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週刊 ラ フェラーリをつくる:カーボン編 『カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-』<後編>

これが『カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-』ってナニ?


................”1/24ミニカー”で来られる方も多い中、メインの1/8もやらないといけないので。

...それはつまり、その、GGがたまたま見つけた1/8 ラ フェラーリカーボンパネルカスタマイズ用のツヤ出し技法なんです。即日仕上げOKで仕上がりバッチリ。

xxxxxxxxxxxxxxxxxxつまりは↓ なんです。

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と、言うことで前回に引き続き『カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-』本日は<後編>に行きたいと思います。ソレナニ?ってマジにご存知ない方のために、分かりにくいかもしれませんが一応要約してご説明しますと、クレオストップコートでクリア塗装をしておいて、両面テープの剥離紙でもって乾燥前の塗装面を均一に磨いて鏡面仕上げをする手法なんです。なんでクレオスなのさ?両面テープでツヤなんか出るか?...ですか、やっぱり前編を読んでもらった方が早いかも(汗)。

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このツヤ出し方法、元々はエナメル塗料のクリアー色の筆塗り跡を消すためにGGがやってたことを応用したものなんです。筆跡ってイヤだから、大抵GGはスプレーを使いますけど、缶スプレーって塗装面の厚みが実は均一じゃないんですよ。面と面が重なる場所やエッジには常に大なり小なり「塗料溜まり」が出来てまして、普通色だと問題にはならないのですが、クリアーオレンジなどの半透明のクリアー色だと塗装だまりに溜まっている塗料の量に応じてあちこち色の濃さに変化が出るほど、ハッキリとこれがよく分かります。特にリアランプとかのクリアパーツ上でこれをやると非常にカッコ悪い。なので代わりにエナメルでちょっと濃い目に筆塗装。濃い目のエナメル塗料って、ドロっとして乾きが非常に遅いんですが。
で、半乾きの状態で両面デープの剥離紙を使って塗装面を軽くポンポン叩いて上手く表面を慣らしてやると筆跡も塗装ムラも消えてくれるんですよ。クレオスのトップコート、水性塗料でやっぱりちょっとドロっとしてるでしょ? もしかしてこっちもイケるかも、って...それが発見のキッカケです。実は塗装溜まりに塗料の量がまちまちの件、GGの『GG命名、カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-名前そのまんま』(GGよ、やっぱりこれを正式名称にしたの?)においては、磨き出しの作業をちょっと面倒なものにしてるんですが、その説明は後ほど...。

※『GG命名、カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-名前そのまんま』は、以下『-Ver.2-』と記します...お察しの通り、タイプ打ちが面倒でして(笑)。

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前編>から続いてます。先ずは前回の磨き方についての補足から。

磨き出しの基本は上の写真のように、指の腹を使ってパーツを磨き出してますが、面同士がきつい角度で交差する個所など、磨く場所によっては指の腹が研磨面へフィットし難いところが出てきます、でしょ? で、どうするかというと、写真のように剥離紙を軽く折り曲げて、その先端を用いて磨き出しをします。

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この方法、前段で書いた”他にもいいこと出来ます”に使えまして、1/8 ラ フェラーリ限定ですが、非常にお得な応用があります。アシェットってGGなんかより10倍は綺麗にカーボンデカールが貼られててとても良いのですが、ところどころ残念な気泡がちょびっと発生してることがあります。こういう箇所とか(↓)。

