なので、後から読んでもまた楽しめる、それも当ブログの魅力とお考えください(汗々)。

>税込5400円!!いや~ぶったまげましたよ。
プラモの高騰はある意味仕方ないことで、単純な数字計算ですが、例えば、昔と比べ模型趣味の人口が半分になれば、今までの半分の量しかモケイが売れなくなる、で、それを補うために価格を2倍にする、さらにその模型の趣味の人がプラモデルの代わりにパートワークを始めたことでプラモデルを購入する機会はまた半分に減る、とすると、結果的にプラモ会社が以前と同じだけの儲けを得るためには、価格を4倍に上げないと生き残れない。

だだ、言い方が悪いとは思いますが、価格が4倍になったのは買う側の責任だけでもありません。そもそもが自分のところの購買客を別の業界に取られてその結果の値上げですから、これはモケイ会社自身の落ち度とだも思います。パートワーク形態は本屋さんがその”存在”に気付く前にモケイ屋さん自身で始めて、購買客を囲い込んでおくべき商売だったと思います。組立て説明書にはモケイになった実車や実物の始祖的な解説文章を載せていたのですから、そこから進化、発展してプラモ付き書籍へカタチが変わる可能性だってあったと思うのですが、恐竜が鳥になったように。勝手なことを簡単そうに言うな!って𠮟られそうですが、一般人の趣味がプラモから別の商品へ移行することの方がもっと簡単です。プラモデルの40倍の定価でもパートワークに惹かれる人がいっぱいいるワケですし、デアゴやアシェットなんかより、ず~っとブランド信仰の厚いタミヤ、ハセガワ、フジミ、アオシマを差し置いてまでして。

ボディの右半分と左半分を接着するだけのモケイでは、この先、レコード針やカメラフィルムと同じ道をプラモデルは辿ってしまいそうな気がします。価格にぶったまげるのは致し方なくても、同時に商品内容の魅力にもぶったまげさせられたいんです、パートワークを辞めちゃえるくらいに(...が本音です)。価格的にせよ、内容(ギミック、仕様)的にせよ、プラモだから出来ました!! ...な、何かが現れないものでしょうか?

2018年04月20日(Fri) 23:37












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