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ダッシュポードが by『-Ver.2-』でツヤツヤ綺麗♪ で、は、なくて問題はこの黄丸内の気泡。これセンターコンソールに立つ三連スイッチの各お団子の付け根にもありますが、角度のきつい箇所のデカール貼りの際に上手く空気が抜けずにそれがそのままコブとして残形化したもの。デカールはとっくに乾燥硬化しちゃっててセミの抜け殻よろしく、この形のままで固まっちゃってて潰れない。
これを『-Ver.2-』の磨き出し途中で、折り曲げた剥離紙の先端でもって”コブ”をチョンチョンと押し潰してやります。それを普通に磨き出して乾燥させれば、コートされた塗料の硬化で平坦な表面に保てます。大きな気泡の場合は、鋭い針先などにてあらかじめ中の空気を抜いておく必要があります(空気が抜けやすいように孔を開ける位置も検討のこと)。これで、さて?気泡なんてここにあったっけ、てな仕上がりに出来ます。などと言っといて、この方法気付いたの、ダッシュボードの磨き出しが終わってから...だから写真の様に、ここに気泡が残りました、トホホ。
(団子三兄弟の方はちゃんと気泡消しました。)

言ったろう軽助。GGはカスタマイズした後で進化するタイプのブロガーだって。
てか、アニキ。それ進化、遅すぎじゃねーのか。
モンスターなのはクルマの方じゃなく、ノロマの方だ‼ (両助、ついでの一言)

........ 汗・汗・汗



そんなふうに、結構使えるこの『-Ver.2-』なんですが、磨き出しの作業にはちょっとコツを要します。

実際のところ、モケイのパーツって立体的で複雑な形状・構造のものが多いので、スプレー塗装を行うとパーツの場所場所でスプレーした塗料の厚みが異なってたりしてます、っていうのは上で書いたクリアーオレンジの話しの繰り返しになりますが、今回はアシェットのカーボンデカールへの磨き出しに際して3回程度の重ね吹きをしますので(前編を参照)、この傾向がさらに強くなるんです。エッジだとか面と面とが交わる場所は塗料が多く、V字みたいになっていると、えぇ~っ!ってくらい塗料が溜まってたりします。『-Ver.2-』は未乾燥の時に研磨を行うので、これはちょっと厄介。塗料の乾き始めのタイミングとその進行具合つまりは表面の柔らかさがひとつのパーツ上でもあちこちで違ってくるんです。平面や球形状面は、早くから乾燥が始まって硬化スピードも早め。逆に面の交わる箇所は、乾燥が中々始まらないばかりか、進行も遅く、2回目、3回目の研磨段階へ即座に進まない。ちょっとこみ入ったパーツになれば、面の重なり具合もバリエーション豊富、左右対称のパーツだって右と左に全く同じ量のスプレーなんて吹けてないでしょうし。こういう感じに、ひとつのパーツ上で塗料量の違いを見極めつつ作業にあたる必要があります。まぁ、さほど神経質になることもないんですが、ただこのことを忘れて一本調子に磨き出しなんかしてると、予想以上に多量の塗料が乗っている所に不意に出くわして、思いもしない痛い目に遭って...しいましたワタシ(爆)。エアボックスの中央ラインって谷と球形状面の組合わせで、ここ極難所です。

もちろん、いきなりムズかしいところから始める必要はないので、この手法、もしお試しになるのならGGお薦めのフロントスポイラーからされるとよいかと思います。既に組みつけてある人もネジ留めなので分解・再組立が出来るし、失敗しても部品ごとに最悪、買い足せますので(あくまでも最悪の場合ですが)、こういう点はパートワークものって便利ですよね。このフロントスポイラー、ほぼ平面構成なんで技術習得にはもってこいです。組付けると見えなくなるところも多いんですが、それだけ失敗も隠せますし(汗)。でも失敗って大切でしょ? どうして失敗したのか、もっとこうした方が良かったかも、って実際にそういう類の経験が出来ないと、いつまで経っても成功には繋がりませんから。

...そんな幾多の失敗の日々を積み重ねて(汗)、GGが仕上げたのがこの結果(↓)。
どうです、テレビの画面もハッキリ映り込んでます(妙にかわいいキャラクターですが、これ何ですか)。

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この『-Ver.2-』もうひとつ難点が、というより欠点がありまして。持ち手に出来る部分(未塗装箇所など)のないパーツの磨き出しが実は困難でして。塗料が乾く前に磨き出しをする都合上、どこもかしこもグルっと塗装されたパーツでは、それを手に持って研磨することは出来ません、当たり前ですけど(笑)。

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研磨の最終段階では力も掛かりますので、それなりの力でパーツを保持することも必要になりますのでいろいろ頭も使います。作例のFスポイラーは裏面の磨き出しは放棄(クリアー未塗装)、立体的なエアボックスは手のひらに載せて上部は磨き出し、側面への対応はパーツの底の接合穴へ爪楊枝を2本、突き刺して持ち手としてます。途中爪楊枝が折れたりで(笑)、結構焦りましたけど。影となる下半分もトップコートの吹きっぱなしのままです、どうせ分からないし(汗)。後々の組立てで隠れる場所のあるパーツは、そこを大いに且つ大胆に持ち手に利用しちゃいます。

コックピット全体がGGの『-Ver.2-』仕様のカーボンパネルを纏ったGGフェラーリ。実はコックピット後部隔壁のヘッドレストで隠れる部分に恐竜が絶滅級しそうなくらい大きなクレーターがあり、これは研磨のインパクトで出来たGGの親指の跡と推定されております。

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以上が『カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-』についての内容です。
この磨き出し技法、上記の他にも良い点がいくつかあって、例えば紙ヤスリで研磨しないのでカーボンデカールを誤って削ってしまうことがないとか、使用しているクレオストップコートはシルバー塗装を侵し難いので、MP4-23のツヤ出しコーティングなんかにもイケる(銀色がくすまない)、とか。もっともボディーパーツの薄い1/24スケールのプラモだと磨き出しに必要な力は掛けられないので、やっぱり1/8 に特化した技法と言えなくもないのですが。

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とにかくこの手法、GGが特に気に入っている理由が、実車のクリアコーティングされたカーボンに風合いが近い(独断ですけど)点。今回のラ フェラーリ、要所要所の使用のカスタマイズに留まってますが、ヴェイロン ”ピュール・サン” バージョンっていう全身クリアコートカーボン仕様の車両なんてのもあって、あんなのをカスタマイズ出来たら、さぞ高級感漂う1/8 モデルが出来るものと思いますよ(制作費用も高級感漂うでしょうが...)。

実は、ラ フェラーリにも公式仕様としてのカーボンルーフのバリエーションがあるんですよ。それにこのアシェット ラ フェラーリ、ルーフもドアのトップも別部品で加工、および失敗したときの別購入が(爆)...なぜかGGのカスタマイズに向いてるパーツ構成。今回もGGはアシェット ラ フェラーリがGGにカスタマイズをそそのかしている気がしてなりません。『ソレって、やれってことだよなイデ?』
『伝説巨神イデオン』か古いなぁ、GG。えっ、イデの導き、ご存知ないですか?
ともかく、上手くいけばこんなのが出来るんじゃないかと(↓)。ただし自作のカーボンデカール問題が未だに解決されてないので、現段階ではこの案、保留です。

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GGフェラーリのお屋根もこうなる日が来るのでしょうか...?
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最後にひとつ、クドイようですけど。
クレオストップコート、水性塗料のせい(か?)で、乾燥時間が少し長が目です。『カーボンパネルのクリアコート -Ver.2-』は研磨時の加圧で、仕上がりの透明感と共に表面の硬度も上がってますが、もちろん乾燥が完了するまでは、まんまクレオストップコートです。ですので、乾くまでは触れないように...って言っても、ツヤが上手く出ちゃってたら、すぐに組込んで様子見なくなりますよネ、やっぱ。なので...その際は、何卒 ”気”を付けても、”傷”は付けないでくださいネ(笑)。


カーボンパネルのツヤ出しカスタマイズのお話し、これにて完といたします。
これで、ひとつブログ執筆ノルマ終了。では、では。


ひぇ~ノルマは未だいっぱい残ってるぅ~。
モンスターなのはクルマの方じゃなく、ノルマの方か?! (両助)

........ 汗・汗・汗



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